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「さて、今回は前回の一時限目時にレス数の問題でカットした四次、五次聖杯戦争についての講義をやる」 「先生ー!!ちゃんと覚えててくれたんですね!俺感激しました!」 「ふん、甚だ不本意だがやると言ってしまった以上はやらないわけにはいかんからな」 「……前から思ってたんですけど教授って魔術師にしては凄く律儀ですよね?何だかんだ言うけど結局は付き合ってくれるますし」 「…………ふん。まあいい四次、五次のサーヴァントに入るが皆も知っている通りその性能は大体判っているから一体を長々と解説はしない」 「あれ?今回短いんですか?」 「フラットおまえな、四次と五次だから14体居るんだぞ?そんなもん長々やれるか!…………いや別に短くも無いんだけどさ……」 「ではまずは四次聖杯戦争のセイバー、アルトリアからだ」 「うわっ!すっげえめっちゃ美人!見えない剣とかオシャレ過ぎ!」 「正体は誰もが知る彼の騎士王なだけあってセイバークラスの中でも、というよりはサーヴァントの中でも最高レベルの英霊だろうな。 能力値、戦闘力、宝具、そして異常なまでの打たれ強さに加えて、扱い易さと負担の少なさも合わせ持っているようだ。 おまけに通常戦闘でも宝具の打ち合いでもどちらでも十分に勝てるモノを持っている。例外的な要素が無ければ普通に勝てるサーヴァントだな」 「女の子の騎士ってのも結構良いもんですね。おまけに強いとか言う事無しじゃないですか!」 「まあ普通にマスターに薦められるサーヴァントだ。彼女の最大の利点は誰がマスターであっても良い所までいける」 「次がランサー、ディルムッド」 「教授ぅぅ!なんすかこいつ!槍二本ですよ槍二本!俺サーヴァントこいつにしたいです!!」 「無理だな。もうディルムッドの聖遺物は無い。どうしてもと言うのであれば彼の故国の土でも掘り返して来い。 運がよければ何かが見つかるだろうさ。さて能力値はセイバーと比べると僅かながらに落ちるがそれでも十分過ぎる能力値だ。 負担の少なさ。扱い易さは最高に良い。宝具能力も実にエグいな。フィオナ騎士団最強とあって通常戦闘もかなり強い。 ただ宝具のタイプ的に宝具同士の打ち合いは出来ないから通常戦闘で勝つしかないな」 「強いけど結構地味なんですね?」 「ランサークラスとは皆そんな感じだ。著しい派手さは持ち合わせてないが、それでも堅実に勝ち抜いていけるのが魅力でもある」 「次はアーチ───」 「うわああああああああ!!マスターVぃぃぃ!これはヤバいですって超カッコイイ!金ピカですよ金ピカ! 金☆ピカ!☆キラーン!!(効果音)ってくらいこいつ金ピカですよ!!?うわぁこの英雄と契約したいぃぃ!」 「ああ悪いことは言わんからこのアーチャーは止めておけ。こいつと契約したらお前恐らく死ぬぞ?」 「……え?な……………なんでですか?」 「英雄王ギルガメッシュは扱い易さが最低最悪だからだ。ランク評価するとE-吹っ飛ばしてZランク。 戦力だけで言えば間違いなく無敵なんだが、この英雄王はまず人間程度で御し得るサーヴァントじゃない。 特にフラット。お前じゃ確実に死ぬ……いや、殺されるだろうな」 「…………別のにします(T_T)」 「で次が……ライダー、征服王イスカンダル」 「あ、これが教授の契約したサーヴァントなんですか!?ほらあやっぱ超カッコイイじゃないですかぁ!嘘つき!! 体もでかいし、しかもマント装備ですよマント!王者のマント!風でマントがはためくとかカッチョイイじゃないですか!!」 「……こいつと契約する気があるのなら真名の秘匿は諦めろ……。あと額には鉄板かなんか当てておけ……アレは凄く痛い…」 「どうしたんです額なんか押さえて?」 「いや……なんでもない。こいつは色々と問題も多いが戦力的にはまず申し分はない最強クラスだ。一番の見所は最強宝具『王の軍勢』。 あと実際その場面には立ち会えなかったのだが、どうもさり気無く王の軍勢と神威の車輪は同時使用出来るっぽいぞ?まあ魔力消費は半端じゃないだろうが。 戦車の宝具を主戦力に戦っていくゴリ押しタイプだな。あとさり気無く戦略家でもある……馬鹿だが。どうしようも無い程馬鹿なんだけどな…… まあマスターが世界征服でも目指して無い限りはギルガメッシュとは違いライダーに殺されることは無いだろう。戦闘ではライダーと一緒に敵の前に姿を晒して一緒に戦う事になる筈だ」 「あの……先生なんか嬉しそうなんですけど、どうかしたんですか?」 「……ファック。気にするななんでもない。次にいくぞ」 「次はバーサーカー、ランスロット」 「こいつ見た目からして物凄く強そうですよねー!如何にも、オレは闇に堕ちた黒騎士…なんて台詞が似合いそうな姿だと思いません?」 「そんな台詞の似合う似合わんはどうでもいいが、なんて言ってもランスロットは僕鯖だからな。おいおいと言いたくなるような能力が目白押しだ。 正体隠匿宝具は判るが武器の剥奪宝具は恐らく神(虚淵)がランスロットのガンアクションを(させる為に)見越して付けた宝具だろうな……。 まあそういうのもあってこのバーサーカーは戦力としてはその偉名に相応しく一級品だ。然るべき資金とコネがあれば武装させてお手軽に戦力強化を図れるの魅力だな。 ……が、扱いやすさと負担の少なさは最低レベルだな。余程の執念持ちか魔力多量持ちのマスターじゃないと即刻吸い殺されかねない」 「ちぇガッカリ……いやでもまだ試してみるまでは吸い殺されるとは───」 「試さんでいい!」 「それからキャスター、ジルか」 「この魚類みたいな人相に時代錯誤風なローブ、如何にもワルモノを形にした様な容姿ですね。あー見た目からしてヤバそう…」 「良く判ってるじゃないか。真っ当なマスターならまずこのジルはハズレだな。ちょっと使い物にならない」 「ハズレって、そこまで酷いんですかこの旦那?」 「ああ、キャスタークラスと言う意味でも最悪だ。なにせ錯乱してるからな」 「うわぁ……バーサーカーでも無いのにそういうのってあるんですね…」 「ああ稀にだが精神汚染スキル持ちの英雄がいる。まあそのお陰でこいつとは意思疎通が成立しないからマスターの指示も聞かなければ、 キャスターとして権謀術数を張巡らす事も出来ない上に、何よりこいつはサモナー寄りの魔術師なせいかどうも普通の魔術工房が作れていなかった。 さらにドトメとばかりにどうしようもない殺戮者だ。あまりに派手にやり過ぎて四次聖杯戦争では監督役から粛清命令が出たくらいだからな、まったく……」 「……………」 「まあつまりジル・ド・レェは要するにキャスタークラスとしての旨味が全く無いわけなんだが、皮肉なことに宝具だけはとんでもない。 やれやれ、本人は全く使えんが宝具だけはかなり使える、なんてのはジョークにもなってないな」 「うわあ……ちょっと格好良さ気な気もしたけど俺この人はいいかなぁ」 「そして最後はアサシン、百の貌を持つハサン・サッバーハだ」 「こいつはなんかイマイチっすね」 「見た目はな。だが能力は暗殺者として考え得る中では最高のモノを持っている」 「え?そうなんですか?」 「こいつな、増えるんだ」 「増える?このアサシン前世はワカメかなんかだったんですか?」 「フラット、ハサンは水に漬けても増えん」 「い、言ってみただけじゃないですか……」 「手っ取り早く言えばこのアサシンは多数に分身して同時活動が出来る。 偵察から監視、暗殺までこなせるため然るべきマスターと組んだ場合は最後まで勝ち残れる可能性もあるな」 「お、お、俺!このアサシンと組みたいです!」 「お前はどう考えても然るべきマスターじゃないだろう」 「なんて酷い言われよう……」 「で、次が最近あった第五次聖杯戦争のサーヴァントだな」 「こっちも超激戦区だったらしいんでしょう?」 「ああ。四次のレベルも高かったが……そうだな。総合的に見た場合、四次よりも五次の方が若干上かもしれん。数も多いしな」 「じゃあやっぱり組むなら五次の面子ですか?」 「いや必ずしもそうとも限らない。まあとにかく見ていってみる事にするぞ」 「はーい」 「セイバーは同じくアルトリアだから飛ばしてランサーにいく」 「この人なんか凄いワイルドそうなサーヴァントですね。なんか思わず兄貴!って言いたくなるような」 「実際、そういう奴だったらしいぞ?真名はクーフーリン。アイルランドの光の御子だな。 マスターがサーヴァント二体と同時契約しているのと、日本での知名度の関係で若干存在濃度が薄くなって弱体化しているようだな」 「じゃあこのクーリンは弱いって事ですか?」 「いやそれはない。……ところでなんだそのクーリンとは?」 「いや可愛いかなって…」 「下らん上に似合わん愛称をつけるな馬鹿者。とにかくこのランサーだが逆に言えばそれだけ劣化しているにも拘らずあれだけの戦力を維持出来ているのはむしろ驚愕に値する。 持ち前のしぶとさに加え、受けた命令はしっかりこなしてくれる扱い易さ、マスターに掛かる負担の少なさは非常に魅力的だな。あとルーンが本気で凄いぞ。 あと特筆すべきは宝具。はっきり言って反則レベルだ。特に明確な目的も無いからフラットある意味お前に一番合っているサーヴァントかもしれないぞ?」 「え?本当ですか!?じゃあじゃあ俺このクーフーリンと契約します!」 「冗談だがな。まあ私は止めんからアルスターへ行って穴掘りでもして来てくれ。そしてそのまま帰ってくるな」 「ううぅ、やっぱり触媒無いんですかぁ?」 「ええい!泣くな鬱陶しい!大体な英雄の聖遺物なんてそうそう残ってるものじゃないんだ!特に大の付くような英雄のはな、次だ次!」 「アーチャー、エミヤ」 「教授、こいつ……正義の味方ですよ………」 「ん?フラット、何故そう思う?」 「だって赤ですよ赤!赤い外套と言えば正義のレッドの証みたいなものじゃないっすか!常識ですよ常識!」 「………(そういえば私のPOKEモン!もレッドバージョンだったな…この前やったRPGの勇者も確か赤色だったっけ?)……確かに…」 「そうでしょう!?」 「…………いや違うだろ私。絶対違うぞ。いや色は関係ないわフラット!」 「えー?そんなこと無いと思うだけどなあ?」 「とにかくこのアーチャーだが能力値こそイマイチだが戦闘スキルと宝具が半端じゃない。やり方次第では十分生き残れるカードだな。 ただ性格に少し問題が有り、信頼関係を築くまでが少々大変だろう。あとマスターによっては絶対に裏切られないとは断言出来ない。 戦力的には千里眼に心眼真、おまけに宝具並の射撃命中率。宝具の能力もデタラメだし、何よりも隠しスキル『主人公:B(推定)』があるのは大きいな」 「隠しスキル主人公?なんですかそれ?」 「特定の者にだけ付いている特殊スキルだ。特定の条件下発動し生存率、打倒率、活躍率、それから死亡率までもが上昇する。 衛宮士郎や遠野志貴といった主人公たちが逆境を跳ね返し自身よりも格上の強敵すらも倒し得る、条理不条理を熱さで叩きのめすことを許されたスキル。 だが同時に衛宮士郎や遠野志貴みたいな主人公:A+のレベルになってくると敵の強さに比例してその分死亡率も格段に上がる諸刃の剣とも言えるスキルだな。 よってランクは多分アーチャーくらい(Bくらいか?w)のが高過ぎず低すぎずで丁度良いだろう」 「ちなみにこのスキルを持ってるのは今挙げた主人公勢や裏主人公、それから一部ヒロインも持ってる場合があるぞ」 「ヒロインも持ってるんですか?」 「ヒロインは女主人公でもあるからな、セイバーなどが良い例だ。特に女でも切った張ったが多いこの世界だとなおさらな」 「なんか、いやな世界ですね……」 「……そうだな」 「それにしても凄いですね!スキル『主人公』!俺も欲しいです!」 「いやまあ、さっきのはジョーク混じりのたわごとだがな。ああそうだ、言い忘れていたが私もこのスキルを持ってた時期があったぞ」 「へ───?」 「さて次がライダー、メデューサか」 「あの…コレって……アサシンじゃ?」 「いや見た目はこんなだが一応ライダーだ」 「一応?」 「菌糸類の神の話ではこのライダーはどうも少々特殊な部類になるらしい」 「あ~まあ確かに半神半人だけど神霊寄りの英霊だったり、妙にスキルや宝具が豊富だったり、神代の魔術知識があったり、ですもんね」 「そういうことだ。戦力は通常戦闘がやや火力不足な面があるが、石化の魔眼に幻獣レベルの天馬に騎英の手綱と言った大技やフィニッシュブロウには恵まれているし、偵察なんかもそつなくやってくれる。ただ大技が多いため燃費はあまり良くないな」 「でもやっぱりサーヴァントは宝具合戦が華ですよ!」 「これがキャスター、メディア」 「なんか悪女っぽいですね。さっきのジルと似たような雰囲気がそこはかとなくする気が」 「このキャスターだが。まず裏切られる、またはマスターが傀儡化される可能性が低くないな」 「へ?サーヴァントなのに?」 「あくまでマスターとサーヴァントは利害の一致による協力関係だ。 マスターが令呪でサーヴァントを傀儡とするように、サーヴァントもマスターを傀儡化した方が手間がかからなくていいと思うだろうな。このキャスターはその典型というだけだ」 「へえ~サーヴァントにも色々あるんですねー」 「とりあえず頭のユルイお前が契約してはいけないサーヴァント候補№5の中の一人だと覚えておけ。 ただ神代の魔術師なだけあって能力的にはそう悲観したものではないな。上手く策を巡らして立ち回れば他の六組を蹴落として残れる可能性はある」 「で次がバーサーカー、ヘラクレスなんだが……」 「キタァアアアアアアアアアアアア!!!筋肉ですよ!超筋肉!ムッキムキムッキムキでマジカッコイイですよ!一体誰ですか筋肉キャラが雑魚だなんて馬鹿なレッテル貼った人は!?普通に考えたらヒョロいより体格良い方が強いに決まってるじゃないですか!ですよねっ?教授!」 「いや残念だがこいつを選ぶのは止めておけ」 「───え?ちょ、どうしてですか!?こんなに漢臭のする超筋肉マンで強そうなのに!」 「逆に強すぎるから問題なんだ。どうしてもこのバーサーカーと契約したいんならその瞬間に残りの人生を諦めろ」 「……そこまで危険なんですかこのバーサーカー?」 「サーヴァント、と言う意味では最悪だな。まずバーサーカーのクラスなせいで魔力供給量が半端じゃあない。 次にヘラクレスなんて大英雄の代名詞みたいな英雄を強化してしまっているせいでこいつ相手だと命令どころかマスターの切り札たる令呪そのものがキャンセルされかねない。 要するに聖杯戦争で戦っていくサーヴァントとしてこのバーサーカーは破綻しているんだ。 アインツベルンの娘以外のマスターが扱うことを全く想定していないモンスターマシンと言ったところか?どんなに速いマシンでもドライバーが操作出来なきゃ全く意味が無い」 「くそぅ…でもでも強いんですよね?!」 「ああ、極悪なまでに強いな。と言うかこいつは反則だ。レッドカードものだ。マスターボウルを99個持ってるようなもんだ。 大抵のサーヴァントはこいつに宝具を出す前に通常戦闘で押し切られて負けかねない。というか宝具使っても負ける辺りが全く笑えん」 「うっ、うっうぅう~。俺はこれが良いのにぃ……ところで教授マスターボウルってなんです?」 「どうしてもヘラクレスを召喚したいのであればバーサーカークラス以外にしておけ、それならまだ何とかなるかもしれんぞ?」 「ほ、本当ですか!!?」 「ああ。だから鬱陶しいから泣くな、それと鼻水を拭け……おっと次に私の服で拭いたら殺すぞ?」 「わ、判りました気をつけます。でマスターボウルってなんなんですか?令呪みたいなマスターのアイテム?」 「さて次へ行くぞ」 「あのマスターボウルって……」 「でこれがキャスターが呼び出したアサシン、佐々木小次郎」 「ああーーっ!!こ、こ、こいつ!宮本武蔵のライバルの剣豪だ!!」 「ん?なんだこいつを知ってるのかフラット?私たちから見ればかなりドマイナーな筈だがどこで知った?」 「はい、漫画で見ました!」 「………………。さて、この小次郎だがサーヴァントがサーヴァントを召喚すると言うイレギュラーのせいで恐らく狙って呼べるものではないだろうな」 「ええー!?それじゃ『TSUBAME GAESHI !』が見れないじゃないですか!」 「なんだその『TSUBAME GAESHI』とは?」 「違います『TSUBAME GAESHI !』です。!まで名称なんですってば」 「固有名詞などどうでもいいわ!」 「ああそうそう『TSUBAME GAESHI !』でしたね。これはですね小次郎の必殺剣で、なんとこれを出すと大量の燕がどこからともなく現れて、 敵を地面に引っ繰り返して転ばせた後に腹に卵を産み付けて、燕の雛を敵の腹を突き破って孵化させる非剣ー究極の剣とは既に剣に非ずーだそうです。漢字だと『燕孵し!』と書きます」 「一体どんなホラーだ。まったく、お前は下らんことばかりを覚えて……もういい。とにかくこの小次郎だが使いやすさはともかく防衛力だけは抜きん出ている。セットで使うのが最高だぞ」 「ちょ、聞いてくださいよ!それでですね卵を産み付けられた武蔵はですねなんと───!」 「ええい!その話は後にしろ後に!!」 「ちぇ、ここからが『GUN RYU』の面白くなるところなのに……」 「そして次に五次の真アサシンだ。通称ハサン先生」 「……これ四次のアサシンとビジュアル的に似てません?」 「正統なアサシンクラスはハサンなんだから似てて当然だろう。彼らの違う箇所は固有スキルとザバーニーヤの能力くらいだ」 「ふーん。あ!でもなんか片腕が布で巻いてますね。ああ俺このパターン知ってますよ! 追い詰められた主人公が自滅を覚悟でこの布を剥ぎ取ると苦痛の末に立ち上がって、超カッコイイBGMなんかが流れ出して超必殺技なんかも出しちゃったりしたりなんかして最強の敵をやっつけるんですよね!!」 (※ 恐らくフラット君はHFルートの士郎君みたいなのを言っているのでしょう) 「いや皆大好きハサン先生にそれは無理な相談だ。むしろ戦闘力に長けていないアサシンなのにアレだけの直接対決をして最終日まで生きてた事が奇跡に近いんだぞ?」 「ショボーン……ああでも確かによく怪力スキル発動させたライダーやバーサーカー、『風王鉄槌』使用したセイバーを相手に生きてましたよね……」 「そういう事だ。だがまあ特筆する点はそこだな。全てのハサンの能力なのか、このハサンが特別なのかは知らないがこいつは宝具で奪ったサーヴァントの心臓を食べることで知能とそのサーヴァントの能力を継承出来る能力を持っている。 こいつがやたら打たれ強くて真正面からの戦いが目立ったのは恐らくクーフーリンの特質が強く出たのが原因なんだろうな。ああ、それとあと妄想心音も使い勝手が結構良い。 四次が完全に裏から敵を襲うアサシンならば五次は一応直接戦えもするアサシンってところか」 「オー、これっていわゆる質実剛健ってのですか!?」 「……まあ、なんだ。アサシンに戦闘成果を過剰に期待するのは酷だと思うぞ?彼らの本分はマスター殺しなんだから」 「あの~教授、なんで目を逸らすんですか?」 「んで最後が隠しサーヴァントとも言えるイレギュラー、黒セイバーだ。まあ通常はどうやっても呼べんからこいつは無視しても良い」 「あれ?このセイバーって、さっきの騎士王ですよね?どこか違うんですか?見た目が刺々しくはなってるけど」 「フラット。気持ちは判るがいい加減見た目だけでサーヴァントを判断するのは止めんか……」 「う、はいすいません……;;」 「まあ結論だけ言うと英雄王を抜かせば彼女が最強のサーヴァントの一角だ」 「え────本当に?」 「ああ、まともにやれば恐らくバーサーカーが相手になってもかなりきつい筈だぞ。おまけに単純な破壊力なら№1ときてる。 私の見立てでは接近戦闘は五分五分だな。ゴッドハンドの無効化は通じない上に、エクスカリバーの迎撃手段が狂戦士クラスでは無いからな」 「そっかあ。そう言えばヘラクレスってバーサーカークラスで呼ばれてるからとっておきの宝具が無いんですよね?」 「そうだ。まあだからこそヘラクレスが剣か弓の英霊で呼ばれていた場合がかなり面白い戦いになるだろうがな。いや一度万全な状態の二人の戦いを見てみたいものだ」 「え、え?そこまで強いんですか!?」 「ああ。サーヴァントの強さは英霊本体の強さとマスターの適性力、とはよく言ったものだがまさかここまでそれが顕著に出るとは私も思っていなかった。 いやまったく……呆れる話だがマスターのレベルが次元違いもいいところだな」 「マスターは、あ……」 「判ったか?とにかくいろんな意味で次元違いな訳だが、とりわけ魔力供給量が異常だ。サーヴァントに生前の力を取り戻させる程の魔力供給など普通は考えられんぞ?」 「魔力があればあるほどサーヴァントは強くなるものだからマスターが凄くなるとサーヴァントも凄くなるのかあ」 「そういうことだな。特にこのセイバーの場合は『魔力放出スキル』があるからな、魔力さえあれば能力の足りない部分は瞬間的にだがいくらでも補える」 「おまけにこの供給量なら傷や消費魔力の回復も速そうですねぇ……はぁマスターの性能でここまでの差が付くなんて」 「たかがマスターされどマスターと覚えておくと良い。聖杯戦争というのはマスターとサーヴァントのコンビでやるものだからな」 「はーい。あのぉところで教授?さっき言ってた最強の一角って誰と誰ですか?」 「ん?ん~そうだな私が知り得る限りで言わせて貰えば……無敵な英雄王は除外するとして、アルトリア、ヘラクレス、クーフーリン」 「あれ?その三人だけ?」 「……………………………征服王(ぼそり)」 「はい?今教授なにか言いましたか?」 「いや、何でもない」 「最強の一角はアルトリア、ヘラクレス、クーフーリンそしてイスカンダルっと、メモメモ」 「───な!!?フ、フフ、フラットォ!!しっかり聞いていたなお前ぇぇ!!?」 「……しまった。さっきの黒セイバーで最後と言ったがそう言えばもう一人サーヴァントが残っていたな」 「あれ?他に誰か居ましたっけ?」 「ああこいつが残っていた。本編唯一のエクストラクラス。復讐のサーヴァント、アヴェンジャー」 「……………」 「ん?どうかしたかフラット?」 「いえビジュアルが凄く、俺好みです……こいつなんか超カッコイイなぁ」 「そ、そうか?絵描きにとっては害悪そのものだぞ?特にこの模様の面倒臭さと言ったらもう……いやまあそんな事はどうでもいい。能力分析が先だ」 「このアヴェンジャー見た目凄く強そうなサーヴァントですよ!?」 「最弱だ」 「は?」 「だから最弱だと言った。本人も言ってるが英霊の中でアヴェンジャーは最弱の部類だ。これで見た目の格好良さは強さには直結しない証明が出来たなフラット?」 「うう、そんなぁ~あんまりだあ」 「おまけに宝具の使い勝手の悪さと言ったらもう流石に泣けてくるな。これじゃ聖杯戦争で生き残ろうとするのがまず不可能だぞ……(汗」 「戦闘能力自体も防戦は上手い様だが自分から攻めるのは全く向いていないな。ましてや第三次戦争の状態だと人間と全く変わらん」 「うわあああ!もう訊きたくないっ!」 「だが唯一の見所があるとすれば対人間戦の強さか。これだけは間違いなくアヴェンジャーが最強だと評価できる」 「対人最強?(ピクッ!)やっぱり最強なんですね?」 「いいや最弱だ。フラット、一つ鉄則を教えておいてやるからよく覚えておけ。マスター殺し=サーヴァントの突破、だ。 よっぽどマスターやサーヴァントが間抜けか、敵マスターがズバ抜けていない限りマスター殺しなんてそうそう成功しないものなんだ」 「う……つまりアヴェンジャーの力じゃまずマスター殺しの前提条件であるサーヴァントの突破ができない、と?」 「そういうことだ。おまけに性格に難が有り過ぎる、まさに狂犬だ。 再現された聖杯戦争においてのアヴェンジャーの性格は本来の彼の性格では無い筈だからな。必ずアレと同じになる保障はどこにもない」 「あ、う……それじゃあ俺」 「お前ではまずアヴェンジャーを扱いきれんし、何より確実に生き残れん。敵に殺されるかアヴェンジャーに殺されるかの二択だろうさ」 「そ、そんなぁorz」 「他の者もアヴェンジャーは止めておくように。あのサーヴァントとまともに組めるのは恐らく能力的にも相性的にもマクレミッツくらいだぞ」 「とまあここまで俗に言う本編鯖をザラっと補習したがなんとなく聖杯戦争の概要は掴めたかフラット?」 「いややっぱ凄いですよ聖杯戦争!サーヴァント最高いやっぽう!俺、大きくなったら聖杯戦争に参加するんだ……」 「……もう既に十分大きくなってるだろう」 「じゃあ教授。いよいよ本命の皆鯖のサーヴァントを見て欲しいんですけど」 「おまえこれを参考して聖杯戦争に参加する気じゃないだろうな?」 「え?なんの、ことかな?」 「ふぅ……せめて嘘を付くならもう少し堂々としていろ。小動物じゃあるまいにキョロキョロし過ぎだファック」 「うぅ……触媒なくて聖杯戦争に参加できないからせめてサーヴァントの講義をして貰ってこの心を慰めている俺の気持ちが判らないんですか教授!!」 「判らん」 「ちょ即答は無いでしょう!?せめてもう二三言くらいは」 「つまらん、下らん、小さい、あほらしい」 「ちょ!それ全部教授がライダーに言われたことじゃないですか!」 「なっ!?お前何故ソレを知っている!!?」 「えへへへ何故でしょう?ああでも俺先生好きだし取引にはちゃんと応じますよ?」 「ファック!!このホームラン級ドアホめが!判った講義してやる、すれば良いんだろうが!」 「やったー!!!」 「まったく……私の平穏を乱したことを覚えておけよフラット?」 「と言いながらも最後まで面倒を見る先生なのでした、まる」
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セイバー ランサー アーチャー ライダー アサシン バーサーカー キャスター エクストラクラス
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マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 「はーい皆鯖マスターのみんなー元気?フラット・エスカルドスでーす! 皆がこの超カッコいい聖杯戦争に勝ち抜くor生き残る為に今日は素敵な講師をお連れしましたー! 俺の師匠で時計塔で抱かれたい男№1。プロフェッサーカリスマ。マスターⅤ。などの数多くの二つ名を持つ名物講師。 その名もロード・エルメロイⅡ教授です。ハイ拍手~パチパチパチ~!」 「………………フラット。これは一体何のつもりだ?」 「ああ駄目ですよ先生!登場はにこやかにって言ったじゃないっすか!そんな不機嫌そうな顔で登場されてもファンは喜ばないですよ! そんなんじゃライダーで掘ってやりたい萌え男。Zeroの正ヒロイン。ラブリーベルベット。燃え萌えウェイバーちゃんの二つ名が泣きますよ?」 「ファック!!勝手に妙なモノを付け足すな!」 「え~、割と事実じゃないですかぁ」 「……もう良い。お前と話してると頭が痛くなる。私は(日本産のゲームで)忙しいんだ。帰らせてもらうぞ」 「え?あ、ああっ!ちょ、ちょっとちょっと!待ってくださいよ教授!」 「ええい離せファック!私は(POKEモン!で)忙しいと言っているだろう!フラットお前の遊びの邪魔はせんから私の平穏の邪魔をするな」 「ここで帰られたら折角この場に教授を呼んだ意味が無くなるじゃないですか!今日は講義をして欲しくて先生を呼んだんですってば!」 「……なに講義だと?」 「はい、今日は教授に講義を頼みたくて来てもらったんですって!」 「それで私に講義をしろ、と?」 「ああっ!いくら弟子達がどんどん成功して輝いていくのが腹立たしいからってそんなあからさまに嫌そうな顔しないでくださいよ!俺だってほら、大成してないんだから教授と一緒ですっ!(ニコニコ)」 「し・ね・♪(ニコッ!)」 「ああっ!すみませんすみません!待ってください!教授ぅぅぅ後生ですからお願いしますよぉ!サーヴァントの講義なんて教授くらい聖杯戦争の知識と経験がないと出来ないんですってばぁぁ!」 「ええい判った、判ったから抱きつくな、足に縋り付くな!そしてその汚い涙と涎に鼻水を拭け!」 「え?本当っすか!?本当に講義してくれるんですね?!やったっ!じゃあちょっと待ってください拭きますすぐ拭きますからズピ~☆」 「……………おい、フラット君。君は私を馬鹿にしているな?」 「うわ!?何故かチリ紙がいつの間にか教授のスーツになってる!?一体俺に何をしたんですかグレートビッグベン☆ロンドンスター!」 「ファ─────ック!!!」 「はぁ───では気は乗らんが講義を始めるぞ。おいそこの馬鹿。聖杯戦争においてサーヴァントに求められるものはなんだか判るか?」 「顔とか筋肉とかとにかくカッコ良さじゃないでしょうか?」 「…………………」 「………………当たり?(期待に満ちた瞳)」 「………その通りだ。サーヴァントに求められているものは戦力。扱い易さ。負担の少なさ。大きく分けてこの三つだ」 「あの、カッコ良さは……?」 「ははは、そんなもので勝ち残れる、ましてや生き残れるなら誰も苦労はしないだろうな!」 「え~でも教授だってカッコ良かったから生き残ったんじゃないんですか? なら教授のサーヴァントだって超カッコ良かったんでしょうっ!?」 「……………………こほん!まあ、そのなんだ。まあアイツもそこそこにはカッコ良かったぞうん。私ほどではないが。うん。カッコ良かった、うん。まあ私程ではないが」 「ほらあ!ならやっぱり重要な要素じゃないですか!?」 「アホ言え!そもそも私のライダーはさっき言った三つをちゃんと兼ね揃えて………」 マスターV、いま蘇る十年前の聖杯戦争の記憶───。 勝手に敵の前で真名を名乗るわ、マスターを引っ張り回すわ、霊体化しないわ、言う事聞かないわ、マスターに舐めた口を叩くわ、 人の金を勝手に使うわ、人様の額をデコピンで割ろうとするわ、マスター様にパシリをさせるわ、etcetc…… 「……………………………と、とにかく!サーヴァントをカッコ良さ重視で選んでも聖杯戦争では勝てないし生き残れないんだっ!」 「じゃあなんで先生は生き残れたんですか?」 「そりゃ単純に私のライダーが強かったからに決まっているだろう。勿論私自身の努力もあるがな。 確かにライダーは扱い易さと負担の少なさは最低最悪の部類だったが一番重要な要素である戦力はちゃんと持ち合わせていたからな」 「ふ~ん。なら戦力が一番重要なら他の二つはどのくらい大事なんですか?」 「それは今から説明する。 まず今話してる戦力だがこれはそのまんまサーヴァントの強さだな。 宝具、ステータス、スキル、通常戦闘能力などなどを全部ひっくるめたものの事だ。 聖杯戦争はサーヴァント同士の激突が基本となる以上、自分のサーヴァントが弱ければまず戦いに勝てない上に生き残れない。 だがまあサーヴァントのクラス次第では弱くてもなんとか戦っていけるんだが…それは一応例外としておく。 ハサンを見れば判るがそう都合良く上手くいくものでもないからな。とりあえず手札は強いに越したことはないと覚えておけ」 「はーい。まあ俺も弱っちいのよりは強いサーヴァントの方がカッコイイと思いますし」 「なら結構。次に扱い易さだ。これも戦力ほどでは無いが結構重要な要素となる。 殆どのマスター(魔術師)にとってサーヴァントととは聖杯戦争に勝つ為の道具であるのは判るな?」 「ふるふる(首を横に振ってる)」 「……………お前みたいな馬鹿マスターは例外だと覚えておけ!」 「とにかく!いくら令呪で抑え付けられるとは言えサーヴァントにもそれぞれ性格や重んじる方針が存在する。 騎士は正々堂々と戦いたがったり、自由人は勝手気ままに行動といった風にな。 だから相性によってはマスターとサーヴァントの食い違いで軋轢を生む場合もあるし、最悪協力関係が壊れる場合もある。 状況によっては令呪を使用して命令を訊かせるか、訊かせないか、なんて事にも関ってくる。 さらに言えば宝具の扱い易さも結構重要だぞ。 アルトリアを見れば判ると思うが本人の性格と宝具威力の問題で使用の際に枷になったりするケースもあるし、あまり周囲に損害を与えるようなものも秘匿が第一の魔術師的にはあまり旨くない」 「確かに関係ない人を巻き込むのは良くないですもんね」 「ともかくだ。円滑な聖杯戦争の為にも自駒の扱い易さはあまり軽視しないことだ……じゃないと私みたいに苦労するハメになるぞ……」 「教授はサーヴァントの扱いで苦労したんですか?」 「………ノーコメントだ」 そして最後の負担の少なさだが、これはまあ他の二つほど重要視しなくてもいい。流石にこればっかりは実際に契約してみないことには判らん。 宝具使用時にかかる魔力負担、現界に必要な魔力供給、戦闘時に持っていかれる魔力量。 サーヴァント本人の魔力量が多かったり、宝具の燃費が良かったりすればラッキー程度に考えておけばいい」 「じゃあなんでこの項目を上げたんですか?」 「バーサーカークラスのような著しくマスターに負担の掛かるサーヴァントもいるからだ。 要するに自身の魔力量と相談してクラスは決めろという事だな。 魔力量が少ないマスターが下手に狂戦士やあまりに強すぎる大英雄なんかを選ぶと危険だ。特に狂戦士は普通に死ねるぞ」 「意外と大変なんですねぇサーヴァントのマスターになるって」 「そうだ、だからお前はイギリスで大人しくしていろ」 「えーーーーーーっ!!?」 「さて、ここまでで何か質問はあるか?」 「はい!じゃあじゃあ超強くて超カッコいいサーヴァントなら最強ですよね!?」 「…………………はぁ。ああそうだな。とりあえず強くて扱いやすいサーヴァントならきっと超カッコイイだろうな……」 「では以上の三点を踏まえて実際に見ていってみる事にするぞ。フラット、解説して欲しいサーヴァントはどれだ?」 「え~とえーと!じゃあとりあえず第五次と第四次のサーヴァントで!」 「……皆鯖第一次からではなく何故それからなんだ?」 「いや俺が聞きたいからです」 「……ふぅ、まあ良いだろう。と言いたい所だが14体分の鯖解説は流石にレス数的にも長くなったので却下だ。 フラット一人の為にスレ消費する訳にはいかん。他の者にも需要があるようだったらその内補習をしてやる」 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!?……ぐすん」 「鬱陶しいから泣くなファック。予定通り皆鯖の解説はちゃんとしてやる!」 「え?やったー流石は燃え萌えマスターV、話が判る!」 「ファック!い・い・か・ら・黙って聞・け!(両手でアイアンクローしながら)」 「きょきょきょきょ教授教授!潰れる!頭がトマトに、このままじゃトマトに!!」 「では記念すべき第一次皆鯖のセイバーから始めるぞ」 「まずこのベーオウルフだが流石はセイバークラスなだけあって能力値と宝具に恵まれているな。 まあ伊達に怪物や竜退治の英雄なだけはあるといったところか。この分だと宝具を使用しない通常戦闘も普通に強いだろうな。 保有スキルも戦闘系ばかりだし、火避けの加護は有り難い。性格も伝承通りならば、だが特に問題は無かろう」 「ヘラクレスと同じく超筋肉キタァアアアア!やっぱ筋肉キャラは本当は強いんですよ!!そう言えば教授、この人宝具数が凄いですよね」 「だな、ベーオウルフの売りの一つと言ったところだろうな。メインでネイリングとフルンディングを使い分けて、ここぞという時に無双の鉄腕。 ……まあ戦略としてはこんなところか。とりあえずこいつは宝具の使用の有無に関係なく接近戦が滅法強いと考えられる。 あととにかくこのセイバーはバランスが良いと言うか割と隙が少ない、三種の宝具でさり気無く近中遠距離に対応出来る部分も評価出来る。 マスターの負担も大火力宝具持ちでは無いからそう大きいものでは無い筈だ。とは言っても軽くも無いだろうがな。 ただ今言ったが宝具が三つとも対人宝具であるため流石に対軍宝具や対城宝具との打ち合いは少々分が悪い。 よって破壊力に物言わせて宝具戦になる前に接近戦で一気に押し切るのが一番手堅い戦術だな。 まあ強いて欠点を挙げるなら火属性以外の魔術抵抗力がそう高くない点か。だがそれでも十分にお薦め出来る。なにか質問はあるか?」 「…………うわぁすごい……普通にサーヴァント講義になってる」 「フラットォ。君はあれかな?もしかして私に喧嘩を売っているな?」 「いえいえ!感動してたんですよ感動!次生きましょう次!」 「全く。次はランサー、本多忠勝か」 「BINKAN!BINKAN!サムライ!!サムラーイ!!!HARA切りでござる!!」 「フラットうるさいぞ!黙って訊け!!」 「て言うか先生、このランサーって身長と持ってる槍の大きさ全く釣り合ってないんですけど……バグ?つかコレ振り回せるんですか?」 「仕様だから気にするな。それになフラット、この程度の不釣合いな大槍でも楽々扱えてこそランサーのサーヴァントだぞ」 「へえランサーって奥が深いですね」 「まあとにかく能力の方を見てみるぞ。ステータスは……まあ普通だな。神代の英雄や怪物退治したって訳じゃない戦国武将だからまあこんなもんなのかもしれん。 ただ戦力として考えると十分充実している。特にスキルと宝具の相性が凄まじい。 また性格は伝承通りなら忠節の臣だな。マスター的には扱い易そうでいい。宝具も利器型だから負担も極端に大きくはない筈だ。 槍兵は足を武器の一つとするがこいつほど速度を武器にするランサーもいないかも知れんな。 防御力を切り捨た代償に得た回避力で避けて避けて避けてとにかく回避するのがこのランサーのスタイルなのだろう」 「ふはははっはははは!当たらなければどうってことは無い!ってゲームで言ってました!」 「うむ、スッパーロボット対戦の現実系ロボットも回避が主体だな。お陰で装甲が紙だが」 「スッパーロボット?」 「……おほん。まあ最後まで勝ち残れるかまでは判らないがこのランサーは普通に戦っても結構良いところまではいけるだろう。ならあとはマスターの力量次第だ」 「えーとじゃあ次はアーチャー、アン・ズォンで!」 「アン・ズォンか。こいつは少々毛色が違うタイプだ。あと犯人はヤスだ、間違いない。 ステータスやスキル自体はパッとしないが亀と関係している為なのかは知らないが見た感じ攻撃より守りが優れているな。 なにせふざけたことにこいつの宝具は要塞そのものだ、堅固なのは当然と言ったところか」 「きょ教授!もうこのアーチャと組むしかないでしょ!城ですよ城!しかも無敵移動要塞とか有り得ないですって!!カッコ良過ぎる!!」 「だがなフラット。そうは言うがこのアーチャーは二番目の重要素である扱い易さが結構悪いぞ?」 「え、そ、そうですか?」 「ああ。守りは伝承通り鉄壁なのは間違いないだろう。だが宝具攻撃の種別が対軍宝具でおまけに無差別攻撃だ。宝具の使用場所がかなり限定されてしまう。 なにしろ50mも有るからな、どうしても場所を取るしかなり目立つ。魔術師のルールに厳格なマスターや手の内の秘匿を重視したいマスターなどは避けるのが無難だ。 逆に一般人など知るかファック!と言うようなマスターには最適かもな。宝具戦が強い弓兵クラスらしく高ランク宝具の強さに物言わせて戦うのが良いだろう」 「う…他の人を巻き込まない方向で何とかなりませんか?」 「マスターの努力次第で出来ないことはないが、どうやっても行動する際の枷にはなるぞ?あとあんまりにも派手に目立ったり、多数の一般人を巻き込んだりすると監督役に目をつけられる可能性があるからそれにも注意が必要だ」 「マスターの努力次第かあ……う~んでも俺はこのアーチャーが良いんだよなあ。移動要塞ぃ……」 「まあいい。次はライダー、ラメセス二世か、流石はエジプトで最高の人気を誇るファラオと言ったところか。 本人が戦士としても優れているだけあってステータスはなかなかに上等だな。 性格面が未知数なところが吉と出るか凶と出るか……王様って人種は基本的に碌な性格をしてないから余計に気になるところだ」 「確かに王様ってなんか変わった人が多いですよねえ」 「そしてスキル面だが、特にあまり目ぼしいものは無いが低ランクとはいえ陣地作成スキルの存在は大きい」 「先生、これってキャスターのクラススキルですよね?」 「そうだ。キャスターのクラススキルだがラメセス二世の神殿建設の一面が強く出たのだろう。これをどう使うかはマスター次第だな」 「宝具はっと……A+!?アーチャーの城もAランクで凄かったですけど、こっちのA+はもっと凄すぎるじゃないですか!」 「押しの強さがライダーの特徴だからな。おまけにラメセス二世は外国でも有名な英雄だ。だがこのラメセス二世には他とは違う特性がある。それがこっちの補助宝具の存在だ」 「あははっ!自分の銅像が宝具なんて凄い目立ちたがりなファラオですよねー」 「この補助宝具と連動させた『太光煌く王の神判』は日中だとほぼ無敵だな。なまじ私のライダーの神威の車輪もA+だっただけにあんなのが複数回に渡り襲ってくるなど考えたくも無い……」 「へえ、教授がそこまで言うなんてかなり凄いサーヴァントなんですか!?」 「ああ。これは個人的な推察だが、もしかするとこのラメセス二世がエジプト英雄の中では最強のサーヴァントかもしれない」 「エジプトで最強かもしれない!?うわわわ、いいなあ!いいなあ!しかもファラオですよファラオ!」 「だがこいつは陣地作成や補助宝具の存在があるためアサシンやキャスター同様に戦略性が求められるサーヴァントだぞ? まあマスターとして腕試しをするにはもってこいのサーヴァントかもしれんがな」 「マスターとしての腕試しか。俺はそういうのはあんまり興味ないんですけど……」 「くそっ……ライダーも良かったが、出来れば私もこういうのと契約したかったぞ……(ボソっ)」 「え、教授今何か言いました?」 「何も言っていない。とにかくラメセス二世は戦力的には十分に決勝まで残っていられるサーヴァントだ。では次に行くぞ」 「アサシンのスキュラか……」 「あれどうしたんですか教授、そんな顔して?」 「いや、まあなんていうか…悪いことは言わん。スキュラを引き当てたマスターは聖杯は諦めろ」 「ちょまだ戦ってないじゃないですか!」 「いや聖杯戦争にならんのだ。悲しい事だがまずスキュラはアサシンとして機能していない。よほど運が良くないとマスターの暗殺が不可能に近い」 「え、どうして?」 「見れば判るが気配遮断のランクが低いだろう?これじゃマスターを近くで守るサーヴァントに攻撃の際に感付かれる。 マスターの暗殺ってのは最高ランクの気配遮断A+持ちのハサンでも困難な時があるんだぞ。残念だがDランクでは全く足りていない」 「……そういえばアサシンの暗殺ってあんまり上手くいってなかったですね……」 「でも一番の原因は下半身と上半身の命令系統が全く別という点だな。スキュラの意思でさえ無視して怪物下半身が行動してしまう以上はマスターの命令なんて訊く訳が無い。 聖杯戦争で使えばこのスキュラは駒としてではなく怪物として暴れることになる可能性が高い。 そうなったらスキュラのマスターにとっては聖杯戦争どころではないからな。最悪マスターは下半身に殺されるという結末を迎えるなんて事までありえる」 「そ、そんな~……そんなの可哀相じゃないですか!」 「そんなもんは知らん。とにかくスキュラを正しく運営するのなら自陣に篭って聖杯戦争が終わるまで彼女とネンゴロしてるのが一番正しい。 化け物下半身を封印しておけばとりあえず害は無い……と言うか戦闘力も無い」 「えーマジでどうにもならないんですか~?」 「と言うか彼女は聖杯戦争という戦場の相性自体が悪すぎるんだ。 下半身怪物化したスキュラは怪物なだけあって戦闘力自体は決して低くは無いんだが、本領を発揮出来る地形が限定されていたり、敵の多くが怪物を退治する側の英雄ってのは何の嫌がらせだと同情したいくらいだぞ!?」 「そういえば彼女水棲生物でしたね……フユキには一応海と河があるのはせめてもの情けですかね?」 「まあともかく真っ当なマスターには私はお薦めしない。真っ当ではないマスターならチャレンジしてみるのも良いだろう」 「はーい……。ちょっと見てみたかったけど諦めます……」 「で次はローランか。おまけにバーサーカー」 「あ~なんかヘラクレスやランスロットと同じ香りがしますよ教授」 「全く同感だ。魔力量に自信の無いマスターは絶対に選ぶな。大英雄+狂戦士の組み合わせはどこぞの洗剤混ぜるな危険!だ」 「でもその甲斐あって能力値が半端じゃないですよ!なんですかこのハイスペック!鬼性能も良いところじゃないですか!」 「元々が有名なフランスの大英雄なんだからそりゃあな。おまけにローランと言えばシャルルのパラディンの中でも最強だったくらいなんだし」 「えーとじゃあ戦力的には?」 「訊くまでも無いだろう。戦力的には文句無しのエース級だ。仮に大英雄を敵にしても五分で戦える。まあマスターの負担が地獄だが…」 「クラススキルも合わせて戦闘系スキルが多いですね」 「騎士という立場的にもローラン自身の性格的にも、こいつは騎士王と同様一騎打ちの戦闘がメインのサーヴァントだな 「教授ところでローランって狂化させる利点あるんですか?該当はするんだし普通にセイバーで呼んだ方が良いんじゃないんですか?」 「狂化している利点か?そうだな。宝具、スキルは問題なく使用出来るし、魔力負担以外のデメリットは特に無い。 利点としてはまず戦力強化は当然なんだが、あとはローランの行動をマスターがちゃんと掌握出来るって点があるぞ? 伝承通りの性格だとローラン伯はかなりの破天荒……と言うかアホだ。破天荒なライダーと契約したことのあるマスターとして言えることは、サーヴァントがマスターに断り無く勝手に行動してくれるとマスターは色々ときついぞということだな」 「ああなるほど。サーヴァントに振り回されなくなるって利点があるわけですね!流っ石振り回されるのが似合う男№1!」 「お前一発くらい殴っても良いか?」 「宝具!宝具行きましょう宝具!」 「…………チッ。だがデュランダルの方は特に言う事はないな。一騎打ち用に相応しい利器型能力の聖剣だ」 「そう言えば俺ずっと思ってたんですけど魔剣も良いですけど聖剣って良いですよねえ。響きがカッコイイなあ……ああ聖剣…」 「剣でウットリとした顔をするな気持ち悪い!マスターにとって重要度が高いのは聖剣よりももう一つの方だ」 「………ハッ!!呆っとしてた。えと、こっちの角笛ですか?」 「ああ、そっちは使い方次第では戦局に大きく影響する。何しろ他マスターとサーヴァントの強制転送だからな。時に援軍や他マスターを嵌める罠としても利用出来る。 一番難しいのが一番目の条件だからこれをクリアするのがマスターの腕の見せ所だな。まあそれまでにマスターの魔力が残ってるかの方が心配だが……」 「えと、じゃあバーサーカーローランはサーヴァントとしてどうなんですか?」 「マスター次第で勝てるか負けるかが変わる。飛びぬけて優秀な魔術師以外は辞めておくことだな。普通のマスターは色々と苦労はするだろうがセイバークラスで呼んだ方が良い」 「う~む、でもまあ折角ならサーヴァントだし喋れる方が良いですよね」 「では最後キャスター、鉄扇公主だな」 「先生!芭蕉扇で涼むってロマンじゃないですか?」 「そんな真似したら暑さ以外に家が吹き飛ぶだろうが!」 「まったくこのアホは……さて、このキャスターだが見ての通り補助系のキャスターだな」 「それってあんまり強くないってことですか?」 「いや、鉄扇公主は妖術師と戦士の側面もあるキャスターだからな。接近戦でもそれなりにちゃんと戦える筈だ。 ただ宝具も戦闘を補助する部類のため必殺性に欠ける部分があるのが少し残念か」 「ここまで能力が偏ってると完全に火属性サーヴァントの天敵ですねこのキャスター。特にラメセス二世の」 「ああ、だから敵のサーヴァント次第では有利になったり不利になったりするだろうな」 「扱い易さや負担とかは?」 「魔力負担はそう悪くはなさそうだ、と言うかむしろ良いかもしれん。ただ扱い易さは不明としか言えないな。まあ伝承が伝承だから彼女のマスターは用心するに越したことは無い」 「え~とじゃあハズレサーヴァントって事ですか?」 「いやまさか。そこまで判子押して薦められるサーヴァントでもないが決してハズレという事は無い。組み合わせ次第ではちゃんと戦ってはいける。後はキャスターらしく権謀術数がどこまで出来るか、か」 「ふ=むなるほど。じゃあ先生、総評なんですけど俺としては第一次皆鯖の中ではどれを選べばいいんでしょうか?」 「うむ……そうだな。ベーオウルフ、本多忠勝、ラメセス二世、辺りが戦果を出せそうだ。普通のマスターにはラメセス二世がお薦めできる。だがお前にはベーオウルフだろうな」 「なんでベーオウルフなんですか?」 「筋肉で怪物退治、裏切られる心配も殆ど無く、戦力としても強い。なにより温厚な性格のようだからマスターがアホでも許してくれる」 「なるほど~!よっ!流石は最強講師マスターベルベット!!」 「七クラス全部済んだな。さあ、これで講義は終わりだ。じゃあなフラット。私は(POKEモン!する為に)帰らせてもらうぞ!」 「ありがとう~ありがとう!絶対領域マジシャン先生ー!アーチボルト家幼女の奴隷ティーチャー!」 「ファーーーーークッ!!!」 ~FIN~
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概要 表記説明 サーヴァント一覧 番号順 サーヴァントの強化 カード構成 コメント 概要 表記説明 サーヴァント一覧 番号順 サーヴァント一覧 No.1 / No.51 / No.101 / No.151 / No.201 / No.251 / No.301 / 末尾 成長タイプ ソート絞り込み機能付一覧表 サーヴァント/データベース ステータス比較ツール サーヴァント/ステータス比較 サーヴァント一覧 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 001 3 マシュ・キリエライト 盾 平均 1854 1261 11516 7815 補助A Q A A B B シナリオ入手(チュートリアル) 002 5 アルトリア・ペンドラゴン 剣 平均 2222 1734 15150 11221 全体B Q A A B B 003 4 アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 剣 凸型 1854 1708 11589 10248 全体B Q A A B B 序章クリアで追加 004 4 アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕 剣 凸型 1699 1287 10623 7726 全体B Q A A B B 事前登録&イベント報酬&フレンドポイント召喚 005 4 ネロ・クラウディウス 剣 凹型 1880 1574 11753 9449 全体A Q A A B B 二章クリアで追加 006 4 ジークフリート 剣 凸型 2226 1363 14165 8181 全体B Q A A B B 007 3 ガイウス・ユリウス・カエサル 剣 凸型 1727 1392 9595 7497 単体Q Q Q A B B 008 5 アルテラ 剣 平均 2039 1907 13907 12343 全体B Q A A B B 009 3 ジル・ド・レェ 剣 凸型 1889 1228 10498 6615 補助A Q A A B B 010 4 シュヴァリエ・デオン 剣 凹型 2121 1460 13256 8765 補助A Q A A B B 011 4 エミヤ 弓 凸型 1843 1566 11521 9398 全体B Q A A A B 012 5 ギルガメッシュ 弓 凹型 1920 1897 13097 12280 全体B Q A A B B 期間限定 013 3 ロビンフッド 弓 平均 1833 1247 10187 6715 単体A Q Q A A B 014 4 アタランテ 弓 凹型 1996 1438 12476 8633 全体Q Q Q A A B 015 3 エウリュアレ 弓 平均 1711 1306 9506 7032 単体A Q Q A A B 016 1 アーラシュ 弓 平均 1424 1057 7122 5816 全体B Q A A B B 017 3 クー・フーリン 槍 凹型 1726 1344 9593 7239 単体Q Q Q A B B 018 4 エリザベート・バートリー 槍 平均 1899 1520 11870 9122 全体B Q Q A B B 019 2 武蔵坊弁慶 槍 凹型 1722 1029 9149 5801 補助A Q Q A A B 020 3 クー・フーリン〔プロトタイプ〕 槍 凸型 1817 1315 10098 7082 単体Q Q Q A B B 021 2 レオニダス一世 槍 凹型 1498 1168 7959 6583 補助B Q Q A B B 022 3 ロムルス 槍 平均 1779 1344 9883 7239 全体B Q Q A B B 023 3 メドゥーサ 騎 平均 1608 1337 8937 7200 全体Q Q Q A A B 024 2 ゲオルギウス 騎 平均 1731 929 9200 5236 単体A Q Q A A B 025 2 エドワード・ティーチ 騎 凸型 1488 1097 7907 6188 全体B Q A A B B No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 026 3 ブーディカ 騎 平均 1823 1168 10130 6289 補助A Q Q A A B 二章クリア報酬 027 3 牛若丸 騎 凹型 1625 1314 9028 7076 単体Q Q Q A A B 028 3 アレキサンダー 騎 平均 1555 1366 8640 7356 全体Q Q Q A A B 029 4 マリー・アントワネット 騎 凹型 1975 1382 12348 8293 全体Q Q Q A A B 030 4 マルタ 騎 平均 2090 1335 13068 8014 全体B Q A A A B 031 3 メディア 術 凸型 1555 1377 8643 7418 単体A Q A A A B 032 3 ジル・ド・レェ 術 凸型 1711 1209 9506 6514 全体B Q A A A B 一章クリアで追加 033 2 ハンス・クリスチャン・アンデルセン 術 凸型 1597 1021 8484 5758 補助A Q A A A B 034 2 ウィリアム・シェイクスピア 術 凸型 1520 1028 8080 5798 全体B Q A A A B 035 3 メフィストフェレス 術 凹型 1659 1270 9216 6839 全体B Q A A A B 036 1 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 術 平均 1425 944 7129 5195 補助A Q A A A B 037 5 諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕 術 凸型 2091 1637 14259 10598 補助A Q A A A B 038 3 クー・フーリン 術 凹型 1728 1222 9604 6580 全体B Q A A A B 序章クリア報酬 序章クリアで追加 039 1 佐々木小次郎 殺 凹型 1244 1042 6220 5735 単体Q Q Q Q A B 040 2 呪腕のハサン 殺 平均 1429 1114 7594 6280 単体Q Q Q Q A B 041 4 ステンノ 殺 平均 1843 1497 11518 8985 補助B Q Q Q A B 042 3 荊軻 殺 凹型 1492 1338 8293 7207 単体Q Q Q Q A B 043 2 シャルル=アンリ・サンソン 殺 凸型 1564 968 8309 5456 単体B Q Q Q A B 044 2 ファントム・オブ・ジ・オペラ 殺 平均 1580 1003 8393 5654 全体A Q Q Q A B 045 1 マタ・ハリ 殺 凹型 1313 977 6565 5377 補助A Q Q Q A B 046 4 カーミラ 殺 凸型 1675 1568 10473 9408 単体B Q Q Q A B 047 4 ヘラクレス 狂 凹型 1652 1775 10327 10655 単体B Q A B B B 048 4 ランスロット 狂 凸型 1652 1746 10327 10477 全体Q Q A B B B 049 3 呂布奉先 狂 凹型 1494 1507 8302 8119 単体B Q A B B B 050 1 スパルタクス 狂 凹型 1544 922 7722 5073 全体B Q A B B B No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 051 5 坂田金時 狂 凹型 1782 1964 12150 12712 単体B Q A B B B 期間限定 052 5 ヴラド三世 狂 凸型 2019 1777 13770 11499 単体A Q A A B B 053 1 アステリオス 狂 平均 1320 1097 6604 6037 補助A Q A B B B 054 2 カリギュラ 狂 凸型 1374 1211 7303 6831 補助A Q A B B B 055 3 ダレイオス三世 狂 平均 1577 1412 8763 7608 全体B Q A B B B 056 3 清姫 狂 平均 1649 1233 9166 6644 全体B Q A B B B 一章クリア報酬 057 2 エイリーク・ブラッドアクス 狂 平均 1447 1116 7688 6290 全体B Q A B B B 058 4 タマモキャット 狂 凹型 1833 1504 11458 9026 全体Q Q A B B B 059 5 ジャンヌ・ダルク 裁 凹型 2420 1482 16500 9593 補助A Q A A A B 060 5 オリオン 弓 凹型弱 2134 1716 14553 11107 単体A Q Q A A B 061 4 エリザベート・バートリー〔ハロウィン〕 術 凹型弱 1824 1436 11404 8616 全体B Q A A A B イベント報酬 062 5 玉藻の前 術 平均 2091 1629 14259 10546 補助A Q A A A B 063 3 ダビデ 弓 凹型弱 1555 1436 8643 7736 単体B Q A A A B 三章クリア報酬 064 3 ヘクトール 槍 平均 1836 1286 10200 6928 全体B Q Q A B B 065 5 フランシス・ドレイク 騎 凹型 1881 1750 12830 11326 全体B Q A A B B 066 4 アン・ボニー&メアリー・リード 騎 凸型弱 1805 1504 11286 9029 単体Q Q Q A A B 067 4 メディア〔リリィ〕 術 凹型 2091 1294 13070 7766 補助A Q A A A B 三章クリアで追加 068 5 沖田総司 剣 凹型 1939 1865 13225 12068 単体Q Q Q A B B 期間限定 069 4 織田信長 弓 平均 1862 1582 11637 9494 全体B Q A A B B イベント報酬 070 5 スカサハ 槍 平均 2174 1758 14825 11345 単体Q Q Q A B B 期間限定 071 3 ディルムッド・オディナ 槍 凹型 1817 1277 10098 6877 単体Q Q Q A A B 072 3 フェルグス・マック・ロイ 剣 凹型弱 1761 1385 9786 7460 全体B Q A B B B 073 4 アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕 騎 凸型弱 1805 1543 11286 9258 全体B Q A A B B イベント報酬 074 4 ナーサリー・ライム 術 平均 1901 1438 11882 8629 全体A Q A A A B 075 5 ジャック・ザ・リッパー 殺 凹型弱 1862 1786 12695 11557 単体Q Q Q Q A B No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 076 5 モードレッド 剣 凹型弱 2153 1811 14680 11723 全体B Q A A B B 077 5 ニコラ・テスラ 弓 凹型 2027 1820 13825 11781 全体B Q A A B B 四章クリアで追加 078 4 アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 槍 凸型弱 1881 1661 11761 9968 全体B Q Q A B B 四章クリアで追加 079 3 ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス 術 平均 1711 1246 9506 6711 全体A Q A A A B 080 3 チャールズ・バベッジ 術 凸型 1959 1113 10887 5996 全体B Q A A B B 081 3 ヘンリー・ジキル&ハイド 殺 平均 1741 1173 9675 6320 補助B Q Q A B B 四章クリア報酬 082 4 フランケンシュタイン 狂 凹型弱 1710 1573 10687 9441 全体Q Q A B B B 083 5 ソロモン 冠術 - - - - - - - 入手不可 084 5 アルジュナ 弓 凹型弱 1940 1907 13230 12342 全体B Q A A A B 085 5 カルナ 槍 凹型 1999 1850 13632 11976 全体B Q Q A B B 086 5 謎のヒロインX 殺 平均 1862 1817 12696 11761 単体Q Q Q A A B 期間限定 087 4 フィン・マックール 槍 凹型 2040 1488 12750 8930 全体A Q Q A A B 088 5 ブリュンヒルデ 槍 凹型弱 2174 1766 14825 11432 単体B Q Q A B B 期間限定 089 4 ベオウルフ 狂 平均 1652 1707 10327 10247 単体B Q A B B B 090 5 ネロ・クラウディウス〔ブライド〕 剣 凸型弱 2089 1793 14248 11607 単体A Q A A B B 期間限定 091 5 両儀式 剣 凸型 2266 1656 15453 10721 全体A Q A A B B 期間限定 092 4 両儀式 殺 平均 1768 1477 11055 8867 単体A Q Q A A B イベント報酬 093 5 天草四郎 裁 凹型 2069 1695 14107 10972 全体B Q A A B B 期間限定 094 4 アストルフォ 騎 凹型弱 1787 1489 11172 8937 全体Q Q Q Q A B 095 3 子ギル 弓 凹型 1571 1429 8731 7696 全体B Q A A B B 096 5 巌窟王 讐 凸型 1785 1953 12177 12641 全体Q Q Q A B B 期間限定 097 5 ナイチンゲール 狂 凸型弱 2232 1573 15221 10184 補助A Q A A B B 098 5 クー・フーリン〔オルタ〕 狂 凹型 1790 1979 12210 12805 単体B Q A B B B 五章クリアで追加 099 5 女王メイヴ 騎 平均 2048 1591 13968 10296 単体B Q A A B B 五章クリアで追加 100 4 エレナ・ブラヴァツキー 術 平均 1901 1438 11882 8629 全体A Q A A A B No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 101 4 ラーマ 剣 凹型弱 1919 1642 11993 9854 単体B Q A A B B 102 4 李書文 槍 凸型 1817 1608 11360 9653 単体A Q Q A A B 五章クリアで追加 103 4 トーマス・エジソン 術 凹型弱 1901 1325 11882 7952 全体A Q A A A B 五章クリアで追加 104 3 ジェロニモ 術 平均 1642 1273 9123 6857 全体A Q A A B B 五章クリア報酬 105 3 ビリー・ザ・キッド 弓 平均 1711 1279 9506 6890 単体Q Q Q A A B 106 5 ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 讐 凸型 1724 2046 11761 13244 単体B Q A A B B 期間限定 107 0 アンリマユ 讐 平均 1502 1008 7981 5683 全体A Q Q A A B フレンドポイント召喚 108 5 イスカンダル 騎 凹型 1938 1786 13219 11560 全体B Q A A B B 期間限定 109 4 エミヤ〔アサシン〕 殺 凹型弱 1786 1493 11168 8958 単体A Q Q A A B 110 3 百貌のハサン 殺 凸型弱 1675 1241 9310 6686 単体A Q Q A A B 111 4 アイリスフィール〔天の衣〕 術 凹型弱 1996 1372 12476 8237 補助A Q A A A B イベント報酬 112 5 酒呑童子 殺 凹型弱 1881 1853 12825 11993 全体A Q Q A A B 期間限定 113 5 玄奘三蔵 術 凸型 1901 1801 12965 11658 単体B Q A A A B 114 5 源頼光 狂 凸型弱 1980 1786 13500 11556 全体B Q A A B B 期間限定 115 4 坂田金時 騎 凹型 1728 1636 10800 9819 単体Q Q Q A B B イベント報酬 116 4 茨木童子 狂 凸型弱 1752 1606 10954 9636 単体B Q A B B B 117 3 風魔小太郎 殺 凹型 1592 1316 8844 7091 全体Q Q Q Q A B 118 5 オジマンディアス 騎 平均 1881 1850 12830 11971 単体B Q A A B B 119 5 アルトリア・ペンドラゴン 槍 平均 2288 1699 15606 10995 全体B Q Q A B B 六章クリアで追加 120 4 ニトクリス 術 凹型 1806 1510 11288 9060 全体A Q A A A B 121 4 ランスロット 剣 凸型 1854 1658 11589 9949 単体A Q A A B B 122 4 トリスタン 弓 凸型 1862 1622 11637 9735 単体Q Q Q A A B 六章クリアで追加 123 4 ガウェイン 剣 平均 1827 1695 11419 10173 全体B Q A B B B 六章クリアで追加 124 3 静謐のハサン 殺 凹型弱 1675 1232 9310 6636 単体A Q Q A A B 125 3 俵藤太 弓 凸型弱 1764 1306 9800 7032 全体B Q A A B B No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 126 3 ベディヴィエール 剣 凸型 1727 1416 9595 7627 単体B Q Q A B B 六章クリア報酬 六章クリアで追加 127 5 レオナルド・ダ・ヴィンチ 術 凸型弱 2091 1637 14259 10598 全体A Q A A A B 期間限定 128 5 玉藻の前 槍 平均 2221 1657 15147 10726 単体B Q Q A B B 期間限定 129 5 アルトリア・ペンドラゴン 弓 平均 2134 1742 14553 11276 単体A Q Q A A B 期間限定 130 4 マリー・アントワネット 術 凹型 1824 1510 11404 9060 全体A Q A A A B 期間限定 131 4 アン・ボニー&メアリー・リード 弓 凸型弱 1843 1574 11521 9446 単体B Q A A B B 期間限定 132 4 モードレッド 騎 凹型弱 1824 1535 11400 9212 全体A Q Q A A B 期間限定 133 4 スカサハ 殺 平均 1786 1508 11168 9049 全体Q Q Q Q A B イベント報酬 134 4 清姫 槍 平均 1899 1489 11870 8936 単体B Q Q A B B 期間限定 135 4 マルタ 裁 平均 1800 1591 11250 9546 単体B Q A B B B 期間限定 136 5 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 術 凹型 2027 1677 13825 10857 単体B Q A A A B 期間限定 137 4 クロエ・フォン・アインツベルン 弓 凹型 1746 1640 10914 9845 単体A Q Q A A B イベント報酬 138 4 エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕 剣 凹型 1799 1649 11248 9899 単体B Q A A B B イベント報酬 139 5 クレオパトラ 殺 平均 1965 1713 13402 11088 全体B Q Q A B B 期間限定 140 4 ヴラド三世〔EXTRA〕 槍 凸型 2080 1462 13005 8775 単体B Q Q A B B 141 4 ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ 槍 凹型 1899 1543 11870 9261 全体B Q Q A B B イベント報酬 142 5 イシュタル 弓 平均 2048 1893 13965 12252 全体B Q A A B B 期間限定 143 5 エルキドゥ 槍 凹型 2244 1666 15300 10780 単体B Q Q Q A B 144 5 ケツァル・コアトル 騎 平均 1900 1854 12960 12001 単体B Q A A B B 七章クリアで追加 145 4 ギルガメッシュ 術 凸型弱 1920 1410 12005 8460 全体A Q A A A B 146 4 メドゥーサ 槍 凹型弱 2099 1375 13119 8253 単体Q Q Q A A B 147 4 ゴルゴーン 讐 凸型 1631 1784 10197 10706 全体B Q A A B B 七章クリアで追加 148 3 ジャガーマン 槍 凹型 1726 1304 9593 7022 単体B Q Q A B B 七章クリア報酬 七章クリアで追加 149 5 ティアマト 獣 - - - - - - - 入手不可 150 5 マーリン 術 凸型弱 2091 1629 14259 10546 補助A Q A A A B 期間限定 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 151 5 ゲーティア 獣 - - - - - - - 入手不可 152 5 ソロモン 術 - - - - - - - 入手不可 153 5 宮本武蔵 剣 平均 1999 1860 13635 12037 単体B Q A B B B 期間限定 154 5 “山の翁” 殺 凸型 1956 1831 13338 11848 単体B Q A B B B 期間限定 155 5 謎のヒロインX〔オルタ〕 狂 凸型弱 2079 1717 14175 11113 単体Q Q Q A B B 期間限定 156 5 新宿のアーチャー 弓 凹型 2007 1820 13685 11781 単体B Q A A A B 期間限定 157 4 エミヤ〔オルタ〕 弓 平均 1960 1499 12250 8996 単体A Q Q A A B 亜種Ⅰクリアで追加 158 4 新宿のアヴェンジャー 讐 凸型 1591 1771 9949 10628 単体Q Q Q A A B 159 4 新宿のアサシン 殺 凹型 1862 1443 11637 8661 単体Q Q Q Q A B 160 5 アーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕 剣 平均 2049 1926 13975 12465 全体B Q A A B B 期間限定 161 5 土方歳三 狂 平均 1765 1868 12028 12089 単体B Q Q A B B 期間限定 162 4 茶々 狂 凹型弱 1764 1490 11025 8945 全体B Q A B B B イベント報酬 163 5 メルトリリス 分 平均 1965 1807 13402 11692 単体Q Q Q A B B 期間限定 164 4 パッションリップ 分 凹型弱 1744 1716 10901 10299 全体B Q A B B B 期間限定 165 4 鈴鹿御前 剣 凸型弱 1880 1590 11753 9544 全体B Q A A B B 166 4 BB 月 平均 2182 1366 13643 8197 単体A Q Q A A B イベント報酬 167 5 殺生院キアラ 分 凸型 2142 1803 14606 11668 全体A Q A A B B 期間限定 168 5 ビーストⅢ/R 獣 - - - - - - - 入手不可 169 5 不夜城のキャスター 術 凸型弱 2324 1423 15846 9212 全体A Q A A A B 170 4 不夜城のアサシン 殺 凹型 1750 1496 10942 8981 単体Q Q Q A B B 171 4 エルドラドのバーサーカー 狂 平均 1628 1750 10175 10502 単体B Q A B B B 172 3 レジスタンスのライダー 騎 凸型 1728 1216 9600 6552 全体B Q A A B B 亜種Ⅱクリアで追加 173 5 シャーロック・ホームズ 裁 平均 1960 1776 13365 11495 補助A Q Q A A B 期間限定 174 1 ポール・バニヤン 狂 凹型 1239 1099 6196 6044 全体B Q A B B B イベント報酬 175 5 ネロ・クラウディウス 術 凸型 2007 1677 13685 10857 全体B Q A A B B 期間限定 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 176 4 フランケンシュタイン 剣 平均 1919 1558 11993 9353 単体Q Q Q A B B 期間限定 177 4 ニトクリス 殺 凹型 1843 1468 11518 8812 全体A Q Q A A B 期間限定 178 4 織田信長 狂 凸型 1603 1691 10023 10146 単体B Q A B B B 期間限定 179 5 アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 騎 平均 2090 1665 14256 10776 単体Q Q Q A A B 期間限定 180 4 エレナ・ブラヴァツキー 弓 平均 1824 1574 11404 9446 全体A Q Q A A B 期間限定 181 4 源頼光 槍 平均 1938 1528 12112 9168 単体B Q Q A B B 期間限定 182 4 イシュタル 騎 凹型 1710 1600 10692 9603 全体Q Q Q A A B イベント報酬 183 4 パールヴァティー 槍 凸型弱 2120 1354 13253 8127 全体Q Q Q A B B 184 4 アーチャー・インフェルノ 弓 凸型 1728 1657 10804 9946 単体B Q A A B B 185 4 アサシン・パライソ 殺 平均 1862 1418 11637 8510 単体A Q Q A A B 186 3 宝蔵院胤舜 槍 凹型 1799 1261 9996 6791 補助A Q Q Q A B 187 4 柳生但馬守宗矩 剣 平均 1781 1666 11135 9999 単体A Q A A B B 亜種Ⅲクリアで追加 188 4 加藤段蔵 殺 凹型弱 1768 1489 11055 8935 全体B Q Q A B B 亜種Ⅲクリアで追加 189 5 刑部姫 殺 平均 2027 1672 13822 10824 補助Q Q Q A A B 190 4 メカエリチャン 分 平均 1744 1666 10901 9997 単体B Q A B B B イベント報酬 191 4 メカエリチャンⅡ号機 分 平均 1744 1666 10901 9997 単体B Q A B B B イベント報酬 192 4 オケアノスのキャスター 術 凹型 1960 1445 12250 8671 単体B Q A A A B 193 4 哪吒 槍 平均 1938 1547 12112 9284 全体B Q Q A B B 194 4 ミドラーシュのキャスター 術 凹型弱 1940 1438 12127 8629 単体A Q A A B B 亜種Ⅳクリアで追加 195 5 アビゲイル・ウィリアムズ 降 凸型弱 2019 1870 13770 12100 単体B Q A A A B 期間限定 196 5 エレシュキガル 槍 凸型弱 2356 1598 16065 10343 全体B Q Q A B B 期間限定 197 4 アルテラ・ザ・サン〔タ〕 弓 平均 1862 1626 11637 9759 単体Q Q Q A A B イベント報酬 198 5 葛飾北斎 降 凸型 1940 1870 13230 12100 全体A Q A A B B 期間限定 199 5 セミラミス 殺 凸型 1945 1747 13266 11309 全体B Q A A A B 期間限定 200 4 浅上藤乃 弓 凹型 1764 1716 11025 10299 単体B Q A A B B 期間限定 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 201 5 アナスタシア 術 凸型 2091 1629 14259 10546 全体A Q A A A B 202 4 アタランテ〔オルタ〕 狂 平均 1701 1634 10634 9806 単体Q Q Q A B B 203 3 アヴィケブロン 術 凸型 1796 1184 9981 6376 全体B Q A A A B 204 3 アントニオ・サリエリ 讐 平均 1411 1509 7840 8125 全体A Q A A B B 二部一章クリアで追加 205 5 イヴァン雷帝 騎 凹型 1948 1795 13284 11619 全体B Q A A B B 期間限定 206 5 アキレウス 騎 凹型 1938 1836 13219 11883 全体Q Q Q A A B 207 4 ケイローン 弓 凹型 1960 1549 12250 9294 単体A Q Q A A B 208 4 ジーク 術 平均 1806 1399 11288 8394 全体A Q A A B B イベント報酬 209 5 沖田総司〔オルタ〕 分 凸型 1862 1926 12696 12465 全体B Q Q A B B 期間限定 210 3 岡田以蔵 殺 凹型 1592 1277 8844 6879 単体A Q Q A A B 期間限定 211 4 坂本龍馬 騎 平均 1900 1425 11880 8555 単体A Q A A B B イベント報酬 212 5 ナポレオン 弓 平均 1920 1859 13097 12033 全体B Q A A B B 213 5 シグルド 剣 凸型 2049 1926 13975 12465 単体B Q A A B B 期間限定 214 4 ワルキューレ 槍 凸型 2244 1339 14025 8037 全体Q Q Q A B B 215 5 スカサハ=スカディ 術 平均 2112 1661 14406 10753 補助A Q Q A A B 期間限定 216 5 ジャンヌ・ダルク 弓 平均 2309 1626 15743 10525 全体A Q A A B B 期間限定 217 4 茨木童子 槍 凸型弱 1976 1522 12354 9133 単体B Q Q A B B 期間限定 218 4 牛若丸 殺 凹型弱 1692 1576 10580 9456 全体Q Q Q Q A B 期間限定 219 4 ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 狂 平均 1587 1716 9922 10298 単体B Q A B B B イベント報酬 220 5 BB 月 凸型 2172 1728 14812 11182 全体B Q A A B B 期間限定 221 4 女王メイヴ 剣 凹型 2177 1336 13609 8017 単体A Q A A B B 期間限定 222 4 謎のヒロインXX 降 凹型 1800 1625 11250 9751 単体A Q A A B B 期間限定 223 4 ディルムッド・オディナ 剣 平均 1818 1674 11362 10048 単体Q Q Q A B B 224 5 シトナイ 分 凹型弱 2048 1803 13965 11668 単体A Q A A B B 二部二章クリアで追加 225 4 酒呑童子 術 凹型 1764 1589 11025 9538 単体B Q A A A B イベント報酬 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 226 5 項羽 狂 凸型 2019 1794 13770 11613 全体Q Q A B B B 227 4 蘭陵王 剣 凹型 2020 1518 12325 9112 補助A Q A A B B 228 4 秦良玉 槍 凸型 2142 1382 13387 8295 補助A Q Q A A B 229 5 始皇帝 裁 凹型 2321 1541 15828 9977 補助A Q A A B B 期間限定 230 4 虞美人 殺 凹型 2142 1328 13389 7970 全体B Q Q A B B 二部三章クリアで追加 231 3 赤兎馬 騎 凹型弱 1886 1194 10483 6434 全体Q Q Q A A B 二部三章クリアで追加 232 5 ブラダマンテ 槍 平均 2300 1674 15682 10833 全体Q Q Q A A B 233 4 ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕 裁 凹型 1809 1614 11306 9687 全体B Q Q A B B イベント報酬 234 5 紅閻魔 剣 凸型 2047 1793 13960 11607 単体A Q A A B B 期間限定 235 5 李書文 殺 凸型 1843 1772 12568 11470 単体A Q A A B B 二部三章クリアで追加 236 4 美遊・エーデルフェルト 術 凸型 1920 1438 12005 8629 補助A Q A A A B 期間限定 237 5 紫式部 術 凸型 1882 1757 12833 11374 全体A Q Q A A B 期間限定 238 5 キングプロテア 分 凹型 1956 1983 13338 12835 全体B Q A A B B 期間限定 239 5 カーマ 殺 凸型弱 1890 1781 12889 11528 単体Q Q Q A B B 期間限定 240 5 ビーストⅢ/L 獣 - - - - - - - 入手不可 241 5 司馬懿〔ライネス〕 騎 平均 1986 1766 13543 11427 補助A Q Q A A B 期間限定 242 4 アストライア 裁 凹型弱 1845 1622 11531 9734 単体A Q A A B B 243 4 グレイ 殺 凸型 1692 1576 10580 9456 全体B Q Q Q A B イベント報酬 244 5 ジナコ=カリギリ 月 凸型 2617 1416 17844 9166 全体A Q A A A B 245 4 ラクシュミー・バーイー 剣 凹型 1818 1658 11362 9949 全体Q Q Q A B B 246 3 ウィリアム・テル 弓 凸型弱 1675 1371 9310 7384 単体A Q A A B B 247 5 アルジュナ〔オルタ〕 狂 凹型 1803 2029 13837 11669 全体B Q A B B B 期間限定 248 4 アシュヴァッターマン 弓 平均 1799 1708 11245 10249 単体B Q Q A B B 二部四章クリアで追加 249 3 アスクレピオス 術 平均 1815 1184 10084 6376 補助A Q A A A B 二部四章クリアで追加 250 5 魔王信長 讐 凸型 1724 1953 11761 12641 全体B Q A B B B 期間限定 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 251 3 森長可 狂 平均 1443 1436 8019 7732 単体B Q A A B B 期間限定 252 4 長尾景虎 槍 凹型 1817 1602 11360 9617 単体A Q A A B B イベント報酬 253 5 レオナルド・ダ・ヴィンチ 騎 凸型 2069 1681 14112 10883 全体A Q A A B B 期間限定 254 1 イアソン 剣 凹型 1515 992 7575 5457 全体A Q A A B B 255 2 パリス 弓 凹型 1474 1157 7834 6523 単体Q Q Q A A B 256 2 ガレス 槍 凸型弱 1795 960 9537 5413 単体B Q Q A B B 257 1 バーソロミュー・ロバーツ 騎 平均 1344 993 6720 5461 全体Q Q Q A A B 258 2 陳宮 術 凹型 1459 1085 7755 6119 全体A Q A A A B 259 1 シャルロット・コルデー 殺 凹型 1244 997 6220 5488 単体A Q Q A A B 260 2 サロメ 狂 凹型 1296 1221 6885 6884 単体A Q A A B B 261 5 宮本武蔵 狂 凸型弱 1782 1964 12150 12712 全体A Q A A B B 期間限定 262 4 刑部姫 弓 凸型 1996 1482 12476 8895 全体B Q A A A B 期間限定 263 4 カーミラ 騎 凹型 1676 1608 10476 9651 全体Q Q Q A A B 期間限定 264 4 葛飾北斎 剣 凹型弱 1899 1564 11873 9389 単体A Q Q A A B イベント報酬 265 5 アルトリア・ペンドラゴン 裁 平均 2480 1482 16912 9593 全体B Q Q A B B 期間限定 266 4 謎のアルターエゴ・Λ 槍 平均 1879 1543 11749 9261 全体A Q Q A A B 期間限定 267 4 沖田総司 殺 凹型 1658 1556 10366 9337 全体Q Q Q Q A B 期間限定 268 5 スペース・イシュタル 讐 凸型 1912 1949 13041 12612 全体A Q A A B B 期間限定 269 4 カラミティ・ジェーン 弓 平均 1999 1499 12495 8996 単体Q Q Q A A B 期間限定 270 5 アストルフォ 剣 凹型 2089 1807 14248 11694 単体Q Q Q A A B 期間限定 271 4 ナイチンゲール〔サンタ〕 弓 平均 1772 1643 11080 9858 全体Q Q Q A A B イベント報酬 272 5 超人オリオン 弓 凹型 1979 1940 13494 12557 補助A Q A B B B 期間限定 273 3 マンドリカルド 騎 凸型 1728 1254 9600 6756 単体A Q Q A A B 274 5 エウロペ 騎 平均 1843 1813 12571 11737 全体B Q A A B B 275 5 楊貴妃 降 平均 1960 1907 13365 12342 単体A Q Q A A B 期間限定 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 276 5 清少納言 弓 凸型弱 1901 1888 12965 12218 全体Q Q Q A A B 期間限定 277 5 オデュッセウス 騎 凹型 1948 1822 13284 11795 全体A Q Q A A B 278 5 ディオスクロイ 剣 凹型 2174 1829 14824 11840 単体A Q Q A A B 279 4 カイニス 槍 平均 1845 1649 11532 9896 全体B Q Q A B B 二部五章(オリュンポス)クリアで追加 280 5 ロムルス=クィリヌス 槍 凹型 1999 1896 13632 12273 全体B Q A A B B 期間限定 281 5 ボイジャー 降 平均 2286 1615 15592 10450 全体Q Q Q A A B 期間限定 282 4 鬼女紅葉 狂 凹型弱 1800 1529 11250 9177 単体B Q A B B B 期間限定 283 4 宇津見エリセ 槍 凸型弱 1918 1520 11991 9122 全体A Q Q A A B イベント報酬 284 5 アルトリア・キャスター 術 凸型 2112 1629 14406 10546 補助A Q A A A B 期間限定 285 5 殺生院キアラ 月 凸型 2249 1719 15336 11128 全体A Q A A B B 期間限定 286 4 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 弓 凹型 1746 1683 10914 10098 全体Q Q Q A A B 期間限定 287 4 ブリュンヒルデ 狂 凹型 1603 1699 10023 10197 全体B Q A B B B 期間限定 288 4 虞美人 槍 凹型 1799 1649 11245 9896 単体Q Q Q A B B イベント報酬 289 5 アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕 降 凸型 2090 1820 14250 11781 全体B Q Q A B B 期間限定 290 4 巴御前 剣 平均 1957 1590 12233 9544 全体A Q Q A A B 期間限定 291 4 紫式部 騎 平均 1900 1455 11880 8730 単体A Q Q A A B 期間限定 292 5 卑弥呼 裁 凹型 2200 1647 15000 10659 補助B Q A A B B 期間限定 293 4 斎藤一 剣 平均 1899 1570 11873 9425 単体A Q A A B B 期間限定 294 1 織田信勝 弓 凹型 1512 930 7563 5116 補助B Q Q A B B 期間限定 295 5 ヴァン・ゴッホ 降 凹型 2200 1734 15000 11220 補助A Q Q Q A B 期間限定 296 5 ネモ 騎 凸型弱 2006 1766 13680 11427 単体A Q A A B B 297 5 蘆屋道満 分 凹型 1945 1893 13266 12252 全体Q Q Q A A B 期間限定 298 4 渡辺綱 剣 凹型 1799 1687 11248 10123 単体B Q A A B B 299 5 伊吹童子 剣 平均 1979 1964 13498 12709 全体B Q A B B B 期間限定 300 5 ヴリトラ 槍 凹型 1999 1905 13632 12332 全体A Q Q A A B No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 301 4 カルナ〔サンタ〕 剣 凸型弱 2060 1530 12877 9180 単体Q Q Q A B B イベント報酬 302 5 千子村正 剣 凸型弱 2153 1757 14680 11373 全体A Q A A B B 期間限定 303 5 平景清 讐 平均 1777 1963 12117 12705 単体Q Q Q A A B 期間限定 304 4 鬼一法眼 殺 凹型 1786 1572 11168 9434 全体Q Q Q A B B イベント報酬 305 5 アムール〔カレン〕 裁 凹型 2029 1754 13837 11351 全体Q Q Q A A B 期間限定 306 5 ガラテア 狂 凸型 2059 1764 14040 11414 単体A Q A B B B 307 5 ミス・クレーン 術 平均 2195 1506 14971 9749 補助A Q A A A B 期間限定 308 4 謎のアイドルX〔オルタ〕 降 凸型 1980 1507 12375 9045 全体Q Q Q A B B イベント報酬 309 5 モルガン 狂 凸型弱 1824 1884 12440 12193 全体B Q A A B B 期間限定 310 4 妖精騎士ガウェイン 剣 凸型弱 2163 1453 13521 8721 全体B Q A B B B 二部六章クリアで追加 311 4 妖精騎士トリスタン 弓 凹型弱 1940 1575 12127 9455 単体Q Q Q A A B 二部六章クリアで追加 312 5 妖精騎士ランスロット 槍 凸型 2070 1878 14114 12154 単体A Q A A B B 期間限定 313 4 パーシヴァル 槍 平均 1938 1528 12112 9168 全体A Q A A B B 314 5 光のコヤンスカヤ 殺 凸型 1918 1795 13081 11616 全体B Q Q A B B 期間限定 315 4 ハベトロット 騎 平均 1881 1440 11760 8642 全体A Q Q A A B 二部六章クリア報酬&フレンドポイント召喚 316 5 オベロン 詐 凸型 1945 1825 13266 11810 全体B Q Q A B B 期間限定 317 5 沖田総司〔オルタ〕 剣 凸型 1999 1926 13635 12465 全体Q Q Q A B B 期間限定 318 4 アナスタシア&ヴィイ 弓 凹型 1806 1590 11288 9542 単体A Q Q A A B 期間限定 319 4 シャルロット・コルデー 術 平均 1901 1402 11882 8417 単体A Q A A A B 期間限定 320 4 レオナルド・ダ・ヴィンチ 裁 凹型 1881 1526 11756 9157 単体B Q A A B B イベント報酬 321 5 カーマ 讐 凹型 1729 2042 11790 13213 全体A Q Q A A B 期間限定 322 4 カイニス 騎 凹型 1736 1584 10854 9506 単体B Q A A B B 期間限定 323 4 清少納言 狂 凹型 1587 1657 9922 9942 単体Q Q A B B B 期間限定 324 5 ジャック・ド・モレー 降 凹型弱 1679 2367 10868 16143 全体Q Q Q A B B 期間限定 325 4 ゼノビア 弓 凸型 1871 1638 11695 9831 全体A Q Q A A B No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 326 4 エリザベート・バートリー〔シンデレラ〕 騎 平均 1769 1527 11058 9166 単体B Q A A B B イベント報酬 327 5 出雲阿国 術 平均 1901 1757 12965 11374 全体Q Q Q A B B 期間限定召喚 328 4 謎の蘭丸X 讐 凹型 1638 1645 10241 9872 全体A Q A A B B イベント報酬 329 5 坂本龍馬 槍 凸型 2221 1661 15147 10753 全体A Q A A B B 期間限定召喚 No. Rare Name Class 成長 初期HP 初期ATK MAXHP MAXATK 宝具 Card 備考 成長タイプ 平均:どのレベル帯でも常に均等に能力値が成長する。 凸型:晩成型、S型とも呼ばれる。序盤は伸びず、中盤に大きく伸び、終盤はまた伸びなくなる。 凸型弱:凸型と平均の中間。凸型に比べると時期による成長の差が緩やか。 凹型:早熟型、逆S型とも呼ばれる。序盤は伸びやすく、中盤に伸びなくなり、終盤にまた伸びる。 凹型弱:凹型と平均の中間。凹型に比べると時期による成長の差が緩やか。 サーヴァントの強化 レベル上限 成長タイプと成長率 強化用素材の獲得EXP 必要経験値 参考 経験値テーブル 必要QP 必要QP ★4HP/ATKアップカード(★4フォウくん) フォウ君入手先まとめ レベル上限 Rare Cost Lv Max 0 1 2 3 4 1 3 20 30 40 50 60 2 4 25 35 45 55 65 3 7 30 40 50 60 70 4 12 40 50 60 70 80 5 16 50 60 70 80 90 霊基再臨回数 セイントグラフ バトルキャラ 幕間の物語 レベル上限 0 1枚目 第1段階 1 2枚目 第2段階 +10 2 2枚目 +10 3 3枚目 第3段階 +10 4 4枚目 +10 成長タイプと成長率 初期値 + (MAX値 - 初期値) * 該当Lv成長率 = 現在値 霊基再臨4最大Lvから半分の時にステータスの成長率が交差して逆転する。 強化用素材の獲得EXP サーヴァント 霊基 Rare Exp 別のクラス ⇒ 同じクラス 叡智の種火 1 1,000 x1.2 1,200 叡智の灯火 2 3,000 3,600 叡智の大火 3 9,000 10,800 叡智の猛火 4 27,000 32,400 叡智の業火 5 81,000 97,200 サーヴァント 1 3,000 x1.2 3,600 サーヴァント 2 5,000 6,000 サーヴァント 3 9,000 10,800 サーヴァント 4 12,000 14,400 サーヴァント 5 15,000 18,000 概念礼装 種類 Rare 固定値Exp ☆1礼装 1 1,000 ☆2礼装 2 3,000 ☆3礼装 3 6,000 ☆4礼装 4 10,000 ☆5礼装 5 15,000 経験値礼装☆3 3 18,000 経験値礼装☆4 4 30,000 概念礼装の経験値は下記式により算出される。 基礎Exp=固定値Exp+(レベル×10-10) 累積Exp=今までにその礼装が貯め込んだExp 礼装経験値=基礎Exp+累積Exp 例:Lv50の★1概念礼装を素材に使った場合… 基礎Exp=1,000 + ( 50 x 10 - 10 ) = 1,490 累積Exp=2,082,500 Exp合計=2,083,990 が手に入る。 経験値礼装は累積Exp=0で固定 大成功・極大成功時は基礎Expのみ2倍・3倍となる。 必要経験値 現在のレベル 目標のレベル 対象 サーヴァント☆5 サーヴァント☆4 サーヴァント☆3 サーヴァント☆2(☆0) サーヴァント☆1 概念礼装☆5 概念礼装☆4 概念礼装☆3 概念礼装☆2 概念礼装☆1 必要経験値 強化素材 クラス一致 クラス不一致 ★1 叡智の種火 個 QP 個 QP ★2 叡智の灯火 個 QP 個 QP ★3 叡智の大火 個 QP 個 QP ★4 叡智の猛火 個 QP 個 QP ★5 叡智の業火 個 QP 個 QP ※再臨時のQP消費は除く。単純に20個ずつ強化素材を捧げ続けた場合の消費QP。 目標のレベルが現在のレベルより低い場合、次のレベルまでの経験値が計算されます。 参考 「★4 叡智の猛火」必要個数一覧(カッコ内はクラス不一致での必要個数) 目標レベル 現在レベル 30 40 50 60 70 80 90 92 94 96 98 100 1 14(17) 33(40) 65(78) 112(134) 177(212) 264(316) 375(450) 402(483) 436(523) 482(578) 544(652) 627(753) 30 - 20(23) 51(61) 98(117) 163(196) 250(300) 362(434) 389(466) 422(507) 468(561) 530(636) 614(736) 40 - - 32(38) 79(94) 144(173) 231(277) 343(411) 370(443) 403(484) 449(538) 511(613) 594(713) 50 - - - 47(57) 113(135) 200(239) 311(373) 338(406) 372(446) 417(501) 479(575) 563(676) 60 - - - - 66(79) 153(183) 264(317) 291(349) 325(390) 371(445) 433(519) 516(619) 70 - - - - - 87(105) 199(239) 226(271) 260(312) 305(366) 367(441) 451(541) 80 - - - - - - 112(134) 139(167) 173(207) 218(262) 280(336) 364(437) 90 - - - - - - - 27(33) 61(73) 107(128) 169(202) 252(303) 92 - - - - - - - - 34(41) 80(96) 142(170) 225(270) 94 - - - - - - - - - 46(55) 108(129) 192(230) 96 - - - - - - - - - - 63(75) 146(175) 98 - - - - - - - - - - - 84(101) 経験値テーブル + 経験値テーブル(サーヴァント) Lv 累計 Next Lv 累計 Next Lv 累計 Next Lv 累計 Next 1 0 100 26 292,500 35,100 51 2,210,000 132,600 76 7,315,000 292,600 2 100 300 27 327,600 37,800 52 2,342,600 137,800 77 7,607,600 300,300 3 400 600 28 365,400 40,600 53 2,480,400 143,100 78 7,907,900 308,100 4 1,000 1,000 29 406,000 43,500 54 2,623,500 148,500 79 8,216,000 316,000 5 2,000 1,500 30 449,500 46,500 55 2,772,000 154,000 80 8,532,000 324,000 6 3,500 2,100 31 496,000 49,600 56 2,926,000 159,600 81 8,856,000 332,100 7 5,600 2,800 32 545,600 52,800 57 3,085,600 165,300 82 9,188,100 340,300 8 8,400 3,600 33 598,400 56,100 58 3,250,900 171,100 83 9,528,400 348,600 9 12,000 4,500 34 654,500 59,500 59 3,422,000 177,000 84 9,877,000 357,000 10 16,500 5,500 35 714,000 63,000 60 3,599,000 183,000 85 10,234,000 365,500 11 22,000 6,600 36 777,000 66,600 61 3,782,000 189,100 86 10,599,500 374,100 12 28,600 7,800 37 843,600 70,300 62 3,971,100 195,300 87 10,973,600 382,800 13 36,400 9,100 38 913,900 74,100 63 4,166,400 201,600 88 11,356,400 391,600 14 45,500 10,500 39 988,000 78,000 64 4,368,000 208,000 89 11,748,000 400,500 15 56,000 12,000 40 1,066,000 82,000 65 4,576,000 214,500 90 12,148,500 418,500 16 68,000 13,600 41 1,148,000 86,100 66 4,790,500 221,100 91 12,567,000 454,900 17 81,600 15,300 42 1,234,100 90,300 67 5,011,600 227,800 92 13,021,900 510,000 18 96,900 17,100 43 1,324,400 94,600 68 5,239,400 234,600 93 13,531,900 584,500 19 114,000 19,000 44 1,419,000 99,000 69 5,474,000 241,500 94 14,116,400 678,500 20 133,000 21,000 45 1,518,000 103,500 70 5,715,500 248,500 95 14,794,900 792,500 21 154,000 23,100 46 1,621,500 108,100 71 5,964,000 255,600 96 15,587,400 926,900 22 177,100 25,300 47 1,729,600 112,800 72 6,219,600 262,800 97 16,514,300 1,082,100 23 202,400 27,600 48 1,842,400 117,600 73 6,482,400 270,100 98 17,596,400 1,258,500 24 230,000 30,000 49 1,960,000 122,500 74 6,752,500 277,500 99 18,854,900 1,456,500 25 260,000 32,500 50 2,082,500 127,500 75 7,030,000 285,000 100 20,311,400 -- + 経験値テーブル(概念礼装) Lv 累計 Next Lv 累計 Next Lv 累計 Next Lv 累計 Next 1 0 100 26 292,500 35,100 51 2,210,000 132,600 76 7,315,000 292,600 2 100 300 27 327,600 37,800 52 2,342,600 137,800 77 7,607,600 300,300 3 400 600 28 365,400 40,600 53 2,480,400 143,100 78 7,907,900 308,100 4 1,000 1,000 29 406,000 43,500 54 2,623,500 148,500 79 8,216,000 316,000 5 2,000 1,500 30 449,500 46,500 55 2,772,000 154,000 80 8,532,000 324,000 6 3,500 2,100 31 496,000 49,600 56 2,926,000 159,600 81 8,856,000 332,100 7 5,600 2,800 32 545,600 52,800 57 3,085,600 165,300 82 9,188,100 340,300 8 8,400 3,600 33 598,400 56,100 58 3,250,900 171,100 83 9,528,400 348,600 9 12,000 4,500 34 654,500 59,500 59 3,422,000 177,000 84 9,877,000 357,000 10 16,500 5,500 35 714,000 63,000 60 3,599,000 183,000 85 10,234,000 365,500 11 22,000 6,600 36 777,000 66,600 61 3,782,000 189,100 86 10,599,500 374,100 12 28,600 7,800 37 843,600 70,300 62 3,971,100 195,300 87 10,973,600 382,800 13 36,400 9,100 38 913,900 74,100 63 4,166,400 201,600 88 11,356,400 391,600 14 45,500 10,500 39 988,000 78,000 64 4,368,000 208,000 89 11,748,000 400,500 15 56,000 12,000 40 1,066,000 82,000 65 4,576,000 214,500 90 12,148,500 409,500 16 68,000 13,600 41 1,148,000 86,100 66 4,790,500 221,100 91 12,558,000 418,600 17 81,600 15,300 42 1,234,100 90,300 67 5,011,600 227,800 92 12,976,600 427,800 18 96,900 17,100 43 1,324,400 94,600 68 5,239,400 234,600 93 13,404,400 437,100 19 114,000 19,000 44 1,419,000 99,000 69 5,474,000 241,500 94 13,841,500 446,500 20 133,000 21,000 45 1,518,000 103,500 70 5,715,500 248,500 95 14,288,000 456,000 21 154,000 23,100 46 1,621,500 108,100 71 5,964,000 255,600 96 14,744,000 465,600 22 177,100 25,300 47 1,729,600 112,800 72 6,219,600 262,800 97 15,209,600 475,300 23 202,400 27,600 48 1,842,400 117,600 73 6,482,400 270,100 98 15,684,900 485,100 24 230,000 30,000 49 1,960,000 122,500 74 6,752,500 277,500 99 16,170,000 495,000 25 260,000 32,500 50 2,082,500 127,500 75 7,030,000 285,000 100 16,665,000 505,000 Lv 累計 Next Lv 累計 Next 10 16,500 116,500 60 3,599,000 2,116,500 20 133,000 316,500 70 5,715,500 2,816,500 30 449,500 616,500 80 8,532,000 3,616,500 40 1,066,000 1,016,500 90 12,148,500 4,516,500 50 2,082,500 1,516,500 100 16,665,000 0 必要QP サーヴァント Rare QP計算式 1 70 + 30 × Lv 2 105 + 45 × Lv 3 140 + 60 × Lv 4 280 + 120 × Lv 5 420 + 180 × Lv 概念礼装 Rare QP計算式 1 42 + 18 × Lv 2 63 + 27 × Lv 3 84 + 36 × Lv 4 168 + 72 × Lv 5 252 + 108 × Lv 必要QP Lv Rare 0 1 2 3 4 5 60 → 70 - 400,000 - - - - 65 → 70 600,000 - 600,000 - - - 70 → 75 800,000 600,000 800,000 1,000,000 - - 75 → 80 1,000,000 800,000 1,000,000 2,000,000 - - 80 → 85 2,000,000 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 - 85 → 90 3,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 - 90 → 92 4,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 9,000,000 92 → 94 5,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 7,000,000 10,000,000 94 → 96 6,000,000 5,000,000 6,000,000 7,000,000 8,000,000 11,000,000 96 → 98 7,000,000 6,000,000 7,000,000 8,000,000 9,000,000 12,000,000 98 → 100 8,000,000 7,000,000 8,000,000 9,000,000 10,000,000 13,000,000 計 37,400,000 29,800,000 37,400,000 45,000,000 49,000,000 55,000,000 ★4HP/ATKアップカード(★4フォウくん) ◆強化値が1,000を超えるサーヴァントの強化について◆ ★4のフォウくんはサーヴァントのHPおよびATKの強化値が1,000以上である場合の強化でのみ使用可能となり、強化値が1,000未満である場合の強化には使用できません。 また、★1~★3のフォウくんを強化値1,000以上の強化に使用することはできませんのでご注意ください。 ※強化値が1,000に近いサーヴァントに★1~★3のフォウくんを用いて強化を行う際、サーヴァントの強化値の累計が1,000を超える場合は、超えた分の強化値は反映されませんのでご注意ください。 強化タイプ 名称 0~990 1000~1980 HP ★1:英霊結晶・宵闇のフォウくん 使用可 使用不可 ★2:英霊結晶・煌めくフォウくん 使用可 使用不可 ★3:英霊結晶・星のフォウくん 使用可 使用不可 ★4:英霊結晶・流星のフォウくん NEW!! 使用不可 使用可 ATK ★1:英霊結晶・明けのフォウくん 使用可 使用不可 ★2:英霊結晶・輝けるフォウくん 使用可 使用不可 ★3:英霊結晶・太陽のフォウくん 使用可 使用不可 ★4:英霊結晶・日輪のフォウくん NEW!! 使用不可 使用可 フォウ君入手先まとめ ★4HP/ATKアップカード カード構成 特定のカードに偏らせた方がチェインを発生させやすい 具体的にはデッキ一回し分(3ターン分)で、A9枚B3枚Q3枚の様な構築を(9.3.3)と表記した場合 (9.3.3) チェイン回数期待値2.27回 (6.6.3) チェイン回数期待値1.72回 (5.5.5) チェイン回数期待値1.50回 程度の差が発生する。 なおこの回数にブレイブチェインの確率は含んでいない。 コメント ある程度育てた状態での能力値を比較するページということでしょうか。確かにとても便利そうですので、作成してこのページからリンクを貼ってみます -- 2015-08-13 15 09 25 表が大きくなっていたので、再臨素材の情報をサーヴァント/霊基再臨に移しました。情報提供ありがとうございます -- 2015-08-17 12 22 16 成長率に関しての追加を行いました -- 2015-08-18 02 22 47 フォウくん強化関連はどこに記載します? -- 2015-08-18 12 41 34 ↑このページの「サーヴァントの強化」の中に記述したいところですね。表もだいぶ前に作ったモノで誤っているので、その辺りも修正したいところです。もしくは概要の部分にて、数値が黄色で表示されている理由を簡単に説明してもいいかもしれません -- 2015-08-18 13 47 49 性能比較のスター獲得のところに透化B+が抜けていたので勝手に入れておきました。 -- 2015-09-02 15 33 12 ジャックやハサンのスター生成能力は気配遮断のお陰なんやで・・・ -- 2015-12-28 04 23 42 3h 630 2 jd d 12 rkgbrjngjr vkgmtkjhtohitgo[o[2wld -- 2016-01-24 23 55 17 クラス別の方にはコメ欄がないからこっちに書くが、☆0の項目は要るのかね。アンリマユ以外に該当しそうな鯖も思い至らないし、「アンリマユ(☆0)」みたいな表記で☆1に併合して良い気がするが -- 2016-07-07 14 55 34 鯖の性質別一覧とかないっすかね -- 2016-09-10 22 25 09 コメント すべてのコメントを見る
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【stay night】 セイバー:アルトリア、セイバーオルタ ランサー:クー・フーリン アーチャー:エミヤ、ギルガメッシュ ライダー:メドゥーサ アサシン:佐々木小次郎、ハサン・サッバーハ(五次) バーサーカー:ヘラクレス キャスター:メディア 【Zero】 セイバー:アルトリア ランサー:ディルムッド・オディナ アーチャー:ギルガメッシュ ライダー:イスカンダル アサシン:ハサン・サッバーハ(四次) バーサーカー:ランスロット キャスター:ジル・ド・レェ 【EXTRA】 セイバー:ネロ・クラウディウス 、ガウェイン ランサー:ヴラド三世 、クー・フーリン アーチャー:無銘、ロビンフッド ライダー:フランシス・ドレイク アサシン:李書文 バーサーカー:呂布奉先、アルクェイド キャスター:玉藻の前、ナーサリーライム セイヴァー:覚者 【EXTRA CCC】 クラスなし:ギルガメッシュ ランサー(バーサーカー):エリザベート・バートリー キャスター:ハンス・C・アンデルセン ランチャー(ランサー):カルナ アルターエゴ:パッションリップ、メルトリリス、ヴァイオレット、キングプロテア ムーンキャンサー:BB 【APOCRYPHA】 セイバー:ジークフリート ランサー:カルナ 、ヴラド三世 、武蔵坊弁慶 アーチャー:ダビデ 、アタランテ ライダー:ゲオルギウス 、アストルフォ キャスター:シェイクスピア アサシン:ジャック・ザ・リッパー 、セミラミス バーサーカー:フランケンシュタイン、スパルタクス 、坂田金時 ルーラー:ジャンヌ・ダルク 【APOCRYPHA(本編)】 黒のセイバー:ジークフリート 黒のランサー:ヴラド三世 黒のアーチャー:ケイローン 黒のライダー:アストルフォ 黒のキャスター:アヴィケブロン 黒のアサシン:ジャック・ザ・リッパー 黒のバーサーカー:フランケンシュタイン 赤のセイバー:モードレッド 赤のランサー:カルナ 赤のアーチャー:アタランテ 赤のライダー:アキレウス 赤のキャスター:シェイクスピア 赤のアサシン:セミラミス 赤のバーサーカー:スパルタクス ルーラー:ジャンヌ・ダルク、天草四郎時貞 【Prototype】 セイバー:アーサー・ペンドラゴン ランサー:クー・フーリン アーチャー:ギルガメッシュ ライダー:ペルセウス ビースト:666の獣 【蒼銀のフラグメンツ】 セイバー:アーサー・ペンドラゴン ライダー:オジマンディアス バーサーカー:ジキル&ハイド キャスター:ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス アサシン:静謐のハサン 【帝都聖杯寄譚】 セイバー:沖田総司 アーチャー:織田信長 【属性一覧】 秩序・善:アルトリア、カルナ、ゲオルギウス、坂田金時、ジャンヌ・ダルク、ケイローン、ヴラド三世、ガウェイン、メルトリリス、キングプロテア 秩序・中庸:クー・フーリン、ディルムッド・オディナ、アキレウス、ヴラド三世(APOCRYPHA)、ダビデ、、アヴィケブロン、アルクェイド、覚者、ハンス・C・アンデルセン、パッションリップ、織田信長 秩序・悪:セイバーオルタ、ハサン・サッバーハ(四次)、ハサン・サッバーハ(五次)、セミラミス 秩序・狂:ランスロット 中立・善:イスカンダル 、ロビンフッド 中立・中庸:エミヤ 、シェイクスピア、スパルタクス、沖田総司 中立・悪:メディア、佐々木小次郎、アタランテ 、李書文 、玉藻の前 中立・狂: 混沌・善:メドゥーサ、ギルガメッシュ 、ジークフリート、武蔵坊弁慶、アストルフォ、ネロ・クラウディウス、ヴァイオレット 混沌・中庸:モードレッド、フランケンシュタイン 混沌・悪:ジル・ド・レェ、ジャック・ザ・リッパー、フランシス・ドレイク、呂布奉先、エリザベート・バートリー 混沌・狂:ヘラクレス 【stay night】 筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具C(A++) アルトリア(士郎) 筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A+ 宝具A++ アルトリア(凛) 筋力A 耐久A 敏捷D 魔力A++ 幸運C 宝具A++ セイバーオルタ 筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B クー・フーリン 筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具E~A++ エミヤ 筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具EX ギルガメッシュ 筋力C 耐久E 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A+ メドゥーサ(慎二) 筋力B 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A+ メドゥーサ(桜) 筋力C 耐久E 敏捷A+ 魔力E 幸運A 宝具- 佐々木小次郎 筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具C ハサン・サッバーハ(五次) 筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具A ヘラクレス 筋力E 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具C メディア 【Zero】 筋力B 耐久A 敏捷A 魔力A 幸運D 宝具A++ アルトリア(切嗣) 筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力D 幸運E 宝具B ディルムッド・オディナ 筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX ギルガメッシュ 筋力B 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運A+ 宝具A++ イスカンダル 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B ハサン・サッバーハ(四次) 筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力C 幸運B 宝具A ランスロット 筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A+ ジル・ド・レェ 【EXTRA】 筋力D 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具B ネロ・クラウディウス 筋力B+ 耐久B+ 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+ ガウェイン 筋力B 耐久A 敏捷E 魔力A 幸運D 宝具C ヴラド三世 筋力B 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B クー・フーリン(凛) 筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具? 無銘 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具D ロビンフッド 筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運EX 宝具A+ フランシス・ドレイク 筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運E 宝具なし 李書文 筋力A+ 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具E アルクェイド 筋力A+ 耐久A+ 敏捷B+ 魔力C+ 幸運C+ 宝具A 呂布奉先 筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具D 玉藻の前 筋力D~E 耐久D~E 敏捷D~E 魔力D~E 幸運D~E 宝具EX ナーサリーライム 筋力A 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具EX 覚者 【EXTRA CCC】 筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX ギルガメッシュ 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具D エリザベート・バートリー(ランサー) 筋力A 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具E- エリザベート・バートリー(バーサーカー) 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運E 宝具C ハンス・C・アンデルセン 筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運A+ 宝具A++ カルナ 筋力A+ 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具C パッションリップ 筋力E 耐久C 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具EX メルトリリス 筋力EX 耐久EX 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具- キングプロテア 筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力B 幸運B 宝具B ヴァイオレット 【APOCRYPHA】 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具A ジークフリート 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A モードレッド 筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運D 宝具A ヴラド三世 筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具EX カルナ 筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力B 幸運C 宝具A ケイローン 筋力D 耐久E 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具C アタランテ 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A+ 宝具C アストルフォ 筋力B+ 耐久A 敏捷A+ 魔力C 幸運D 宝具A+ アキレウス 筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A+ アヴィケブロン 筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C++ 幸運B 宝具C+ シェイクスピア 筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具C ジャック・ザ・リッパー 筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具B セミラミス 筋力C 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具C フランケンシュタイン 筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C スパルタクス 筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運C 宝具A++ ジャンヌ・ダルク 筋力A 耐久B+ 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C 武蔵坊弁慶 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具B ダビデ 筋力D 耐久A+ 敏捷C++ 魔力D 幸運A+ 宝具C ゲオルギウス 筋力A+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C 坂田金時 【Prototype】 筋力B 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C(EX) アーサー・ペンドラゴン 筋力A 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運D 宝具B クー・フーリン 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具EX ギルガメッシュ 筋力D+ 耐久E+ 敏捷B+ 魔力B+ 幸運A+ 宝具ABCDE ペルセウス 【蒼銀のフラグメンツ】 筋力A 耐久A+ 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具C(EX) アーサー・ペンドラゴン 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A+ 宝具EX オジマンディアス 筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力C 幸運A 宝具C 静謐のハサン 筋力D 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A+ ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス 【帝都聖杯寄譚】 筋力C 耐久E 敏捷A+ 魔力E 幸運D 宝具C 沖田総司 筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A- 宝具E~EX 織田信長 【宝具のモデル一覧】 風王結界 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1個 約束された勝利の剣 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 全て遠き理想郷 ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 招き蕩う黄金劇場 ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:30、60、90 最大捕捉:100人、500人、1000人 転輪する勝利の剣 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:300人 幻想大剣・天魔失墜 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人 悪竜の血鎧 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 不貞隠しの兜 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 燦然と輝く王剣 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 我が麗しき父への叛逆 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:800人 刺し穿つ死棘の槍 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人 突き穿つ死翔の槍 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:50人 破魔の紅薔薇 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人 必滅の黄薔薇 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~3 最大捕捉:1人 串刺城塞 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:300人 竜鳴雷声 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:3~30 最大捕捉:500人 日輪よ、具足となれ ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 梵天よ、我を呪え ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:600人 日輪よ、死に随え ランク:A++ 種別:対軍、対神宝具 レンジ:40~99 最大捕捉:1000単位 極刑王 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:666人 鮮血の伝承 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 干将・莫耶 ランク:C(C-) 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:2人 無限の剣製 ランク:E~A++ 種別:???? レンジ:??? 最大捕捉:??? 王の財宝 ランク:E~A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 天地乖離す開闢の星 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1000人 無限の剣製 ランク:E-~A++ 種別:対人宝具 レンジ:30~60 最大捕捉:??? 祈りの弓 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:4~10 最大捕捉:1人 訴状の矢文 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 自己封印・暗黒神殿 ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 他者封印・鮮血神殿 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:500人 騎英の手綱 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:300人 遙かなる蹂躙制覇 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 王の軍勢 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 黄金鹿と嵐の王 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:前方展開20船 恐慌呼び起こせし魔笛 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人 魔術万能攻略書 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 触れれば転倒! ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人 この世ならざる幻馬 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 疾風怒濤の不死戦車 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~60 最大捕捉:50人 彗星走法 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 勇者の不凋花 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 妄想心音 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:3~9 最大捕捉:1人 妄想幻像 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 无二打 ランク:なし 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 解体聖母 ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人 暗黒霧都 ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:50人 虚栄の空中庭園 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:10~100 最大捕捉:1000人 十二の試練 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 騎士は徒手にて死せず ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:30人 己が栄光の為でなく ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 無毀なる湖光 ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人 血の姉妹 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大捕捉:制限なし 軍神五兵 ランク:A 種別:対人、対軍、対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1~50人 鮮血魔嬢 ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:3~60 最大捕捉:1000人 乙女の貞節 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 磔刑の雷樹 ランク:D~B 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:30人 疵獣の咆吼 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 破戒すべき全ての符 ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 螺湮城教本 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人 水天日光天照八野鎮石 ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:3~30 最大捕捉:100人まで 永久機関・少女帝国 ランク:C 種別:対己宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 誰かの為の物語 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 貴方の為の物語 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 王冠:叡智の光 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人 開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1人 一に還る転生 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:零 最大捕捉:1人 死がふたりを分断つまで ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 弁財天五絃琵琶 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1人
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マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 三時限目 「むむむ~(ピコピコ)」 「コンコン!先生ー?生徒を代表して講義のお願いにきましたー」 「……チッまたか…フラット。私は今日は休暇だ(ピピピズガチャーン!ピコピコ)どうしてもやりたいのなら資料位は用意してやったから自習でもしろ(ピリカチュババー!ピカチュー!)」 「なっ!?そ、そんなぁ」 「フッ、ついに伝説のPOKEモン、フリーザーゲットだぜ」 「は?」 「いや何でもないこっちの話だ。たまには自分たちで何とかしてみろ。手が空いたら様子くらいは見に行ってやる」 「と言うわけで本日は先生抜きになりました……」 「……ロードが居ないなんて最低ね」 「おいフラット!ロードエルメロイⅡの弟子なら交渉くらいちゃんとやれよ!」 「つか教授無しでどうしろってんだ!?」 「あ、あ、でも先生が資料を用意してくれたと言ってました。それからそれを使って自習をしろとも」 「自習ってもさあ……」 「まあ、とりあえずやってみましょうか?」 ~本当に30分後~ 「だ、駄目だ……全く話にならない!と言うか素でこの面子じゃ話を展開させるのが無理だあああ!!」 「思い付きでやってみたけど全然どう進めれば良いのか思い浮かばない……orz」 「これが名もキャラも無い生徒A 生徒B 女生徒C 生徒Dの実力なのね……それもこれもフラットがアホキャラなのが悪いんだわ!」 「え俺のせい!?いやそもそもマスターV無しでマスターVのサーヴァント講座になるわけが無いじゃないですか! これじゃタイトルに偽り有りですよ!このままじゃ『フラット君のマスター塾!』が始まるじゃないですか!ん……………いや待てよ?」 「いや待ちなさい、それは全然無しだから。少しでも有りかも?なんてこと無いから正気に戻りなさい」 「つかどうするんだよ!?これ間が持たねえって!」 「失って気付く大切さ……うわーん!先生ー!部屋に篭ってないで助けてくださいよぉ!!俺らだけじゃ無理ですよぉ」 「─────気になって様子を見に来てみれば……なんなんだ、この阿鼻叫喚な状況は?」 「「「その声は───マスターVぃぃぃいい!!!」」」 「……お前たち、自習してる筈じゃなかったのか?」 「正直に言いますと先生無しでは筆が全く進みませんでした!」 「はあぁぁ情けない。それじゃライターの力量不足を暴露してるようなもんだろう。まあ事実そんなものは無いがな、ハハハ」 「いやだってそもそも俺は先生の場繋ぎ役ですよ!?言わば相槌や話振りの引き立て役なのに!刺身が無いのにツマだけ有ってもしょうがないじゃないですかっ!」 「判った判った。で資料は?……よし。では三時限目、第三次皆鯖の講義を始めるぞ」 「今日やるのは日本武尊、呂布、ラーマ、ベレロフォン、オデュッセウス、サムソン、クリスチャン・ローゼンクロイツの七体です!」 「……お前たちさっきと違って今はやけに元気だな?やはり私は居なくても───」 「「「無理です!」」」 「……分かった。次に私が不在の時は代わりを用意しておいてやる」 「さてと、今日はいつもとは逆に三騎士を後に回すか。えーとだから、キャスター、ローゼンクロイツから入るぞ」 「あぁ…話が先に進むってなんて素晴らしいんだろう」 「こいつは我々にとってはそれなりに有名な奴だな。私たち人間の魔術師にとっては一段階上の存在だ」 「一段階上、ですか?」 「ああ、神代の魔術師たちのような魔法使いの域にある魔術師、という程ではないが、それでも我々から見ればあまりに遠い。 っと話を戻すぞ。まあ知っての通りこいつは殆ど正体不明の存在だ。秘密結社薔薇十字団の創設者にして魔術師らしいがそれ以外は殆ど謎だ」 「先生、この人そんなんでよく英雄に成れましたよね」 「まあそこがこいつの凄いところなんじゃないか?あるいは世界に後押しされたか、契約したのかもしれんな」 「で能力値だが……まあキャスタークラスの典型だな。至って普通と言った感じか?」 「所有スキルが結構色々と出来そうな感じがしますね」 「まあ伝承が不透明なせいで、一体何が出来るのかがサッパリ判らないのが難点か。こればっかりは召喚してみるまではどうしようもないな」 「召喚してみるまで何が出来るか判らないってのもまた微妙な話っスよね教授ー」 「ああいや訂正だ。他の魔術は不明にしても治癒魔術だけは間違いなく信用出来る」 「ほうほう、先生!その心は?」 「ローゼンクロイツの伝承において治療に関してだけは明確に伝え残っているからだ。こいつは明らかに怪我人の治療やら万能薬の開発やら果ては死者を生き返らせる薬やらの逸話に特化している」 「あ~なるほど~。全体は薄いのにその一点だけはより濃く残っている故に信用出来るってわけですね」 「そういうことだ。で、宝具の方だが───そこの君、どう思うかね?」 「はいプロフェッサー、『世界の書』はズバリ汎用性が高く使い勝手が良さそうな宝具ではないでしょうか?」 「うむ。これを使えばマスターの強化や自身の強化も簡単に出来そうだな。おまけに攻撃用の『勝利の書』とは別と言うのもよい」 「あの先生……この『勝利の書』って一体何が出来るんですか?」 「なんだフラット?空想具現化を見たことが……いやあるわけ無いか。まあ要するに極上の干渉系大魔術とでも思えば良い。 さて、纏めだがキャスターにしては十分使える。大量に持つ引き出しを有効に活用する事が出来れば結構良い所まで食い込めそうだぞ?」 「次はサムソン、バーサーカークラスですね」 「出典元が旧約聖書なだけはあってこいつ実は結構有名だったりするのか?サムソンは狂えるオルランドゥでさり気無く名前が出てきてるんだが」 「どうなんでしょうね?でも旧約聖書ならそれなりには有名なのは間違いないんじゃないんですか?」 「う~む、まあいい。能力の方に入る。これは……凄いのか凄くないのか判断に迷うな……」 「……はい、ちょっと迷いますね………」 「宝具で能力を底上げして狂化でさらに能力値強化か。そこまでやってもこれだからな。さて凄いのか凄くないのか……」 「あの先生。動物使役はやっぱり……」 「───ああ。バーサーカーじゃ宝の持ち腐れっぽそうだな……理性が無いんじゃ流石に使役しようが無い。 これじゃ魔術や魔力の反応が出ない素の動物を使って偵察するという一番有効な動物スキルの活用が出来んな」 「先生……あの正直な話、サムソンはどうすれば良いんでしょうか?」 「負担が大きいバーサーカークラスと言うのもあって、勝算がかなり薄いからな。いや魔力量があるマスターでも薄いが。 そうだなそれでもやるのならば……まず第一に真名の秘匿を徹底的にしないと確実にやられる。他と違ってサムソンの真名バレは致命的だ。 第二に間違っても死体を触らないようにする為に敵マスターや一般人は襲わせない方がいい、と言ったところか?」 「胸をパンチして腕が貫通、人間即死でグズグズしてたら死体に触ってましたとかじゃ笑えませんもんね。他には…?」 「あとは戦闘技能が原始的なのが予想されるな。狂戦士クラス以前にサムソンが元々パワーこそ正義な戦闘スタイルなんだろう。………以上だ」 「…………あのロード?つまりハッキリと言えば決め手にも欠けるサムソンじゃ勝つ糸口は無い、と?」 「参加したマスターが単身じゃまず負けるだろうな。サムソンに送る大量の魔力でマスターは魔術行使も補助もロクに出来なくなる。 つまりサムソンを使って勝ちたいのなら聖堂教会のような魔術師と戦える戦力を複数人用意しないと無理だろうな」 「その時点でなんかもう無理っぽいんですけど、サムソンで敵サーヴァントの足止めをしてその隙に残りの者で敵マスターを倒すって事ですか?」 「ああ。敵サーヴァントが格下でもないと真っ向からの勝負はサムソンは些か不利だぞ。敵の宝具に対抗する手段が全く無いからな。戦闘続行Aに賭けるくらいしかない。 サムソンはなまじ通常戦闘が強い分、敵の宝具の使用確率を上げている、敵を半端に追い詰めると逆に敵の必殺の一撃でやられてしまうと言う訳だ」 「うわあ珍しい……先生が魔力量があるマスターでもお薦めできないと言うなんて……よし、ならあえて俺がマスターに……!(ボソリ)」 「次は皆も知ってる者も多いであろうギリシャの代表的大英雄の一人、オデュッセウスだ。何故かアサシンクラスだが……まあ構わん」 「なんでアサシンなんですかねぇ……?」 「では能力値の方だが、流石は足が速いオデュッセウスだな。敏捷が見事なものだ。攻撃力も中々だが守りが堅いのもいい」 「ギリシャ大英雄にしては微妙にショボく無いですか教授?」 「う~んまあ影の暗殺者クラスだからじゃないか?でもよく見てみれば肉体面も精神面も水準はしっかり越えているんだぞ?」 「そうですよ失礼な!オデュッセウスに謝ってください!」 「フラット静かにしろ。でスキルの方だがクラススキルの気配遮断を始め軍略や千里眼、神々の加護と実に便利かつ有用なスキルを持っているのも嬉しいな」 「そうなんです!これでステータスまで高かったら手の付けようが無いじゃないですか、判ってるんですか生徒Aさん!」 「………おほん!いやそれにしても流石は神々と英雄と人間が入り混じって戦ったトロイア戦争で活躍した智将。軍略は流石のレベルだな」 「ロードエルメロイⅡ、それって凄いんですのやっぱり?」 「ああ。世界を制覇しかけた彼の大王でも軍略Bだった。まあそれでもBランクは一流ランクなんだが、オデュッセウスはさらにその上を行く最高位の戦略家だ。 強いて残念な感想を述べるとオデュッセウス自身が対軍宝具や対城宝具といった宝具を持っていないことかな?」 「確かにそれが惜しいっスよね」 「では次がいよいよオデュッセウスの宝具なわけだが───」 「まさにオデュッセウスと言ったらコレだ!な宝具ですよトロイの木馬は。PCの用語にまでなる程なんですよ!?」 「ぱそこんって…君、絶対魔術師じゃないでしょフラット君……」 「ソイツが魔術師らしからぬところは今に始まった事じゃない。さて『殺戮す十二斧』なんだが、いや宝具の相性が良過ぎて笑えないな」 「相性が良過ぎ、ですか?」 「この弓は矢は標的を変えられ無いという常識なんぞ知ったことかな弓だ。そのため障害物が多い戦場や室内でこそ逆に絶大な威力を発揮する。 そういう場所や状況で戦う時は戦略を司る彼にはチェスでもしているような気分なのかもしれないな。故に戦術戦略で戦うオデュッセウスには最高に相性が良いという訳だ」 「そしてもう一つの宝具、『騙し欺く木馬の姦計』の解説に入るぞ」 「あーーーっ!俺のPCにいつの間にか『konton666.nero』って新トロイが666個も検出されてる何故!?ああ!フォルダ内に動物画像が大量に!?」 「さてこの宝具だがあの伝説通り実に強力な要塞殺しだ。自陣内こそが絶対の城砦と考えるマスターにとっては悪夢以外の何者でもないな。注意点は有名な分使用後に真名がバレる位か、ヤルなら必殺のつもりで臨むことだ」 「ロード質問です。一つお訊ききしたいのですがサーヴァント相手にマスターの工房は効果はあるんですか?」 「もちろん多少の効果はある。まあ英霊が総じて強力な神秘なため人間が扱う神秘程度では打倒は出来ないが上手くいけば消耗くらいはさせられる。 敵陣内でマスター相手に下手に消耗すればそこを敵サーヴァントに突かれ負けかねん。だから普通なら滅多な事ではそんな強行策はしない」 「敵の宝具効果なんかでよっぽど急を要する事態でもないと工房攻略なんて疲れるだけ、っスね」 「よってマスターにとって工房は何よりも気を抜ける場所なんだが、このトロイの木馬の前には無意味だな。いや油断し切っている分逆に危ないか? しかし結界すら無視するとは……下手するとハサンの気配遮断を超えてるんじゃないのかこれは?」 「………あのぅ教授?わたし一つ思ったことがあるんですけど……オデュッセウスはアサシンで呼んでもあまり意味は無いのでは?」 「ああ無い。全くもってその通り、オデュッセウスをアサシンで呼ぶメリットは殆ど無い。いやむしろ皆無と言ってもいい。 酷評になるが運悪くオデュッセウスをわざわざアサシンで呼んでしまったマスターには悪いが愚行としか言い様が無い。 もしそんな勿体無い事をするマスターがいたら私の所へ連れて来い再教育してやる。 流石にこれはヘラクレスをバーサーカーで召喚するのとは訳が違うからな。いやあれも色々と問題があるがアレよりも利点が無い……」 「そ、そんなにメリット無いですか?まあ確かに大英雄だし影の役割よりは三騎士クラスの方が似合ってますけど」 「そもそも気配遮断スキルより強力で有用な木馬があるんだから気配遮断スキルは必要なかろう。おまけにランクが高くない為使い道が殆ど無い。 隠密程度のCランクだと工房全ての結界を突破出来るかが判らんし、ただ敵から隠れるだけにしてもマスターと一緒に木馬で隠れる方がより確実だ」 「それに宝具、スキルの相性も弓兵クラスの方がよい。ならばアーチャーで召喚してより有用な対魔力スキルと単独行動スキルを得た方がオデュッセウスを確実に強く出来る。 特にマスターに攻撃魔術があれば単独行動スキルはかなり使えるぞ?マスターの全力魔術と『殺戮す十二斧』波状攻撃で戦略の幅がさらに広がるしな」 「う、そう言われたら確かにアサシンよりアーチャーの方がお得なような気がして来た……」 「さてと少々長くなったが纏めよう。ギリシャの代表的な英雄の名に恥じないかなりお勧めなサーヴァントだ。ランクにするとB+相当のお薦め度。 戦術戦略面での活躍が期待できるし、宝具戦も軍略Aのお蔭で下手なモノなら何とかなる筈だ。 さらにトロイの木馬は工房戦が主体のキャスターにとっては天敵になる。後はアーチャークラスで呼べば文句無しだ」 「次もギリシャの有名所の英雄ベレロフォン。騎兵クラスだな」 「魔獣キマイラを退治した英雄ですね!カックイイー!」 「ステータスは敏捷と幸運、宝具のステが高い。後は筋力が並と言ったところか?」 「Dランクって並なんですか?」 「言葉の感覚的にはDやCランクが並になるんじゃないの?」 「話ではAランクで超一流、Bで一流、Eが最低ランクと言われている為、等間隔にするならば間に来るのは平均以下と平均以上辺りが適当だろうな」 「超一流>一流>平均>平均以下>最低値ってのも一流と平均と平均以下の間に落差が有りすぎますしねえ」 「さて話を戻してスキルの方だが、対魔力が気休め程度だな。人間の魔術師ならともかくキャスタークラスの魔術になるとまともに受けるのはきつい。 だが仕切り直しスキルを持っているのは嬉しいぞ。これは使えるスキルだからな」 「ん~見た感じベレロフォンは宝具の方が強いタイプですかね?」 「いや、ベレロフォンはマスターによって強さが変動するタイプのサーヴァントだ」 「??……ステータスや出力の話がですか?」 「ライダーの宝具の『黄金の手綱』は騎乗する対象によって威力が変動するんだがベレロフォン自身は幻想種の召喚能力は無い。 となると当然ライダーが騎乗する物はマスターが用意するか現地調達してやらなければならない」 「うわ、効率良いのか悪いのかわからない人ですねぇ」 「不利点はサーヴァント相手には少々攻撃力が不足している事だが、代わりに騎乗物が倒されてもいくらでも替えが効くという利点もあるんだぞ?」 「そっか普通は騎乗物がやられたらライダーはそこまでッスもんね」 「で、ここでマスターがどういう騎乗物をベレロフォンに与えてやれるかな訳だが。普通ならば手に入れやすい馬や牛などの家畜や、虎や狼などの野獣になる。 だがもしここでどこぞの秘境にまだ現存する魔獣を与えてやれたならばベレロフォンを一気にパワーアップ出来ると言う訳だな」 「でも幻想種なんてそう簡単に用意できるものでもないですし……」 「普通は無理だろうな。ああそう言えば噂で聞いた事のあるがネロ・カオスとかいう魔獣を使うらしい死徒なら相性良さそうだな。ま、ありえん話だが」 「死徒のマスターなんかが出てきたらその時点で教会が出てきて戦争になりますわね」 「そしてもう一つの宝具『屠獣熔鉛』だが、これはまあ見ての通り拘束する事に特化した宝具だ。下手に捕まると流体の中からの脱出が困難なのは言うまでも無い」 「では纏めるが質の良い獣や機械類、もしくは幻想種を用意できるマスターは相性が良いので選ぶと良いぞ。 ただし、宝具の性質上一撃の重さは他の解放型の宝具持ちのサーヴァントよりも劣るため連打連打で一気に畳み込む戦術がよいだろう」 「先生!俺、第三次皆鯖ではアーチャー、ラーマが本命だと思いますよ!?」 「フッ。私もそう思うが果たして噛ませ犬の烙印を押されているラーマを活躍させてくれる戦場(SS)は現れるものか……」 「うっ、う、ぐすん……非の打ち所なんて無いのにぃ……」 「さてステータスの方だが───む?全ての能力値がBランク超えしてるな、流石はインド最高位の大英雄だ。能力値もバランスも一流だ」 「ここまで強いのに何故カマセに───やはりムエタイか!?ムエタイが悪いのかぁぁ!!」 「しかし幸運値が高いのが少々意外ではあるが……ではスキルの方を見てみよう」 「各クラスの基本能力値と見比べると確かにサーヴァントって幸運の平均値が低そうですもんねー」 「ん。対魔力も結構強力だな。ただ単独行動スキルがDなため高ランク単独行動スキル持ち程の無理は効かなそうだ」 「えと保有スキルの方は神性に千里眼、透化の三つです」 「神性は無視するとして、千里眼と透化とは随分良いものを持っている」 「やっぱりこの二つは良いスキルですか?」 「ああ。透化は俗に言う無の境地に近いものがあるな。自己を無くし奇跡に手を伸ばす我々には身近なものだろう。これはそれの先にあるモノだ。 その恩恵として精神攻撃に対する抵抗力と気配遮断を得るが、この気配遮断はアサシンとしてのとはまた別だな」 「別……ですか?」 「そうだ。透化の気配遮断で暗殺や敵陣侵入はまず無理だ。もしラーマでこれを使いたいのなら戦場の監視をさせると良い。 戦場の端にこっそり配置させるのでもいいが、千里眼と併用させればまず誰にも気づかれずに監視できるだろう」 「なんかえらい多芸っスね……ムエタイマンのくせに」 「で、もう一つの目玉スキルである千里眼だが、当然だが弓兵は基本的に眼が良い。でないと遠方の敵なんか見つけられないからな。 スキルとして顕現していなくても真っ当な弓の英霊ならば遠くの敵を見る視力は標準装備と言ってもいいだろう。 そういう中でこの千里眼を持っている弓兵はその『眼』が群を抜いてしまった連中なんだろうな。鷹の目だけでなく度が過ぎた動体視力や果ては特殊能力付きの眼などが千里眼になるのだろうか?」 「それでラーマの目に付属してるのが透視と。スキルが透明なだけあってキャラも透明(薄い)というわけッスかww」 「な、なんて酷い事を言うんですか!そんな人は退場ですよ退場!ねえ先生!?」 「さて(無視)宝具の方だが、やたら色々と持っているな。しかも全てロングレンジの攻撃用とはね。 普通なら一つくらい補助系の宝具があるものだが……ここまでキッパリしていると逆に清々しいもんだ」 「先生っ!早く各宝具の解説をして欲しいです!」 「んああすまん。では『神刃』からやるが、ふむ追尾機能とステルス効果か……なんと言うか、まんまミサイルだな」 「………ですよね」 「よほど良い勘をしていないと矢が体に着弾するまで気づかないという事も有り得るかな。ただまあ急所目掛けて飛んでくる訳ではないから攻撃力自体はそう高くは無さそうか? タイプは利器型かな?解放型だったら他の宝具の方が有用度が高いから正直あまり使いどころがなさそうだがな……。 問題点を挙げれば宝具の性質上、矢の照準をちゃんと付けられるのかが判らないところか。まあその変わりに矢が勝手に動く分命中率自体は良さそうだがな」 「利器型の宝具ならこれをメイン武装にして戦う事になりそうですね!」 「もう一個がAランク対軍宝具『天翔る光明』か。さてこの宝具だが、直線状に敵を攻撃する貫通系の軌道かなどうも。直列する敵は良い的だ」 「教授、この特殊効果の対蛇ってことはやっぱメデューサとかはヤバいですか?」 「相性で言えば最低最悪だな。あと蛇に深い因子を持つ英雄も注意しとくに越したことは無い」 「で最後が『創世神の光明』A++ランクの対人宝具だが、いや実に贅沢だな。Aランク対軍宝具が有りながらさらにA++ランクの奥の手とは」 「多分ですけどラーマって皆鯖上一番贅沢なサーヴァントかもしれませんね?」 「太陽の弓『天翔る光明』で撃たれたこの『創世神の光明』はA++ランクの攻撃力とサルンガの追加効果を得る訳だが……これは盾の宝具でも防ぎきれんな」 「無理なんですか?」 「盾のランクにもよるが多分無理だ。なまじエネルギーが収束しているだけあって一点を突破する貫通力が半端じゃないと予想される。 最低でも規模で勝るA+ランクの対軍宝具で威力を削いで耐え凌ぐのに賭けるか、同じくA++ランクの宝具で単純に相殺。もしくは事前に太陽の弓を破壊でもしない限りこれを撃たれれば死ぬな」 「うおーーーーー!なのになんでこいつはカマセなんだろうかーーーー!!?ところで燃費の方はどうなんスか?」 「流石にこの超威力で消費魔力が少ない訳がないだろう。だがまあ、対軍宝具や対城宝具なんかに比べると全然マシだな」 「さてラーマの纏めだが、一応格闘で接近戦も出来はするがわざわざ自らサーヴァントを弱体化するような戦術を取る必要はなかろう。 相手が格下でもない限り剣兵や槍兵と接近戦をしても良い事は無いぞ。それに接近戦はレンジの問題で宝具が封じられる結果に繋がるから旨くない」 「あ、それもそうですよね。どの宝具もレンジ5以上からですし下手に接近し過ぎると逆に宝具使用が難くなるんだ」 「そういう訳だからラーマはアーチャーらしく距離を取って戦うか、長距離狙撃で仕留める方が良い戦果を出せるだろう。 宝具が強力な分の魔力負担はかなり有りそうだが、伝承では戦いの後は平和に国を治めてるし性格は問題なさそうだ。 マスターが宝具使用の際に魔力枯渇させられて死ぬ事はあるまい。扱い易さ、戦力的にも太鼓判を押せる有力株だ。あとはマスターの身の安全に注意すればいい」 「それにしてもおめでとうございますラーマさん!先生から太鼓判が出ましたよ!これでヤムチャからピッコロくらいの進化は出来たかもですよ!」 「ラーマに少々時間を取り過ぎたな。次ランサー呂布だ、サクサク行くぞ」 「この呂布だが第四次や第五次聖杯戦争時にニホンで召喚すれば多少なりとも知名度による強化を得られるだろう。近隣で三国志は人気があるようだからな」 「三国志最強の武将だけはあって攻防敏がBランクと肉体面の能力値が高いですね」 「しかし属性が混沌・悪なのが気になるところだな」 「この組み合わせって良くないんですか?」 「ハッキリ言って最悪だ。混沌の行動方針は自分本位の自由人なケースが多いのだがこれに属性の悪が来るとかなりマズイ」 「ところで教授この属性ってどういうのなんですか?」 「狂戦士のように役割(クラス)によって変動したりもするが、簡単に言えば人間から見て善玉か悪玉かじゃないか? 私の主観ではあるがギルガメッシュやイスカンダル、メディアとかジルとかも本人云々よりも人々にどう見えてるかで決まっているように思える」 「まあ確かにギルガメッシュとかイスカンダルは見方を変えれば暴虐者や侵略者ですし、メディアとかも被害者ですしね」 「では話を戻すが、正直この組み合わせになるくらいなら秩序・悪や中立・悪の方がまだいい。 ちなみにこの属性の代表例はジル・ド・レェだ。これでこの属性がどのくらいマスターにとって性質の悪いものか判っただろうか? 「げっ!その人って先生が補習で言ってた第四次の聖杯戦争の虐殺者じゃないですか……」 「おまけに呂布には裏切りの逸話があるくらいだ。下手をすれば令呪を使ってでも裏切りの対策をする必要がある」 「え?でも先生?令呪さえあればサーヴァントはマスターを裏切れないんじゃないですか?」 「まさか。その気になれば連中は簡単にマスターを裏切れるさ。 ただサーヴァントにも目的がある以上、マスターを失う事は現界するにも戦っていくにも効率が悪いから普通はやらないだけだ。 サーヴァントを失ったマスターがまた新しくサーヴァントを得るのが難しいように、新たなマスターを得るのもそう簡単ではないからな」 「でもそれならやっぱりサーヴァントは裏切りはやらないじゃないですか先生」 「普通は、と言っただろう?要するに呂布は例外と言う事だ。スキルを見れば判る」 「えと呂布の保有スキルは対魔力、騎乗、一気呵成、仕切り直し、単独行動ですね。クラススキルが異常に目立ちますね」 「とりわけこの高い単独行動スキルがある時点でマスターは呂布の裏切りは当然と考えなくてはいけない。でないと───本当に死ぬぞ?」 「…………」 「さて。判っている者もいると思うがこの呂布は宝具の能力的にも保有しているスキル的にも持久戦や乱戦に強い。 『方天画戟』は能力、ランク共にそう強力な物では無いが全ての敵サーヴァントを同時に相手出来るという利点がある。 後は戦闘が長くなればなるだけ命中率が上がる一気呵成と戦闘の建て直しが出来る仕切り直しを有効活用しない手は無いな」 「ロードエルメロイⅡ。では呂布の戦略はどういうものがよろしいんですか?」 「見ての通り呂布は宝具戦になれば敗北は必至だ。能力上『方天画戟』は宝具戦では全く役に立たないからな、ランクも低いし。 よって敵の宝具を封じながら自身に有利な戦いを進めれば良い訳だ。なら、第三者の戦闘に乱入するのが手っ取り早くてよい。 互いの警戒が必要な乱戦ならば一部の奴を除いて宝具はそう簡単に使用出来なくなるし、呂布は乱戦と相性が良いからな」 「なるほど。下手に宝具が飛んでくる一騎打ちよりもバトルロワイヤルの方が強いってわけですね」 「では呂布のまとめに入るが裏切り対策は絶対に必要だ。惜しいが令呪を使ってでもやるべきだな。後は利器型の対人宝具持ちが多ければ良い活躍が出来そうだ」 「ところで弱点とかはありますか?」 「ああそうだった言うのを忘れていた。伝承の通り欲望の強い人物だ。セミラミスのような毒婦タイプには気を付けておけ。最悪絡め取られてコロっと逝くぞ?」 「そういえば呂布って武力は凄いけど頭の方は結構単純でしたっけ……メデューサの『暗黒神殿』も危なそうだなあ」 「全然サクサクやれなかった呂布に続いて最後セイバー、日本武尊だ」 「ヤマトタケルてニホン最強!って意味らしいですね」 「さてこいつはニホンの英雄なだけあって呂布と同様に知名度によるパワーアップが考えられるな。 ニホンではクサナギの剣やアメノムラクモはゲームや小説に出るくらい有名らしいぞ?私もそれで知ったくらいだ」 「インド最強?のラーマと五分の能力値……名前通りに日本最強の英雄?」 「少なくともニホンの英雄の中では上の方だろうな。ニホンの英雄を呼びたいのならこいつの触媒を探すのが良いぞ。見つかればだが」 「属性は問題無しだな。ただ本人の性格にはムラがあるようだから頭に入れておくといい。後で困らんで済むようにな」 「目ぼしいスキルは……うわっ!?対魔力がBランク。神性がB、合気がA。神殺がBランクと一流揃いですよ!」 「合気は良いスキルだ。自然と一体化するとでもいうのか周囲の状況把握が素早く出来れば戦闘だけでなくアサシンの暗殺にも対応し易い」 「対魔力もBランクもあればほぼ魔術に対して無敵ですしね。大魔術や儀礼呪法等でも傷つけるのが難しいくらいなんですし」 「そうだな。で残るは対神性の神殺スキルだが、日本武尊という英雄の特徴を表わしたスキルだな。いや実に皮肉だな」 「皮肉……ですか?」 「神の子が神を殺すと言うのもそうだが、こいつはその力を父に恐れられて飛ばされたのだろう?なら結果を出せば出すだけどうなったか想像は容易だ。だから皮肉だなとな」 「…………」 「いやつまらない話だった、元に戻すぞ。いよいよ宝具だがこの『草薙剣』は武器としても優れているが随分と多様性を誇っているな」 「刀身の隠匿、気配遮断、魔力効果の打ち消しを可能とするとありますね。魔力効果の打ち消しってなんでしょう?」 「刀身の秘匿は見えない剣の『風王結界』と同じ様なタイプだろうな。で気配遮断は霧の幻覚作用による姿の隠匿ってところかな? 最後の魔力効果の打ち消しは───流石にこれじゃ具体的な内容が判らないな……。多分、強化魔術などの効果破棄なんだろうか? まあ、とにかくこの宝具が接近戦で絶大な効果を発揮するのは間違いない。有効性は騎士王が見せてくれたからな」 「う~んどっちにしても何がどこまで出来るのかは実際見てみないとわかりませんね……あ『天叢雲』もお願いします!」 「『天叢雲』だが、これは使う場所を選ばんと大惨事だな……。後はそうだな、レンジ的にも空中から雪崩込む形で落ちてくるのかな? もしそうならばイメージ的には鉄砲水と津波だな。それから多少は軌道操作が可能と考えられる」 「津波や鉄砲水が8も来んのかぁ、うへえそりゃスゲェわ」 「この宝具は発生の性質上、より高い空中で発動させれば日本武尊と宝具軌道が直線に並ばないという利点が出来る。 つまりもし宝具の打ち合いで競り負けても敵の宝具の軌道によっては損傷無しで済む場合もあるという訳だ」 「あのそれってもしかして無敵なんじゃありませんか?」 「いやだが宝具の打ち合いが出来ないサーヴァントにとってはそうでもないぞ。第三次皆鯖では例えば呂布とかな。 そういう連中にとっては逆に前進して間合いを詰めれば助かる可能性が残っているわけだからからどんなものでも良し悪しはあるものだ」 「では纏めに入るぞ。まずはヤマトタケルと信頼関係を結んでしっかり手綱を握る事だそれで性格の問題はある程度解決出来る。 後は『天叢雲』の使用に注意するくらいだな。こいつもラーマと同じく大英雄の格ゆえ、余程ハイレベルな戦いでない限り勝ち残れる。 よってこいつも注意しなければならないのはキャスターやアサシンのマスター攻撃なんだが、対魔力と合気のスキルで結構守りも堅いんだよな……」 「あれ?意外に問題点が少ない?」 「ん。少々つまらんがその通りだ。普通に超お薦めの英霊……というか薦めないのがおかしいレベルだぞ?ラーマと同様にA+ランクのお薦め度でよろしくしよう」 「さて総纏めだ。第三次皆鯖で有力なサーヴァントは日本武尊、ラーマ、オデュッセウスの三名だ。ラーマも良いが特に日本武尊が知名度的にも良い」 「意外なことにヤマトタケル問題点も少なかったですしね。もっと問題があると思ってたのに……」 「まあ使い易さは高ランクの対人、対軍宝具を持つラーマの方が上だ。日本武尊の宝具は強いが少々癖があるからな」 「この三名が共通して言えるのは如何にマスターが足を引っ張らないかだ。ここまで強力だとまずマスターが狙われるからな」 「こればっかりは対策が無いのが残念ですよね」 「ローゼンクロイツならのマスターの超強化が簡単に出来るんだが……流石に奴ではこの三人には勝てないからな」 「戦力差が圧倒的ですもんね……」 「───だが逆を言えばマスターを強く出来るこいつみたいなタイプこそがこの三名の天敵になり得るから注意が必要だ」 「………絶対これみんな意図しないで作ったんでしょうね……」 「……多分な。私も今さっき気づいた」 「ところでハイ先生!あんなに強いラーマや日本武尊がA+相当のお薦め度ならA++レベルのお薦め度は誰ですか!?」 「それはお前イスカン───いや、なんでもない。ではかなり長くなってしまったがこれで第三時限目の講義を終了する」 「ちぇ残念……。先生、それに参加したマスター候補の皆さんもお疲れ様でした!」 「「「お疲れ様でした。教授もありがとうございました!」」」 「さてと、私はこれでようやく───」 「あ、あの!教授!これからお昼でもどうでしょうか?!」 「ちょ!あー!わたしが先に誘おうって言ったんじゃないっ!」 「こういうのは言った者勝ちなの!」 「抜け駆けなんて許さないわよ!」 「いやいやプロフェッサーカリスマは俺たちと飯食うんだっての!女は引っ込んでろよ」 「そうだっつーの。グレートビッグベン☆ロンドンスターもお前らよりも俺たちの方がいいに決まってるじゃん。ですよね教授?」 「あんたたちこそ引っ込んでなさいよ!大体教授は男性なのよ?あんた達みたいなガキとご飯食べても嬉しくないわ。ねえ教授?」 「いや私はだな……」 「「「どっちがいいんですか?!ロードエルメロイⅡ!」」」 「─────頼むから帰らせてくれ……」 ~FIN~
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マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 六時限目 「先生ーフラット君ですよー久しぶりの皆鯖講義のお時間ですよー?」 「やれやれ全く……あっちに行ったりこっちに行ったりなんだと言うんだ…。 おまけに何故自分の誕生日にまでこんな事をしなければならんのだ!戻って来い我が平穏!」 「先生!プレゼントを用意してるんで早く教室に来てくださいよ!」 「フラットの奴……またなにかロクでもない物を用意したんじゃないだろうな……はぁまったく」 ~教室~ 「ではさっさとやってさっさと終わるぞ。席に着け」 「うむ。ではそうするか」 「────ん?なんか聞き覚えのある声が……?」 「どうしたんですか?先生?(ニヤニヤ)」 「いや気のせいだ。あいつが此処にいるわ───」 「どうしたのだ坊主。さっさと始めんか(ニヤニヤ」 「──────は?らららライダー!!?な、なんでおまえがここ、え、え?」 「やったードッキリ大成功ですよイスカンダルさん!イエーイ(パチーン!)」 「わはははははは!おう坊主の弟子。見たかさっきの坊主の間抜けなツラ!(パチーン!)」 「は?は?意味が判らない。なんだコレはなんで何故ライダーが此処にいるんだよ!」 「SSスレとこのイスカンダルに不可能無し(キュピーン!」 「うおー超カッコイイですよ!!サ、サインよしてくださいサイン!!あと握手も!」 「おういいぞ。征服王いすかんだる。ここに征服完了、っと(カキカキ)」 「はぁ~超レアモノGETだぜっ!b」 「で、フラット説明して欲しいんだが?」 「ですから先生の誕生日のお祝いですよ。あと今回で講座SSが目標回数の6回に到達した記念も込めて」 「超特別ゲストに余が遥々張ったと言うわけだ」 「あ、これどうぞ征服王様用の来賓の席です。備品かっぱらって来たんですよ」 「お?坊主の教え子にしては気が利くな」 「王様に褒められましたよ俺!イヤッホゥ!」 「……で?フラット一応訊いておくが真意は何だ?」 「ですから先生。目標回数に一応到達したので今回で暫定的な最終回になるからですよ。 このSS始めた辺りで完成してたのが確か皆鯖第十次前後で、お蔭様でそれなりに好評みたいでしたからせめて半分位はやりたいなーって。 六パターンもあれば分析データとしては一応足りるかなぁとも思ってましたし。 まあ時間があれば第七次分以降もやれたら良いなとは思いますけどとりあえずFateASの方がヤバいんで」 「やはり最終回は豪華にいかなくてはな。豪華さだけにかまけてあの金ぴかを呼ばなかっただけでも坊主の弟子は評価できるぞ」 「いや~ははは」 「───で、こいつがここに居るのか?」 「はい。先生も嬉しいでしょ!気を利かせたんですよ俺───熱うぅぅい!!葉巻!葉巻がオデコにっ!?先生それ灰皿じゃないです俺です俺!」 「ん?ああすまんすまん。ワザとだ(しかし、これは何というか………なんだこの授業参観状態は………)」 「ほれ坊主早く始めんか。身長は伸びとらん様だが中身はあの時よりはちょ~~っぴりは成長したんだろうな?ん~?(ニヤニヤニヤ」 「………ムッ………わかったいいぞ。では、第六次皆鯖の講義を始める」 「六次の面子はルノー・ド・モンドヴァン。ヴラド・ツェペシュ。トリスタン。アロンソ・キハーナ。自来也。ザッハーク。ソロモンだ。 見ての通り大物から有名所にマイナー、さらにキワモノまで一通り揃っている泥沼戦線が六次の特徴だ」 「パラディンに円卓の騎士。串刺し公に魔術王に悪魔モドキに忍者とバイタリティ富んでますねぇ。誰が残ってもおかしくないです」 「坊主この面子の中でお前が一番注意している相手は誰だ?」 「それはライダーまたお前と組んだ場合の話か?」 「余以外のサーヴァントがどこに居るんだ」 「む、それもそうだな。………キャスターのソロモンだ。ライダーの対魔力とソロモンの能力を考えればなこいつが一番厄介だ」 「ふむふむ」 「じゃあ個別の解説に入る。アサシンの自来也からいくかな。 自来也は高い気配遮断スキルを有しており皆鯖では真っ当なアサシンクラスの部類になる。 こいつの最大の特徴は蝦蟇を媒介にした魔術を使う。『忍蝦蟇』という礼装を持っている為自来也が扱える魔術の種類は多様と言える」 「この人、アサシンクラスにしては結構万能な方ですよね」 「だな。アサシンの本家であるハサンに追随する気配遮断と忍法、それに妖術。幅広い戦術戦略が可能なため嘗めてかかると死ぬだろう」 「おまけに自来也の宝具は意外と使える。 巨大な蝦蟇の幻想種に変化する『妙高仙道大妖蝦蟇』だが、背中にレンジ5~40の大砲、身体能力の強化や保護色による隠蔽の能力。 そして最大の利点として『空蝉の術』と併用すれば一度だけなら倒されても死なないと言う保険を持っている。 一時的に宝具を失うデメリットも大きいが、一度だけなら無事だと言う精神的な余裕は勝負所では大きなメリットになる」 「まあ死なんと判っておれば敵よりも一歩でも深く踏み込めるからな。このアサシン意外と強くないか坊主?」 「アサシンクラスにしては強いさ。総合的に見てもね。能力値も悪くないし、雷獣などの幻想種とも戦ってるから戦闘経験値も豊富だし」 「して坊主。肝心の攻略はどうする気だ?」 「まあ戦況にもよるけど僕ならこいつは出来るだけ早い内に潰しておく。 いくら戦闘力に長けてると言っても流石に真っ向勝負をしかけてくるとも思えないからさ。 自分の所に来たら絶対に逃がさすに返り討ちにする。 来なかったら他のマスターを張ってそいつのところに現われた自来也を側面から叩いて潰す」 「なんだ坊主、意外なほどに積極的な方針だな?」 「自来也は放って置いたらこれと全く同じ事を自分にされるだろ。 戦闘力に長けてる分、自分のサーヴァントが他のサーヴァントと戦闘してる場合に自来也に襲われたらその時点でその聖杯戦争は負けだ」 「難敵は倒される前に倒す、か。うむ坊主も中々戦いと言うものが判ってきたようだな!」 「……いいから次の奴に行くぞ」 「あれれ?先生照れてるんで────うぎゃ熱いっ!!!」 「次はライダー、アロンソ・キハーナ。まあドン・キホーテの方が通りはいいだろうな」 「性能の偏り方が半端じゃないですねこのドン・キホーテさん」 「まあ見ての通り英霊としての実力は下から数えた方が早いかもしれない」 「確かに英霊としてはそんなに強くはなかろうな。ステータス的に考えても」 「ライダーの持つ宝具『我、騎士道を邁進す』は補助系統の宝具だ。 攻撃力は皆無だが英霊やマスターに対する撹乱能力がズバ抜けている。 特に司令塔のマスターに対する撹乱が凄まじくマスターの性能透視能力が無効化されるどころか逆に仇になる」 「余はマスターでは無いからわからんのだが───実際にコレ食らうとどうなるんだ坊主?」 「普通のマスターならまずサーヴァントに与える指示や取る行動を間違えるんじゃないか? ステータスオールAに視えたり、場合によっては周辺物が幻想種に見えたりするタイプの宝具のようだし」 「あとスキルの『錆び付いた英雄譚』が意外に面倒なスキルだ」 「あの~先生……これ正直無敵なんじゃ?」 「私はそうでも無いと思うがな。……ライダーはどう思う?」 「余も厄介なスキルだとは思うが無敵とは思わんな」 「え?え?なんでですか二人とも!説明文読む限りじゃ無敵っぽいじゃないですか!」 「ではフラットお前に訊くが、これはいつの時代まで遡ればファンブル率が100%になるんだ?」 「あ……」 「まあそういうことだ。 時代が古くなればなるほどアロンソに対してファンブル率が上がるが残念ながらアロンソではそこ止まりだ。 アロンソの能力値が低い分、高い攻撃力や高い防御力を持つサーヴァントなら百発外しても一発当てられればそれで十分に勝算がある。 特に中世辺りの英雄は錆び付いた英雄譚的に天敵だな。 時代が半端な割には今次に居る円卓の騎士やパラディンの様なレベルの高い英雄がゴロゴロ居る」 「ガッデム!くそう!俺絶対にドン・キホーテは強いと思ったのにぃ!」 「いま言った通りアロンソは単体じゃまるで勝負にならん。 何せ決め手になる攻撃力が全く無い。おまけに最高ランクの精神汚染まで持っている」 「うわーうわー!もう聞きたくないー!」 「だがそんなアロンソも運用法をちょっと変えるだけでとんでもなく化けるぞ?」 「キター!マスターVキター!!でその運営方法は!?」 「簡単だマスター同士で手を組めば良い。 ただし絶対に裏切らない相棒を見繕わないと駄目だぞ?でないと最後の最後に裏切られるから。 それか攻撃力に超特化したマスターがアロンソを召喚するかだ。 まあこちらは少数派だな、サーヴァントすら害せる高火力マスターがそういるわけない」 「遠坂時臣さんや言峰綺礼さんがやったみたいな事ですよね?でもなんで手を組むんですか?」 「アロンソに決定的に足りないのは攻撃力だ。防御力の方はスキルと宝具で割りと低くはない。 よってその足りない攻撃力を味方のマスターの従えるサーヴァントの力で補う。 アロンソを前面に立たせ戦況を混乱化、錆び付いた英雄譚のファンブル能力を上手く使い敵の足止め、そしてもう一体のサーヴァントが敵を側面から叩いて潰す。 ・・・ま、基本戦略としてはこんなところか?」 「まあ戦術としては妥当なところだな。では攻略の方はどうする?」 「強力な英雄ならば基本的に撹乱に惑わされずに真っ向勝負さえすればアロンソには勝てると思う。 普通にやってもライダーが勝つだろうけどどうせなら最後まで残しておいて『王の軍勢』で蹂躙すれば良い。 百発ミスするんならこっちは千発当ててやるさ」 「ほうほう(ニヤニヤ」 「な、なんだよっ!」 「ランサー、ウラド・ツェペシュの個別解説に入るが───」 「ブチ殺すぞヒューマン!!」 「エイィィィィイメンッ!!我らは神罰の地上代行者、殴っていいのは異教徒と化け物だけです」 「っておい危険なネタは止めろお前ら!!?大体ライダーお前どこでそんなネタを───」 「坊主の弟子にコレを借りた(某吸血鬼ドンパチ漫画」 「てへっ」 「フラットォライダーに妙なもん貸すなー!こいつが真似してロンドンに攻め込んできたらどうする気だ!!」 「ぶほっ!!(バキッ!)またぶたれた!?先生最近ドメスティックバイオレンス気味ですよ!」 「誰がDVだ!まったく……。さてこいつは彼の有名な吸血鬼ドラキュラなどの元ネタと言われる串刺し公だ。 トルコ兵の串刺し山は日本でも有名だな。よって知名度による補正が貰えるかもしれん」 「肉体的性能は槍兵クラスにしてはそんなに高くは無いがその分精神的性能でカバーしとるな。結構バランスは良いぞ」 「あこらライダー、勝手に解説するなよ」 「ちょっとくらいいいだろうに」 「おほん。でウラドの保有スキルは『串刺しの杭』以外は宝具の補助をするスキルだ。 先程触れた『串刺しの杭』はサーヴァントは恐らく無事だろうがマスターは要注意しろ。 この手のスキルを持ってるサーヴァントと戦った場合マスターVSマスターの戦いに縺れ込まれて大抵負けるから」 「まぁ士気が激減しておるからな。どんな強者だろうと士気があまりに低くては勝てるもんも勝てん」 「………(なんか、なんだかんだと息ピッタリなんですがこの二人……)」 「さてウラドの宝具『餓え渇く飲血の領地』は夜間だけ使える血液を燃料とした吸血鬼の能力を再現する特殊能力だ。 吸血能力を始め霧になったり蝙蝠に化けたり狼に変身したりと出来るが最大のポイントは復元呪詛が付く点だな。 いくら死に難いサーヴァントと言えど流石に肉体の大半を戦闘で失えば消滅するのは間逃れない。……だよな?」 「うむ。流石に余も胸から下が全部無くなるような状態になれば消滅するな。 そんな状態でもなんとか動けるのは戦闘続行スキル持ちくらいじゃないか?」 「へぇ地味だけど意外に使えるスキルだったんですね戦闘続行スキルって」 「まあAランクともなると霊核の心臓潰されてまだ抵抗できるレベルだからな。 で話を戻すがその大半の肉体を失った状態からでも戦線復帰が可能になるのが『餓え渇く飲血の領地』の強みだ。 また魔力ではなく血液を宝具の燃料にしているため魔力の無いヘロヘロの状態でもこの宝具は使えるのも利点だ。……とは言ってもその逆もあるが」 「そして『餓え渇く鮮血の粛杭』の方だが見ての通り使用する場所によっては無差別宝具にもなる非常に危険なシロモノだ。 特にライダーやチンギスハンの様な軍団系宝具や巨大生物系の宝具を持つ英霊とは相性が悪い。 これらの宝具が持つメリットがそのままデメリットとして自分たちに跳ね返るからな。 おまけにこれだけの威力を誇っていながら燃費も良い。と言うより全体的にウラドは燃費が良く使いやすいな」 「う~むうむ。よし!では坊主よこのイスカンダルが問うてやろう。このウラド・ツェペシュ、貴様ならどう攻略する?」 「……。まず両者の性質は真っ向勝負型だ。ただ『王の軍勢』は『飢え渇く鮮血の粛杭』と相性があまり良くない数が数だから。 それに『串刺しの杭』の存在も考慮すれば自然と答えは出るさ。 僕も『神威の車輪』に乗って戦い、ウラドが宝具を使ってくればよりランクの高い『遙かなる蹂躙制覇』で応戦すれば僕たちの勝ちだ」 「ほう。うむうむ(ニヤニヤニヤ」 「だからなんなんだよさっきからおまえっ!!」 「次はバーサーカー、ザッハークをやる」 「こりゃまた凄いのが出てきとるな……マスター無しでも活動出来るバーサーカーとは」 「物凄く迷惑なサーヴァントですねザッハークさんって。能力値も高いから余計に」 「単独行動以外は特にこれと言ったスキルは無いな。予知スキルもバーサーカーでは有効には使えまい」 「一番の問題は宝具の『憑き纏う呪いの双蛇』だな。 宝具性質上どう考えてもザッハークと言う怪物が聖杯戦争に紛れ込んだ──と言う構図にしかなりそうにない。 だが宝具のランクがA+とかなり高いから下手なサーヴァントでは勝てんぞこれは」 「というか滅茶苦茶不釣合いな絵面ですよね。177cmの体にレンジ1~30もの双蛇が付いてるんですよ? 本多忠勝さんと蜻蛉切以上の不釣合いぷりです!」 「しかし前々から思っていたんだがフラット。お前はどうでもいいような事ばかりに目が行くな?」 「そんなぁ褒めないでくださいよ照れますよ俺!!」 「全然褒めてないだろう!」 「まあこれ以上特に言うことは無い。実力のある英霊なら幻想種退治と同じ要領で倒せる筈だ」 「なあ坊主、正直こいつは貴様ならどうするよ?」 「普通なら放っておいて勝手に自滅するのを待つところだけど……性質が悪いからな。色んな意味で邪魔になるようなら倒すよ」 「倒す、か」 「そうだよ・・・」 「さて次はセイバー。ルノー・ド・モントヴァンでもやるか」 「もうセイバーがきたー!」 「まあ言わなくても判ると思うがこのルノー。まず変人で間違いない」 「なんで断言できるんですか?」 「怪人大国フランクの英雄だぞ?シャルルやローランと同じ王族の人間だぞ? テュルパン大司教でさえ結構微妙に変人?な気があるのにルノーがまともな訳ないだろう」 「先生が言うなら間違いないですね。なにせアレのローランさんがアレですし!」 「アレのローランがアレでなくてもローランは伝承からして元々アレだ」 「能力値とスキル共にランクの高いものが揃っており、アーチャークラスでもないのに単独行動をもってるのは良い。 ただ伝承的に放っておくとフラフラとどこかに行きそうだからその辺は注意しておいたほうがいいぞ」 「本気で冬木の街で迷子にならないとも言い切れませんしねルノーさん……」 「シャルルズパラディンの三強の一角である以上、まず戦闘技能も非常に高いと言えるだろうな」 「しかも宝具『揺らめく焔天』は刀身に幻惑の効果があり、ルノーの通常戦闘力もあってかなりやり辛いはずだ。 また真名の解放による宝具能力が地味に強い。 突然剣の軌道が鞭の軌道に変わり、間合いが伸びる。その上、魔力値の低い者がまともに喰らえばその時点で燃え尽きて死ぬ。 致死性の攻撃に加えて突然今までと攻撃のパターンがらりと変わるため、事前情報無しでは対応するのに苦労するのは間違いないな」 「まあセイバークラスである以上仕方が無いとは言え名馬『バヤール』は持っていないようだ」 「そんなに凄いんですかこの馬?」 「馬にしてはかなり凄いぞ?速い賢いタフな名馬でカタイの王女アンジェリカの居る国までルノーを案内することも出来る」 「フランス辺りから中国辺りまで……なんて馬だ…そう思いませんかイスカンダルさん?」 「余のブケファロスも負けてはおらんわ!して坊主、このセイバーはどう料理する?」 「お前に任せる」 「あん?」 「だからお前が好きな様にやればいいって言ってるの。このルノーは強力な英霊だ。小細工仕掛けても大して意味無い。 特に与える指示も無い真っ向勝負になるんだからお前に任せて好きにやらせた方がマシだよ」 「…………ふむ」 「………ふん、次アーチャーだ」 「アーチャー、トリスタンだが能力値は筋力と敏捷が抜けているな。流石は円卓の騎士か」 「でもこの人アーチャーなのにルノーさんの単独行動スキルの方がランク高いってどうなんでしょうね?」 「私に訊くな。スキルは戦闘系が心眼(偽)と戦闘続行。非戦闘系が変装だ。 自来也と言いトリスタンと言いウラドと言いなんで六次は化けるスキルを持つサーヴァントがこんなに居るんだ・・・」 「コスプレとかいうやつだな?」 「全然違うわ!」 「トリスタンは竜退治の逸話もある円卓の騎士の実力者なだけあって戦闘技能はかなり高い。 所詮弓兵と嘗めて接近戦を挑みかかればまず返り討ちに遭うだろうな」 「武装は『無銘銀剣』と『弦歌幻奏』だな。 銀剣はこれ程の一品なのに宝具じゃないのか・・・それともセイバークラス辺りで宝具化か? まあいい。トリスタンの宝具『弦歌幻奏』は無駄無しの弓などと呼ばれた必中の弓だ。 アーチャークラス的に必中の弓は大して珍しくも無いが流石に矢が無い弓矢はそう無いだろうな」 「矢が無い、っていうのはどういう意味だ?」 「そのまんまだよ。この宝具は矢を弓で飛ばすんじゃなくて、弓で飛ばした物が矢になる宝具だ。 要するに 剣 でも 矢 でも 水 でも 音 でも下手すると 概念 であっても矢として使える。 おまけにこの『矢』は標的の直ぐ近くから突然現われる訳だからそりゃ嫌でも当たるよな」 「おい坊主こりゃどうすればいいんだ?」 「勘の良さが無いサーヴァントだと多分即死───かな? 正直剣や矢の有形の矢はまだ何とか出来ても特に風や音なんかの無形の矢を有形物の間に挟まれたら対処しようが無い」 「はい!あのー先生、イスカンダルさんと一緒にこのトリスタンさんと戦うなら先生どうしますか?」 「お前もライダーと同じ事を訊くか?」 「余も今丁度同じ質問をしようとしたところだぞ」 「お前もか・・・・・・そうだな。『神威の車輪』だと御者台に居る僕が狙い打ちにされる可能性があるからリスクは高いけど『王の軍勢』をトリスタンに使うのも悪くないかもな」 「それはなんでまた?理由はあるんだろうな?」 「ライダーはランクの高い直感系スキルは持ってないだろ。だったら一人で駄目なら兵みんなで王駒を守らせる。 幸い『弦歌幻奏』対人宝具だから初撃さえ凌げれば勝てる」 「はー!なるほど!みんなで死角を無くす訳ですね?」 「うん、まあそんなところ」 「そして最後がキャスター、ソロモンだ」 「この人、人気ありますよね。今でも話題になりますし、まあ良い話題なのかどうかは別として」 「さてこのソロモンだが、能力値は完全にキャスタークラスのものだが、スキルと宝具がかなり恵まれている。 神殿を上回る大神殿の設置と魔術を行使出来る魔術書などの概念武装の製作。それに神授の叡智などがある」 「なんかインテリ系スキルっぽいですね」 「さて宝具に入るが『神約の指環』は『破壊すべき全ての符』と同系統の宝具だが神霊クラスでもいけるため正直あれよりヤバい。 まあ問題は刺すまでのプロセスなんだがキャスタークラスであると言うのを考慮すれば出来ないことは無い」 「メディアさんも手を尽くして刺せましたしね」 「で次に『七十二の鍵符』だがこれもまた使い勝手抜群だな。 自分でも七十二柱の魔術が使え他人でも使え魔力が無くても生命力で代用出来るか」 「先生!七十二柱の魔術ってどんなのですか!?」 「七十二種類も書けるか!自分で調べろ!と言いたいところだが生徒が調べたものがあるからいくつか紹介しよう。 空間転移、未来予測、思考読取、動物変身、死体操作、視聴覚の剥奪、地震、毒、天候操作、使い魔賃貸 物資調達、流体操作、植物操作、炎、ワイン製造、金属の黄金変化、精神操作、索敵・探査、交霊、 ベホマ、ラピュタの雷などがある」 「最後の二つなんですか!!?」 「知らんのか坊主の弟子?ベホマはHPが全快する魔術、ラピュタの雷はラピュタ王の宝具だぞ。本当に知らんのか?勿体無い」 「何で知ってるんですかイスカンダルさん?!」 「そして最後が『七十二の鍵符』を建造物に使う事で真価を発揮する『王の神殿』だ。 これは多分キャスタークラスでも最高の防衛力を誇る宝具だな。 内部の異界化、神殿内での七十二柱の魔術行使、おまけに維持費は自作の外部電源による供給。 おまけに透明化、空中浮遊、水中潜行、空間転移などが出来る移動要塞にもなるときてる。 アン・ズォン・ウォンの要塞もかなり堅いがこれはもっと堅いぞ。なんなんだこの鉄壁の守りは?」 「おい坊主、これ外部から破壊するんなら同ランクの対城クラスの宝具でも持って来ないとまず完全破壊は無理じゃないか?」 「うん。僕も同意見だ・・・・・・」 「さてと、さらにふざけた事にソロモンである以上は七十二柱な訳だが」 「ま、まさか!」 「魔力量さえあれば悪魔の本体が来る可能性がどうやっても否定できないな」 「ひぃぃぃいいい!七十二体の悪魔の軍勢がぁぁぁあ!!カッコイイ!!」 「むむ余と同じく軍勢とは生意気な!」 「あ、いや盛り上がってるところ悪いが七十二体はまず確実に無理だぞ」 「え、なぜです?」 「うむ説明しろ坊主」 「冬木の聖杯が集めた50年分の魔力量でも召喚できる人数が英霊七体分だからだ。しかもクラスに当て嵌めると言う条件下で。 この悪魔達は元神霊らしいから堕ちたこいつらのランクを神霊のワンランク下の精霊と仮定した場合でも英霊と同格。 つまり超単純な計算をしても50年分のマナで精霊七体分しか呼べんと言うことになる。 とてもじゃないが七十二体分の魔力量を冬木で用意するなんて理論上不可能だ」 「てことは」 「どう見積もっても一、二体が限界だろう。おまけに他にも魔力は必要になるんだ。 無駄に数を揃えるよりは要所要所で上手く使った方が良い。 と言うかな、私見だが正直悪魔の魔術が使える時点で本体にそうそう用は無いと思うぞ?」 「う…まあ確かにそうですね」 「正直微妙な悪魔を大量に召喚して現界維持にヒイヒイ言うくらいならいっそ強い悪魔に的を絞って一体召喚した方が全然効率が良い。まあこんなところかな?」 「おっと待て坊主!では一番訊きたかったソロモンの攻略法だ。・・・・・・さあ答えてみろ坊主?」 「・・・・・・そうだな、まずソロモンだけどこいつは『神約の指環』があるから最後まで残しておくのは不味い。 あんまりタラタラやってたらいつの間にか他のサーヴァントがこいつの手に堕ちてる可能性があるから。 だからソロモンの正体に見極めが付いたら真っ先に潰しておいた方がいいと思う」 「ふむそれで?」 「それで・・・一番ベストは『王の神殿』を作り上げられる前に倒す事だけどそんな都合良く行くわけが無い。だから・・・」 「だから、どうするんだ坊主」 「だから『王の神殿』に真正面から乗り込んで攻略する。征服王の軍勢と共に」 「・・・・・・」 「フ、フン!ここまで高レベルの敵との戦いになると戦略なんて無意味に近いんだ。自分たちが相手より強いか弱いかの勝負さ」 「・・・・・・・・・」 「────。最後に総評だがどれを選んでも良い。 マスターとサーヴァントの相性さえ見誤らなければ全員に勝ち残れるチャンスがある。 よってマスターと相性最高の相手を選ぶと良い。─────今日はこれまでだ。解散」 「あ、先生!」 「おい坊主!」 ~廊下~ 「おい坊主!ちょっと待たぬか」 「・・・・・・・・・(カツカツカツ!)」 「こら坊主と言っとるだろうが!」 「・・・・・・・・・・・・(カツカツカツ)」 「待て。ウェイバーよ」 「───っ!な、なんだよっ!」 「一言貴様に言っておくことがある」 「・・・・・・・・・・・・なにを、だよ?」 「先の講義、実に見事であった。各サーヴァントの攻略法。 特にソロモン戦の際の貴様の意気込みは昔の貴様とは違う気概を感じたぞ。成長したなウェイバー」 「ううう、煩いな!べ、別にお前のために一人前になったんじゃない!」 「なにぃ!?貴様それが王に対する態度か!」 「僕は・・・・・・僕は偉大な征服王の家臣として恥ずかしくない力を身に付けてるだけだ! だからお前のためじゃない。自分のためにやってるんだ!」 「ふむ──そうか」 「・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「あ、あのさ」 「ん?なんだ?」 「僕の部屋に、昔お前が買ってきたようなゲームが・・・色々とあるんだけどさ。ちょっと対戦、しないか?」 「・・・どういう心境の変化だ坊主?」 「ち、違う!聖杯戦争の後に折角だからもっと見聞を広げようと思って色々やってみたらたまたま面白かっただけだ! だだ大体お前が僕の金で買ってきたものなんだから僕にだってプレイする権利はあるだろう!」 「はっはっはっは!しかしこの征服王にアドミラブル大戦略で挑んで来るとはな!」 「結構プレイして練習したんだ、今ならお前相手でも結構やれるさ」 「ふむいいだろう。よし!ではやるぞウェイバー」 「ああ!絶対に驚かせてやるから見てろ!」 「あれれ~?なんか先生がいつの間にかウェイバーハートフルENDに到達しちゃいましたよ?」 「まあいいか。さて今回で『マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座』はこれにて修了です!皆さんお疲れ様でした!」 「それではマスターのみんなバイバーイ!」 ~Good End~
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聖晶石召喚 ピックアップ召喚一覧 ピックアップ召喚 サーヴァントの入手方法別分類 サーヴァント/一覧/クラス・入手方法別 限定サーヴァント一覧 サーヴァント/一覧/限定 基本事項 ストーリー召喚が常時設置されている。 ストーリー召喚では恒常的に入手可能なサーヴァント・概念礼装だけでなく、ストーリー進行に伴って追加されるストーリー召喚サーヴァント・概念礼装が排出される。 特定のサーヴァントの出現率が通常よりも高く設定されるピックアップ召喚が開催されることがある。(詳しくはピックアップ召喚参照) ピックアップ召喚では恒常的に入手可能なサーヴァント・概念礼装に加えて、ピックアップ対象のサーヴァント・概念礼装が排出される、ストーリー召喚サーヴァント・概念礼装が排出されない。 聖晶石を消費することでサーヴァント及び概念礼装を手に入れることができる。 聖晶石3個消費することで一回召喚することができる。 1日に1度(4 00更新)だけピックアップ内容ごとに有償聖晶石1個消費することで一回召喚することができる。(2021年8月1日実装) 10回ごとに1度はボーナス召喚が追加されて二回召喚できる。(2019年8月4日実装) 同一ピックアップ上で一回召喚を9回行った時に、二回召喚を1回行うことができるようになる。呼符と聖晶石で9回行った場合でも行える。 ピックアップごとに回数が記録され、ピックアップ名が同じであればピックアップ対象が違っていても引き継がれる。(2021年12月31日まで)ピックアップ内容ごとに回数が記録され、ピックアップ名が同じでもピックアップ対象が変わるとリセットされる。(2022年1月1日以降) 聖晶石30個を一度に消費すると10回召喚できる。(2019年8月4日まで)聖晶石30個を一度に消費すると11回召喚できる。(2019年8月4日以降)11回召喚を行うと、☆4以上の「サーヴァントまたは概念礼装」が1枚、☆3以上の「サーヴァント」1騎が確定で手に入る。 期間限定ピックアップ召喚において召喚を329回を行う間にピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァントが1度も召喚されなかった場合、330回目の召喚をおこなった際に1度だけ「確定召喚」によってピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァント1騎が必ず召喚される。(2022年1月1日実装) ピックアップ召喚の内容それぞれ個別に召喚回数がカウントされる。召喚内容が変更された時点で召喚回数のカウントがリセットされる。 「329回目までにピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァントを召喚する」または「330回目にピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァントを確定召喚する」の後は「確定召喚」は無効になる。 リアルマネーで購入した聖晶石のみが有償入手分となり、オマケで入手したりイベントやクエスト報酬で獲得したものは無償入手分となる。 殆どの場合に使用時の効果に差は無いが、有償聖晶石でしか召喚できないガチャも存在する(「福袋召喚」「有償聖晶石1回召喚」) 有償分と無償分の両方所持している場合、無償分が先に消費される 所持アイテム一覧から、それぞれの所有数が確認可能 サーヴァント召喚時、当該サーヴァントのサーヴァントコインを入手出来る。 入手枚数はサーヴァントのレア度や召喚の種類によって異なる(詳細はサーヴァントコインを参照) 呼符 呼符を1つ消費することで一回召喚することができる。10回ごとに1度はボーナス召喚が追加されて二回召喚に変わる。 同一ピックアップ上で一回召喚を9回行った時に、二回召喚を1回行うことができるようになる。呼符と聖晶石で9回行った場合でも行える。 ピックアップごとに回数が記録され、ピックアップ名が同じであればピックアップ対象が違っていても引き継がれる。 一回召喚は呼符優先で行われる。呼符がある時に、聖晶石を用いた一回召喚は行えない。(有償聖晶石召喚を除く) 呼符を一度に10個消費して11回召喚はできない。 サーヴァントの入手条件 サーヴァントによって、入手可能なガチャの種類や期間が限られている 特定条件のみピックアップされたガチャ(男性限定/特定クラスのみなど)以外で入手可能な「恒常」 メインストーリーの特定の章をクリアすることで、ストーリーガチャに追加される「ストーリー限定」 特定のイベント期間のみ召喚可能で、通常時のガチャでは入手不可な「期間限定」 イベントの報酬のみで入手可能であり、ガチャでは入手不可な「イベント報酬」 「ピックアップ召喚」で召喚可能なサーヴァントは「恒常」+「ピックアップ対象」となっていることが多い。詳細は、公式からの通知や召喚画面での「召喚詳細」に記載されている。 詳しくは、サーヴァント/一覧/クラス・入手方法別参照 フレンドポイント召喚 基本事項 フレンドポイントを消費することでサーヴァント・概念礼装・指令紋章を手に入れることができる。 フレンドポイントは用意したサポートサーヴァントをフレンドがレンタルすると、ログイン時にGETできる。 フレンドポイントを200P消費することで1回召喚することができ、1度に最大10回までまとめて召喚することができる。 1日に1度、フレンドポイントを消費せずに10連召喚を行うことができる。(0時更新) イベント期間中は、該当のイベントの★3礼装が召喚対象に含まれることがある。 ストーリークリア時に「ストーリー召喚」に追加されるサーヴァントは、フレンドポイント召喚では召喚できない。 フレンドポイント召喚で手に入るサーヴァント一覧 名称 レア度 クラス アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕 4 セイバー ハベトロット (*1) 4 ライダー ガイウス・ユリウス・カエサル 3 セイバー ジル・ド・レェ 3 セイバー フェルグス・マック・ロイ 3 セイバー ウィリアム・テル 3 アーチャー エウリュアレ 3 アーチャー ビリー・ザ・キッド 3 アーチャー ロビンフッド 3 アーチャー 子ギル 3 アーチャー ダビデ 3 アーチャー 俵藤太 3 アーチャー クー・フーリン 3 ランサー クー・フーリン〔プロトタイプ〕 3 ランサー ディルムッド・オディナ 3 ランサー ヘクトール 3 ランサー ロムルス 3 ランサー 宝蔵院胤舜 3 ランサー アレキサンダー 3 ライダー ブーディカ 3 ライダー メドゥーサ 3 ライダー 牛若丸 3 ライダー マンドリカルド 3 ライダー ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス 3 キャスター ジェロニモ 3 キャスター チャールズ・バベッジ 3 キャスター メディア 3 キャスター メフィストフェレス 3 キャスター アヴィケブロン 3 キャスター ヘンリー・ジキル&ハイド 3 アサシン 荊軻 3 アサシン 静謐のハサン 3 アサシン 風魔小太郎 3 アサシン 百貌のハサン 3 アサシン ダレイオス三世 3 バーサーカー 清姫 3 バーサーカー 呂布奉先 3 バーサーカー パリス 2 アーチャー レオニダス一世 2 ランサー 武蔵坊弁慶 2 ランサー ガレス 2 ランサー エドワード・ティーチ 2 ライダー ゲオルギウス 2 ライダー ウィリアム・シェイクスピア 2 キャスター ハンス・クリスチャン・アンデルセン 2 キャスター 陳宮 2 キャスター シャルル=アンリ・サンソン 2 アサシン ファントム・オブ・ジ・オペラ 2 アサシン 呪腕のハサン 2 アサシン カリギュラ 2 バーサーカー エイリーク・ブラッドアクス 2 バーサーカー サロメ 2 バーサーカー イアソン 1 セイバー アーラシュ 1 アーチャー バーソロミュー・ロバーツ 1 ライダー ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 1 キャスター マタ・ハリ 1 アサシン 佐々木小次郎 1 アサシン シャルロット・コルデー 1 アサシン アステリオス 1 バーサーカー スパルタクス 1 バーサーカー アンリマユ 0 アヴェンジャー 通常のフレンドポイント召喚では入手不可な★3以下のサーヴァント一覧 名称 レア度 クラス ベディヴィエール 3 セイバー ジャガーマン 3 ランサー レジスタンスのライダー 3 ライダー 赤兎馬 3 ライダー アスクレピオス 3 キャスター クー・フーリン〔キャスター〕 3 キャスター ジル・ド・レェ〔キャスター〕 3 キャスター 岡田以蔵 3 アサシン 森長可 3 バーサーカー アントニオ・サリエリ 3 アヴェンジャー マシュ・キリエライト 3 シールダー 織田信勝 1 アーチャー ポール・バニヤン 1 バーサーカー コメント とりあえず作成しました。サーヴァントが全部ラインナップできていないかもしれませんが、抜けているものがあれば追加をおねがいします。このページの作成に問題があれば削除してください。 - 名無しさん 2017-04-17 17 02 55 俺たちの大英雄アーラシュは? - 名無しさん 2017-04-27 20 58 15 載ってます - 名無しさん 2017-05-06 09 23 22 百貌のハサンってフレポガチャから出るんでしょうか - 名無しさん 2017-04-17 20 49 35 普通に出るはずだけど - 名無しさん 2017-04-18 12 43 22 あ、そうなんですね。ずっと狙ってるのに一度も出てないものですから。では追加しておきますね。 - 名無しさん 2017-04-18 13 31 25 ベディってフレポででるの? - 名無しさん 2017-04-21 22 42 15 出ないはずだが - 名無しさん 2017-04-23 19 20 34 別のサイトのフレポガチャ報告にあったので書いてしまいました...。ごめんなさい。消し他方がいいでしょうか。 - 名無しさん 2017-04-24 11 53 37 ベディヴィエール削除ありがとうございます。 - 名無しさん 2017-05-09 01 08 27 この辺分かりづらくてよく聞かれることだし、☆3のうち、ストーリーガチャ限定の為にフレポから除外されてるキャラの一覧も作るべきかも?術ニキ、術ジル、ベディ、ジャガーマン、レジライダー、とあと誰かいたっけか - 名無しさん 2017-12-12 05 08 31 章クリア報酬が該当するって認識だったけど、清姫は違うしなぁ。覚えられない… - 名無しさん 2017-12-29 22 55 29 とりあえず表を作成してみたよ - 名無しさん 2017-12-29 23 27 52 入手不可の方に岡田以蔵が追加されてないやん - 名無しさん (2018-08-20 01 16 21) 追加しました - 名無しさん (2018-09-15 12 35 12) フレポから召喚可能にウィリアム・テルを、フレポでは召喚不可に森長可とアスクレピオスを追加しました。誤りがあれば訂正をお願いします。 - 名無しさん (2019-07-06 18 13 00) 名前 すべてのコメントを見る
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マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 二時限目 「おはようございますロードエルメロイ二世、次の聖杯戦争講義っていつですか?」 「なに?」 「あっ!ロードエルメロイⅡ教授ぅ。サーヴァントの講義って何時おやりになるんですの?」 「……は?」 「あそこに居るのはマスターV!?次の聖杯戦争必勝講座っていつっスか!?」 「……………」 『拝啓ロードエルメロイ二世様。自分も参加したいので聖杯戦争におけるサーヴァントの講義を是非やってください。やってくれないと暴れ■■、落ち込みます』 「………なんなんだ一体……ファック!」 「フラット、ちょっと来い」「ん?あれ、どうかしたんですか先生?」 「いやな、最近私にサーヴァントの講義をしてくれと言う生徒や講義してくれという嘆願書が私の所に届けられるんだが…… ……お前、四次アサシンのようにフラットABCDに分裂して裏で何かやってる、なんてことは無いだろうな?」 「先生……いくら流石の俺でも自作自演するほど暇じゃないですよ!」 「………まあ確かにな。お前の場合そんな暇があるならベーオウルフかクーフーリンの聖遺物でも探しに行っているか」 「そうですよ!でもこれが全然見つからなくて……」 「ほう?」 「いえ!なんでもないですハイ!それにしても流石先生って相変わらず人気者ですよね!?」 「クソっしかしなんだって突然……そもそもサーヴァントの講義にしてもフラットにしかしていない───フラットお前他人に喋ったか?」 「はい!他の友達に自慢してやりました!ロードエルメロイ二世の特別授業を受けてき───」 「ベルベット征服パンチ!!」「た───ぎゃ!??い、痛いですよ!何するんですか先生!?」 「何をするんだはこっちの台詞だ!一連の騒ぎの原因はお前のせいかこの馬鹿者!」 「だ、だって普通なら自慢したくなるじゃないですか。先生の講義って元々人気あるし、その内容が聖杯戦争の特別講義ともなると余計に」 「だったらなおさら黙っていろ!おかげで私はな───」 「きゃーーーーー!エルエロイⅡ教授がいる!」「え、嘘本当?マスターV?わぁ本当!素敵……」 「おぉぉっ!!教授、俺たちにもサーヴァントの講義してくださいよ!フラットばっかりズルイですよ!」 「教授、わたしからもお願いします!」「時計塔の名物講師グレートビッグベン☆ロンドンスターの名が泣くぜ教授!!」 「い、いや待てお前たち!私はだな───っ!!」 「「「「マスターV!マスターV!マスターV!マスターV!」」」」 「マスターV!マスターV!マスターV!先生はやっぱり人気者ですね───ぐあ痛いっ!」 「フラットォ後で覚えておけよ!?……判った!判ったからこんな所で騒ぐな!今からやってやるから受ける気がある奴は第三室に来い!」 「うぉおおおおラッキー!」「わたしロードの授業初めて!」「実験は後日やると伝言してくれ!」「流石プロフェッサー・カリスマ話が判る!」 「な……なぜこんなにも集まる────?」 「あの先生。弟子の俺がこう言うのもなんですけど、先生はもうちょっと自分の人気度を理解した方が良いんじゃないかと」 「い、いやだって、今からやるのは別に魔術の講義じゃないんだぞ!?しかも聖杯戦争は私が解体したからもう起こらないんだぞ?」 「いえ”ロードエルメロイ二世が何かの講義をする”ってだけで時計塔の生徒なら集まると思いますよ?講義内容以前の問題で。まず損はしないですし」 「なあフラット。もしかして私は────墓穴を掘ったか?」 「う~ん……墓穴掘っただけじゃなく墓石まで建てちゃったんじゃないですかね?現に今生徒間で凄い勢いで噂が伝播してますよ?」 「は、はは…………ファック!クソ、サーヴァントの講義を始めるぞ!やる気のある者は遠慮しないでいいから退室してくれ!」 「今回やるのは第二次皆鯖のシグルド フィン・マックール パリス ロスタム セミラミス アステリオス 壱与の七体だ。 これだけ居れば前回の講義を知らない者もいるだろうから簡潔に説明する。我々マスターがサーヴァントに求める三つの要素は───」 「サーヴァントの戦力、サーヴァントの扱い易さ、マスターの負担の少なさ、大きく分けてこの三つです!」 「………そ、その通りだフラット。おほん、今フラットが言った通り”正規のマスター”にとってはこの三点、特に戦力と扱い易さが最重要素だ」 「エルメロイ教授、質問があるのですがよろしくて?」「なんだ?」「正規のマスター、とはどういうことでしょうか?」 「簡単なことだ。”正しい手順で聖杯戦争に参戦した魔術師”が正規のマスターに分類されると言うだけだ。 稀にだが居るらしいからな。巻き込まれる形で聖杯戦争に参加するマスターや聖杯自身が数合わせで選ぶマスターやそもそも魔術師でないマスターなどがな。 そういうイレギュラーを不正規マスターに分類している。まあ要するに例外マスターたちの事だな。 私はその手の例外連中の事は除外しているのだ、そういう手合いは個別で講義した方が手っ取り早い」 「なるほど、わたくし達のような真っ当な魔術師にとっては魔術師モドキの事は関係ない、と言う事ですか」 「そういう事だ。では続ける。まずはセイバー、シグルドだ」 「お前たちも知っている者が多数いると思うが北欧神話最大の英雄なのだが……こいつは解説の必要性はあるのか?」 「「あるに決まってるじゃないですか!」」 「正直こいつは完璧過ぎてあまり分析する部分が無いんだが……まあご覧の通り最強のセイバークラスに相応しい能力値だ」 「うわマジ強ええ……」「俺、なんとなくプロフェッサー・カリスマの言いたい事が判った気がする……」 「まあ皆鯖シグルドにとって能力値などまだまだ序の口だな。それに実際問題として『実物』もこのくらいのステータスはあるだろう」 「そっか作中でのグラムの扱いや知名度、セイバー基本値を考えるとこのくらいはあってもおかしくは無いんだ」 「さてシグルドの中で一際存在感を放っているのがやはりこの二つの宝具だな。まずファフニール竜の流血で得た竜血鋼鱗からいくぞ」 「先生、何度見てもこれ鬼性能です!絶対最強ですって!ヒトラーやナポレオンなんて目じゃないですよ!」 「フラットお前この前は最強な皇帝に会いたいだのとか言ってなかったか?」 「いいえ時代はシグルドです!」 「…………まあ、着眼点自体は間違って無いか。能力値と宝具を見ての通り戦闘でシグルドに勝てる奴は殆ど存在しない。 何しろAランクの通常攻撃でもまともに損傷にならないからな。よってAランク攻撃+魔力放出スキルなどのプラスアルファが無いとダメージにならない。 おまけに何の冗談か解放能力まで備わっている。真名を解放した竜血鋼鱗の前では宝具・魔術・呪いなどの攻撃全てが無効化されてしまう」 「あのところでロードエルメロイⅡ教授、正直この魔術や呪いの無効化に意味あるんですか?」 「あまり無い。なにせ対魔力がAランクだ。宝具が無くても魔術、呪術がまともに通用するとは思えん」 「次に魔剣グラムだ。A++ランクと言う最高ランクに加えて余波による無差別攻撃まで付いている。ハハいやエクスカリバーよりも迷惑な魔剣があったものだ」 「あの~先生。真面目な話なんですけど、聖杯戦争でこのシグルドを召喚すれば勝てますか?」 「ん?……ああそうだな……、フラットの言う様に普通に勝てるだろうな」 「おいおいマジ必勝法来たよ!」「ええいシグルドだ!シグルドの聖遺物が無いかお爺様に聞くんだ!」「どうやったらシグルド召喚できますか!?」 「ええい静かにしろ!ステータス、宝具、クラススキルと攻守共に完璧。伝承の通り最強の幻想種たる竜すらも倒した経験値。正直負ける要素を探す方が難しいな」 「プロフェッサー、これぶっちゃけ勝てるサーヴァントって居るんですか?」 「勝てるサーヴァントか?超宝具持ちのギルガメッシュ、グラムと同等かそれ以上の破壊力があるであろうラストファンタズム持ちのアルトリア、ヘラクレス、 王の軍勢の数で攻められるイスカンダル、因果の逆転の槍クーフーリン、多様宝具持ちのエミヤ、あと相性の問題で宝具殺しのディルムッド、とまあ勝てそうなのはこの辺りか?」 「え、たったそれだけ?」 「太陽剣グラムは魔剣のカテゴリの頂点にあり、尚且つ本人は北欧神話最大の英雄。 この段階でほぼシグルドもヘラクレスやアーサーと同様に最強の一角の一人として君臨していると考えられる。 よって真っ向からシグルドを打倒したいのならシグルドと同格の英霊じゃないとまず無理だろうな」 「なるほど同格かぁ。だから対抗できる英霊がそんなに沢山はいないのね」 「さて、これだけ無敵臭がするシグルドだが必勝を期すならば戦闘力が低いマスターは戦場に一切出るな。それと背中の弱点の対策を必ずしておけ。 普通の頭が働くマスターならば確実にこの弱点は狙ってくる。特にハサンのようなアサシンには細心の注意を払うように」 「教授なんかその隠れてるだけって……聖杯戦争に参加してるっぽくないんですが……」 「確実に勝ちたいならば、の戦略だ。自信のある奴は別に戦場に出ても構わん。まあそうだな大抵の敵はグラム一つもあれば十分なんだが、 消耗の激しい竜血鋼鱗の真名の解放とグラムによる周辺の被害には十分に注意をしておけ。グラムはあまり場所を選ばないで使用すると確実に監督役に目を付けられるぞ? それから膨大な魔力消費の問題で二つの宝具の同時使用や連発は自殺行為だ、シグルドは勿論の事マスターまで魔力供給で巻き込まれかねんから絶対にするな。 最強の駒で自滅したなんて笑い話にもならんぞ?」 「さてと少しシグルドが長くなったが次はランサー、ディルムッドやクーフーリンと並ぶケルト神話の大英雄フィン・マックールに入る」 「へーいエルメロイ教授質問なんですけど、このフィンを召喚したら本当に爺さんが出てくるんですか?」 「………普通なら全盛期の姿で召喚される為そういう事は無いんだが、このフィンの場合は無いとは言い切れない……」 「うわぁ、俺爺が出てきても全く嬉しくねえ!」 「恐らくマスター次第だろう、若い姿で現れるか老人の姿で現れるかは。まあエーデルフェルトの者がマスターなら間違いなく両方が出てくる。 で能力値はと、ほぅ流石は魔術を扱うだけあって魔力ステが高いな。クラススキルの対魔力もCランクと十分に高い」 「先生ー!早く宝具行きましょう宝具!」 「では血統の青槍だが宝具系統は解放系で使用者を補助するタイプだな。精神干渉無効化。対魔力がAにアップ。全ステータスがアップか」 「なんか地味ですわね」 「地味さと使えなさを履き違えるな。元々フィンにド派手さは必要無い、素早く堅実且つ確実に敵対者を葬っていくのがランサーだ。 それにビルガを使用したフィンの能力値は大英雄の名に相応しいものだぞ?これならセイバークラスと張り合っても遜色無い」 「そうか、そう言われれば幸運以外は全てBランクを超えるですよね。確かにこれなら」 「さてフィン・マックールと言ったらやはり知恵の鮭より得た力だな。ふむ超回復に状況打破能力か。いやいやまさにランサーに相応しい堅実に勝ち進むサーヴァントだ。 宝具を使った高能力値による通常戦闘、魔術、回復能力、状況打破能力とフィンは実に幅広い戦略を可能とする。これこそがフィンの最大の武器だろうな」 「先生~フィンはキャスターみたいな絡め手も出来ますかね?」 「まあ可能だろうな。真っ向から勝負も出来るし裏からも手を回せる。戦力、扱い易さ、負担の少なさが揃っている良いサーヴァントだ」 「ということは?」 「後はフィンとマスターの相性と敵の火力の問題だな。聖杯戦争の組み合わせ次第ならば十分に勝てる筈だ」 「次はっと、アーチャーパリスですね先生」 「ついに出たか神話最大級のトラブルメイカー。経験から言わせて貰えばアーチャーと組んだマスターは多分足並み揃わず空中分解するぞ……」 「うわあ、プロフェッサーカリスマにしては珍しく初っ端から酷評だ…」 「能力値は弓兵クラスらしく宝具一辺倒だな。まあパリスの見所はステータスよりもスキルの方か。特に単独行動がAなのはご愁傷様としか言えん」 「先生、パリスは幸運系のスキル───というよりはなんか幸運系英雄って感じですよね?」 「ラック系英雄か、ふむフラット中々言い得て妙だな。パリスの性能はまさにそんな感じだ、幸運だけじゃなく不運も持ってくる辺りが特に」 「あのロード?神々の加護スキルの神霊レベルの支援とは?」 「神霊レベル……ま考えられそうなのは天変地異や天意辺りか?落雷、地震、津波、火山噴火や天啓、呪い、運命介入なんかも有りそうだな」 「天変地異ってうげ、なんちゅーデタラメなスキルだよパリスの癖に」 「さて宝具の一矢報いし天の光明だが、ふむ実にシンプルな弱点追尾の宝具、まさに必殺の矢だな」 「そういえばこの宝具ってシグルドの天敵になりませんか先生?」 「んー、いやどうだろうな。どこぞの騎士王が投影螺旋剣の真名解放や宝具の弾丸を素で叩き落としてたりしてるからな。 解放したアポロンの矢は見た感じだと炎や熱線のような無形とは違う形を持った固形の宝具の様だから大英雄クラスなら打ち落とすのは可能か?」 「フルンディングやゲイボルクと違って弾かれた後の再追尾機能もないですしね」 「ではロードやはり作戦を練る等して機を窺わないと難しいですか?」 「格上相手だと真正面からでは成功率はかなり低いな。下手をすれば宝具戦にもならずにパリスが敵に殺られる可能性がある。と言うよりパリスを真正面から戦わせるな」 「あ、やっぱり?」「アーチャーだしな」「つかパリスだもんな」「まパリスだし」「ファッキューパリス!」 「総評だが戦力的にはイマイチ、扱い易さと負担は……神々の加護といいパリスの性格といい少々不確定要素が多いか。だが女のマスターは悪い事は言わない選ぶな」 「えー。ライダー、ロスタムに入るぞ」 「先生!俺この英雄知りません!」「俺もこいつ知らないっス」「教授はご存知なのですか?」 「いや知らん。………お前らなんだその目は?当たり前だろう中東だぞ中東?そもそも西洋とは魔術基盤が違うんだ、むしろやたら詳しい方が変だ」 「まあ中東の民族叙事詩ですもんね。ギリシャ神話やケルト神話ほど有名じゃなくて当然ですよ。所詮はマイナーですマイナー」 「さて、そのマイナー英雄だが。断じて所詮マイナーとは侮れない能力だぞ?日本での知名度を考えると出力が若干落ちるかもしれんがそれでも十分な能力だ」 「おいおい筋力と耐久がAいっちゃってるよ……うわぁおまけにスキルが戦闘続行Aと勇猛Aかい!」 「うむ良い所に目を付けた。このライダーだが宝具も見ての通り真っ向勝負のライダーだ。イスカンダルやメデューサとは若干タイプが違う」 「先生、征服王やメデューサと若干違う、って何がですか?」 「ん?ああ、あの二人も真っ向勝負のライダーではあるが何気に裏からも手を回したり出来たからな。あの馬鹿王は戦略で電柱女は高等魔術でと言った具合にな。 それに対してロスタムはステータス、スキル、宝具能力的にも真正面から敵と戦って討ち破っていく、むしろセイバーランサーに性質が近い。 こいつは宝具が少し変わっていて条件付き能力上昇の宝具を持っている。勝てば勝つほど戦力を恒久的に上昇させ有利になれる。よってマスターはガンガン勝ちに行くべきだな」 「それはつまり、小細工無用と?」 「そういうことだ。多分ケイネス師やトオサカやマクレミッツのような強力な戦闘手段を持っているマスターとは噛み合う筈だぞ」 「トオサカ……ゲ!おいトオサカとエーデルフェルトは此処には居ないよな!?」「あワタシなんか帰りたくなって来た……」 「ええい静かにしろ!あの二人はこの間やらかした件の責任を取っている最中だ。話を戻すが竜馬との絆は解放系では無さそうだな」 「ロード教授ーそれって強くないって事ですかー?」 「いや竜種と張れる竜馬の潜在能力的に多分騎英の手綱前のメデューサの天馬や神威の車輪の神牛みたいなのが出て来る筈だ」 「……………弱いとか言ってすいませんでした」 「解放系の能力が無い分マスターの負担は悪く無さそうだな。属性も秩序・善ならまあさほど致命的な事態にはならないだろう」 「はいロードエルメロイ、属性ってなんか関係あるんですか?」 「確証の無い私的な意見で悪いが、方針が秩序のサーヴァントはマスターへの裏切りが殆ど無い忠実な者であるケースが多い。 アルトリア、クーフーリン、ディルムッド、ハサンなどな。逆に裏切ったのは中立のメディアにエミヤに混沌の英雄王、メデューサやジルも相性が悪ければ危険だな」 「先生メデューサってそんなに危険ですかね?」 「相性の良いマスターとなら文句無しに上手く行くだろうが彼女が気に入らないマスターとならどうなるか判らん。少なくとも誰とでもやっていける奴では無い」 「ではロスタムのまとめに入る。共にゴリ押し出来る攻撃特化のマスターか、サポートに優れた補助特化のマスターが選ぶと良いだろう」 「アサシンのセミラミスか」 「いや~毒婦が来ましたねえ。ところでエルメロイ教授はどのような女性がお好みなのですか?」 「………何故一斉に私に注目するんだ……特に女生徒諸君!」 「そりゃだって先生は時計塔で抱かれたい男№1の称号を持ってますし」 「ファック、下らない事を言ってないでさっさと終わらせて帰らせてくれ。でこのセミラミスだが……ハサンと違い本職では無いな。 攻撃力的にも真っ向からの暗殺はまず無理か。そしてスキルは神託に一流の魅了か。ふむディルムッドの魔貌と同種の呪いだな」 「先生!ズバリこのアサシンどう使えば良いんですか!俺じゃ全く運営方法が思いつきません!」 「セミラミスは謀略型の暗殺者だ。その性質はキャスター寄り、となればどうすればいいか。フラット答えてみろ」 「え、え~と、うと、権謀術数による、絡め手……とか、ですか?あ、いややっぱり違いますね」 「いや正解だ。セミラミスは絡め手で攻めるのが一番威力を発揮出来る筈だ。むしろ戦闘技術には期待しない位の方がいいだろう」 「しかしロード権謀術数と言ってもキャスターでも無い彼女で何をすればいいんでしょうか?」 「そうだな。とりあえずだが宝具の性能とスキルを有効活用するなら敵マスターの陥落だな。上手くやれば令呪なりで敵サーヴァントも奪える可能性もある」 「「「おおおおーーっ」」」 「だがまあ、そこまでの状況を整える方が大変だ。特にマスターはアサシンの傀儡にされる可能性が非常に高いから注意しろ」 「オ、オレこのアサシンを選ぼうかなぁ?」 「悪いことは言わんから止めておけ。燃費は良さそうだが耐魔能力がよほど高いマスターでないと手駒にするには少々リスクが高いサーヴァントだぞ」 「次はアステリオス、バーサーカーなわけ───」 「先生!ミノタウロスって最強臭くないですか!怪物ですよ怪物!」 「はぁ……フラットまたそれか?」 「うっ、で、ですけど能力値とか凄くないですか?」「あの教授、お言葉ですがフラットの言い分も一理あるかと…」 「一理も二里も無い。運悪くアステリオスを召喚したマスターはご愁傷様。自ら選んだ馬鹿者もご愁傷様、結果は同じだな」 「うう、先生酷い……orz」「ところでロード、こいつはそもそも英霊なんスか?」 「かなり微妙なところだがまあ昔の第四次以前の聖杯戦争ならともかく現在の聖杯戦争なら絶対に有り得ないとは言い切れん」 「まあこういうキワモノは何か怪物のサーヴァントみたいな専用のエクストラクラス辺りで出てきそうな感じですよねー」 「しかし、狂化がAランクなぞもはや冗談としか思えんな。こんなもの一流のマスターでも無い限り制御出来るわけが無いぞ…」 「プロフェッサー質問です。ワタシがこのサーヴァントと契約するとどの程度いけますか?」 「ふ、む………君の魔力量だと……良く持って一週間、まともに戦闘したら三日程度で魔力を枯渇されて死ぬだろうな」 「み、三日……?あの勝てるとか良い所まで行けるとかそういうのも無しですか?」 「あのな、そもそもこいつは理性が完全に無くなっているためマスターを認識しているのかさえ怪しいものだぞ? それに過剰の強化はその分キッチリとマスターの負担に直結する。この世は等価交換だ、君の魔力ではどう考えても持たない」 「さて話を戻すぞ。スキルは流石は怪物と言ったところで自己改造に怪力と怪物属性スキルがてんこ盛りだ」 「あのこのスキルって良くないんですか?」 「いや良いか悪いかで言えば十分使えるスキルだが長い目で見ると諸刃の剣だ。この手のスキルは使えば使うほど怪物化が進むからな、つまり…」 「えと。マスターがアステリオスに殺される危険性なども出てくる?」 「ああ。特に宝具が一定条件下で自動発動するバーサーカーのマスターにとって非常に危険なものだ。 本来なら弱まった魔力の回復の為の宝具なのだろうが……どう考えても消耗の激しい狂戦士クラス向きの宝具では無い。 最悪、生贄による魔力回復と消費する魔力が拮抗してマスターの苦しみに見合わない回復量になる可能性が否定できないのが怖ろしいな」 「骨折り損のくたびれ儲け、ですか」 「ああ戦力的には良いのだがマスターの持久性に難有りのとにかく危険極まりないサーヴァントだ。これなら安全弁のあるスキュラの方がまだ安全だな」 「そして最後にキャスター壱与だ」 「あー、あー、あーなんて言うか、あー……か、可愛いサーヴァントですね!」 「フラット、下手な慰めは本人だけでなく時に周りをも苦しめるんだ」 「酷い先生!いくらなんでもこのキャスターは全く使えないドハズレサーヴァントだなんて言い過ぎじゃないですか!」 「誰もそこまでは言って無いだろう!!」「でも似たようなことは考えてらっしゃるんですわよね?」 「……まあ確かに私だったらこのキャスターは選ばないだろうな。なにせ勝ち目が薄いどころかマスターの生存率も高くない」 「えと先生、具体的に彼女のどこが良くないんでしょうか?」 「フラット、お前この壱与にまともな戦闘経験があると思うか?」「あー、えー、あー、んー……?」 「つまりそこが最大の弱点だ。敵が戦闘経験超豊富な勇者英傑豪傑軍師揃いの聖杯戦争の中でこれではあまりに心許無い」 「そ、そこはその、マスターがフォローしてあげれば……なんとか?」 「馬鹿を言うな。英雄とも呼ばれる連中の経験値に我々のような人間程度が太刀打ち出来るわけが無いだろう。 まあ確かに彼女は偶像として祭り上げられた言わば傀儡少女だ。マスターにとって扱い易さはピカイチではあるだろうが……」 「キャスターの経験値不足をカバーして戦い抜ける程のマスターはそうは居ない、と?」 「うん。そこまで戦闘特化な者は封印指定執行者や聖堂教会の代行者や埋葬機関員くらいしか思いつかん」 「それともう一つ難点を挙げるならば、壱与の魔術である鬼道の使い勝手が不確かのなのも少し問題だな」 「不確か?いやそれよりこの鬼道ってなんです?」 「恐らく我々とは基盤が別のニホンの魔術なのだろう。系統的には祈祷の類か?まあともかくだ。 この鬼道は非戦闘時には色々と便利なのだが、戦闘時に依頼拒否で魔術が発動しない可能性もあるのが少し悩みどころだな」 「ああ、だから不確かと。普通の魔術なら攻撃魔術を使えば魔力が足りる限り発動はできますからね」 「宝具自体は攻防一体の宝具で悪くないんだが、やはり相性的な面を考慮しても不利なのは変わらないな」 「さて以上で個々の解説は終了だ。今から総評に入る。第二次皆鯖の有力なサーヴァントはシグルド、フィン、ロスタムの三名だ」 「セイバー、ランサー、ライダーかあ。前回の一次皆鯖の講義もセイバーランサーが優秀と判を押して貰えてたし流石は三大騎士クラス」 「やはりこの中ではシグルドが群を抜いているな。普通にやればこいつが勝つだろう。ではフラットこの三名の注意点を挙げてみろ」 「えー、シグルドは物語での絡ませ難さ、フィンは外道爺さん時の性格、ロスタムはマイナーゆえの存在感の薄さ、です!」 「はい良く出来たな。出口はあっちだぞフラット?」 「自信あったのに………orz」「なまじ間違ってない分なんとも言えないわね……」 「ふぅ。シグルドの宝具はどちらも魔力消費の激しい。いくら最強と言えど連戦や宝具使用での魔力不足にはマスター共々十分注意しておけ」 「シグルドは魔力不足による自滅に注意、とメモメモ」 「次にフィンは対軍対城宝具との打ち合いには向いてないからそこに注意しろ。 対人宝具の規模ならば親指での状況打破能力で対応も出来るだろうが広範囲攻撃になるともう状況打破云々の場合ではないからな」 「フィンは対軍対城宝具で消し飛ばされる前に片を付けるべしっと」 「そしてロスタムはセイバーランサーに性質が近い分、キャスターなどの権謀術数には注意しておけ。対魔力が高くない分付け込まれるならまずここだ」 「ロスタムは絡め手に注意しましょう、まるっと。ところでロード?五次や四次聖杯戦争のサーヴァントの解説は?」 「物自体は出来ているんだが数が居る分長くなってな。その内どこかでひっそりと補習でもやるから物好きだけ受けに来い。ではこれで二時限目を終了する」 「「「「ありがとうございました教授」」」」 「次からは二度と私のところに来るなよお前たち!それではな」 ────後日。 「ところでフラット、シグルドの竜血鋼鱗の解放はAランクより上の宝具とやり合った場合どうなるんだろうな?」 「え?」 「いや、二時限目の講義の最中からずっと思っていたんだが説明内容とランクが全く噛み合って無いからな。 宝具の説明内容を取るのかパラメータールールを取るのかで悩んだんだ。 説明内容を重視するならランクはA+なりA++の方が矛盾が少なくて済むなっとな。まあ大した話じゃない」 「まあそんな事より先生とりあえずお疲れ様です!次はいつ第三次皆鯖の講義やるんですか?」 「ロード、次はいつです?」「教授ワタクシにも!」「プロフェッサー次はー?」 「………ファック!私の平穏を返せフラーーット!!」 ~Fin~
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使用可能サーヴァント一覧 【セイバー】 アルトリア(青、黒、白) ガウェイン ネロ・クラウディウス ジャンヌ・ダルク 【アーチャー】 エミヤ ロビンフッド ギルガメッシュ アタランテ ダビデ 【ランサー】 クーフーリン クーフーリン ヴラド(エクストラ) 武蔵坊弁慶 【ライダー】 メデューサ イスカンダル フランシス・ドレイク ゲオルギウス 【キャスター】 メディア 玉藻の前 ジル・ド・レィ シェイクスピア 【アサシン】 ハサン(4次、5次) 佐々木小次郎 李書文 ジャック・ザ・リッパー 【バーサーカー】 ヘラクレス ランスロット 呂布 フランケンシュタイン スパルタクス 坂田金時 特例 【アルターエゴ】 メルトリリス